仮面ライダーW 第19話「Iが止まらない / 奴の名はアクセル」:感想
【ストーリー】
・鎧のようなデザインでどことなくメタルヒーローっぽい感じがするライダーです。
この回はアクセルのお披露目で全体的に派手にしてあるところが良いと思いました。
真っ先に脚本でヒートとの差別化を図る点がさすがですね。色も被ってるし能力も微妙に被っていますから、ここは避けては通れません。
敵も不利と悟ったらアイススケートの要領で逃走を図ったり、一筋縄ではいかない強敵で、あまりWを弱く見せずに見せ場を譲るにはちょうどいい相手にしてあります。
遊園地の設備を活かした追跡劇も見応えがあって、華々しいデビューでした。
・個人的には即断即決なところが印象的に残りました。
照井と翔太郎の性格の差もありますが、Wだと「ヒートを使おう」とか一言、クッションがあるので淡々とメモリや技を使うことが新鮮に見えます。
■照井竜
・ハードボイルドな雰囲気が特徴的です。
この雰囲気のおかげで、もう一人の仮面ライダーと言われてもすんなり馴染めました。
普通に有能で論理的に動くので、「俺に質問するな」と言われるまでもなく説明不要で便利な設定だと思います。
■ちょっとくどい
・今回もフィリップの検索ネタがありました。
定期的に入れてくるので、おさらいのつもりなのかもしれないけどちょっとくどく感じます。
この辺りは三条さんも手探りな感じだったのでしょうかね。
確かそろそろこのネタは終わるはずなのでもう少しの我慢だと思います。
【アクション】
・アクセルのキック技・アクセルグランツァー、背中を向けて振り向きざまの横薙ぎの回し蹴りと蹴りをなぞるタイヤ痕がかっこいいです!
ライダーシリーズで数あるキック技の中でもかなりかっこいいと思う技なのですが、実は劇中で3回くらいしか使われない不遇な技なのです。
おのれエンジンブレード(別売り)!!
「アクセルグランツァーかっこいい!」と思った方は一番映りの良いこの回を何度か見直して、目に焼き付けておくことをオススメします。
次回はドーパントの正体、そして照井の正体に迫る後編です。
園咲家も気にする第三勢力、Wのメモリ、照井に協力する謎の女・シュラウド、風都と翔太郎に絞っていた一部からだいぶ広がりが感じられる展開になってきて先が楽しみになってきますね。
しかもアクセルグランツァーによるキル数は少ない!
返信削除エンジンブレードやトライアルに出番を奪われるのも仕方ないのかもしれませんが・・・
全然倒した記憶がないな…と思って検索してみたら、「メモリブレイク数:0」とか書いてあるのを見つけてしまいました。そこまで酷かったんでしたっけ。かっこよさに全振りしてしまったのでしょうかね。
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