仮面ライダーW 第21話「還ってきたT/女には向かないメロディ」:感想

2014年10月15日

【ストーリー】

■テーマ性重視
・今回は種明かしも前編のうちにやっているので、ストーリー面は特に言うことがありません。
本番は次回の後編からです。2話完結の前後編としてはかなり割り切った構成ですね。エンタメ成分や1話の満足度は度外視したテーマ性重視の作風と言えそうです。本来であればあまり良くないことですが、今回は坂本監督だったことが功を奏したように思えます。

■たまには役に立つ
・今回は坂本監督が良い方向に作用していたと思います。
いつもは翔太郎たちが生身で動く部分も、なんだかんだで会話だけで終わることが多いのですが今回は犯人の追跡劇など変身しないで動き回るシーンが多くて探偵/刑事ものっぽい絵面になっていました。この辺りは坂本監督の長所を活かせていたように思えました。こういう場面とは相性が良いんですね。
女優さんひいきや生身病も影を潜めていてまとも回でした。いつもこうだったらいいんですけどね。


次回は本編と呼ぶべき後編です。


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