『超宇宙刑事 ギャバン インフィニティ』 第2話「二つの刃」:感想

2026年2月22日

意味はわかるんだけど面白くはない

・ブシドーのキャラ説明をしつつインフィニティのキャラ立てもする、1話同様に慌ただしい内容でした。
作品全体のペースの都合でそうする必要があるんでしょうけど、全体としては散漫な印象になっている感じが否めません。
個人的なキャラの印象としてはブシドーもインフィニティも「なんか大変だったみたいだけど今は前向きに生きてるみたいですね」くらいの印象にしかなってません。
こんなゲストみたいな印象は主役には求めてないですね…

・後半の見せ場だったであろう
「俺は俺のためにやってんだ!」
「全次元の宇宙が俺の管轄だ」
も心当たりがまだ少なすぎて他人事にしか感じられませんでした。
展開や台詞自体は良いと思います。でもそれは視聴者の方から「主人公ってこんなにがんばってて辛くならないのかな?」「なんでこんなに1人で抱え込むんだろう?」みたいな気持ちが芽生えてからやらないとカタルシスは得られないことだと思います。
1話からそうなんですが「なんでこんなに話を急いでるんだろうなぁ?」と、作品の内容よりもスタッフの焦りの方ばかりが目に入ってくる印象が強いです。
この作品って実は1クールで終わりだったりするんですか?

・話の都合で兄が放置され、悪役もブシドー狙いに切り替わってることには普通に戸惑いました。
兄の口封じ狙いで移送中を襲ったんじゃありませんでしたっけ? 兄はもう殺されちゃったのかな…?とか思ってたら普通に生きてて普通に意味がわからなくて困惑しました。


悪役の方が楽しめた

・今回の悪役の麿さんは行動も性格もわかりやすくて見やすかったです。
普通に演技力があって顔出しアクションに見応えがありましたし、時代劇の悪徳商人みたいな話し方の割には武闘派でイケイケなところも意外性があって面白かったです。
何より「酔狂が過ぎる…!」とか「よその宇宙まで命を捨てに来たかぁ!」とか、一方的に救われるだけで主人公に理解を示してくれないゲストの兄妹やブシドーよりもよっぽどインフィニティに理解を示してくれているように見えて、コテコテの悪役なのに良い人そうな印象すら抱いてしまいました。
プロレスが上手すぎるのも困ったものですね。


前後編みたいな作り

・前回の段階ではゲストの兄のことがよくわからない終わってしまったなぁ、という印象でしたが、今回いくらか説明がありました。
どうも今回は後編にあたるような分割構成だったようです。

・ただ明かされた真相がしょぼくて戸惑いました。
「ニュースを見て、世界中の首相にメールを送っていた」って、ネットクレーマーみたいな人だったんですね…
個人的には「人々を助けたいと思い、慈善活動や福祉活動に携わってきたが自分の力の限界を知り、援助を求めた行政や政府の冷たい仕打ちに怒りを抱いた結果、今すぐ困っている人を救わなければ!という思いがエスカレートしてテロリストのようになった」
みたいな背景なのかなとか考えていたんですが。
結局、私はゲストの兄の方に共感できませんでした。感情を前面に出すストーリーで共感できないのはマズイ気がするんですけどねぇ。


コスモギャバリオン・強襲フォーム

・2話の印象としては「ゴーバスターズで見たやつ」という印象でしかありませんでした。
ゴツゴツしてて動きも良くないし、玩具が銃とか兼用したせいで無駄に見えるパーツも多いので見栄えは普通に良くないと思いました。
敵の警備がガバガバ過ぎるせいで、ギャバリオンの強さよりも敵が弱いだけに見えてしまったこともマイナスでした。

・セットは立体感やジオラマ感が感じられるわけでもなく、特に見応えが感じられませんでした。
ああいうのをやるなら画面の手前に造形物を挟んでロボの巨大感や疾走感を出したりした方が良いと思います。
その辺の分野になるとウルトラマンに見劣りすると言わざるを得ません。

・魔空空間もしょぼいと思いました。
敵は全然パワーアップしてなくて、敵の戦艦だけが問題のように見えて、「敵の本拠地」であって魔空空間って感じはしなかったです。
原典通りの怪人パワーアップ空間にして、第二ラウンド開始の合図にする方がよっぽど良い使い方じゃないかと思いました。


ギャバン・ブシドー

・二刀流が特徴のようです。
ただ、2本同時に振るせいであまり2本有る意味が感じられませんでした。
それならインフィニティの銃と剣の二刀流の方がアクション映えしていいと思います。


OPじゃなくてED?

・あれ、OPは今回も無いんだ…と思ってたらEDはありました。
今回だけOPを最後に流す演出なのだろうかとも考えましたが、ダンスが始まってEDっぽいなと考えを改めました。
ゴジュウジャーがOPで踊っていたので、あれでOP扱いなのかもしれませんが。
OP無しでEDだけだとすると、最近の戦隊とは逆なんですかね。

・ダンスは興味も知識もないので特に語ることはないのですが、ブシドーの司令官が異様に目立っているように感じました。
たぶん左側の男性組のダンスがいまいちだから相対的に目立っているんでしょうね。


次回は3人目のギャバンが登場するようです。
今のところ多次元移動できるのはインフィニティのみみたいなんですが、次回のブシドーなど余ったギャバンはどういう扱いになるんでしょうね?
予告には麿を取調べしているシーンが映っていましたが、ああいう捜査など断片的な登場で次の出番への前フリをするだけなんでしょうか?
基本的にはインフィニティだけが主役で、他のギャバンは「使ったり使わなかったりするフォームチェンジ」程度の存在でしかないから毎回出さなくていいって方針なんですかね?






コメント

2 件のコメント :

  1. あまりのれない人がいるのも理解できる作品だけど、多分好きな人はめっちゃ好きな作品だと思う。そう考えればプロジェクトレッドの最初としては良いのではとも思う

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    1. 「人を選ぶ」は大衆受けを狙う必要がある商業作品では褒め言葉ではなく、けなしていることになると私は思います。

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