烈車戦隊トッキュウジャー 第32話『決意』:感想

2014年10月12日


【ストーリー】

■変身となりきり
・子供が背伸びして、大人に変身しようとしてなりきっているうちに少しずつ変わり、徐々に子供は大人になっていく。子供向けの色合いが強い戦隊での変身の落とし所としては良いやり方だと思います。できれば同じく主要なギミックである「乗り換え」にも居場所をあげてほしいです。

・理解はできたと思うのですが、気持ち的にはついていけないところがありました。
「トッキュウジャーを止める選択肢もある」という前提条件に説得力を感じなかったからです。
状況から判断する限りでは「トッキュウジャー」はライトたちが第一号のようでした。今のところ新生トッキュウジャーの候補さえいません。敵の脅威も身に染みています。
この状況で、止めても誰かが代わりにやってくれるから大丈夫、なんて言われても信じられないでしょう。おまけに改善案が提示されていないので、たとえ代わりが見つかってもその子供たちが犠牲になるだけです。5人に止める選択肢があるとはとうてい思えませんでした。
シンケンレッドの交代劇のように説得力がほしかったです。


【アクション】

■謎空間でのアクション
・今回は6人での連携攻撃やハイパーレッシャテイオーの謎空間でのアクションが面白かったです。見た目が派手だし、謎空間のおかげで一方的な攻撃にも妙な説得力を感じました。
それと6号が連結バズーカに参加していて安心しました。バズーカに烈車を装填してるときにはまたハブられるんじゃないかとひやひやしてました。

■水辺でのアクション
・今回もう一つ良かったのが1号と6号の水辺でのアクション。
撥ねる水しぶきが躍動的でかっこよかったです。記憶にある限りでは水の上でのアクションはゴーバスターズ以来です。かっこいいのでもっと使ってほしい演出です。。

■ハイパーレッシャテイオー
・変形というか起き上がって頭に列車を乗せただけですね。
思い切ったデザインでかえって清々しい感じがします。動きも予想どおりですが見た目はかっこいいので悪くないと思います。足の重量感は思っていた以上でした。歩けるのが不思議なくらいに重そうでした。もしも4機合体があったら完全に置物になりそうな予感がします。


次回は一段落しての幕間回のようです。脚本は大和屋さんじゃないので一安心です。
戦隊恒例の役者さんの特技を活かした回で、ヒカリ役の役者さんの特技、空手にスポットをあてた内容のようです。ヒカリ役の流星さんは中学生の頃に空手の世界大会で優勝した経験があるそうです。今回の飛び蹴りもさまになっていました。どんなアクションが見られるのかちょっと楽しみです。



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