【ストーリー】

■こんな人とは友達になりたくない
・今回のタケルを見て、友達になりたいと思えた人は一人でもいたのでしょうか?
私は絶対嫌ですね。「絵を描くのを止めて、俺と話をしよう」と人で好きでやってることを否定して自分の都合を押し付けたり、「別の人(アラン)と友達になりたいから、そのためにまずお前と友達になる」なんてふざけたことを言われたりしたら、「そんなの友達じゃない!」とつっぱねます。アランの言う友達以上にタケルの言う友達の定義のほうが私には不思議でなりません。

・そのせいで今回のカノンの行動が至ってまともに見えました。
そりゃあんな相手に頼ろうとは思いませんよね。実際、タケルはマコト探しをしていたはずなのに眼魔を見つけるや否や、マコトの話もせずにアランを排除しようとしました。どう見ても探す気ゼロですね。完全に自分の都合を優先しています。友達のはずのマコトを放置して他の相手と友達になることを優先するのですから眼魔やアランが友達になったらどんな扱いを受けるのかも明らかです。こんな人とは絶対に友達になりたくないです。

■調和を乱す存在
・またまたタケルの話なのですが、現状のタケルの立ち位置が非常に不可解です。
最近の流れは、「アカリと御成が対立しつつも互いに認め合う」、「相容れない存在を否定して調和を保とうとする眼魔界に対する否定的なムード」と相互理解の方向性を向いているように見えます。しかし肝心の主人公であるはずのタケルがそれに否定的なように見えます。これが実に不思議です。相手を否定して自分の考えを押し付ける、自分の都合を最優先して他人の都合を無視する、気に入らない相手は実力行使で排除、と今の流れに反発する先頭に立っています。普通はこういう立ち位置は敵が立つものなのですが、主人公が率先して行うというのはどういうことなのでしょうか…? いったい誰が主役で、何の話をしているのかますますわからなくなってきます。

■ゆるふわ弁慶
・何を言うのかと思ったら「自分の信念を貫くことは重要。でも他人の意見も聞こうな」って一般論でひっくり返りました。いったいどこが弁慶っぽかったのでしょう?
弁慶といえば主人である義経とは最初は敵同士でした。現状の流れから考えてそこを踏まえた話になるのかと思っていたら全く関係ありませんでした。脚本を書いた段階でどのアイコンの販促をするか決まってなかったから、こんな誰が言ってもいいような内容にしたのでしょうか?
まるでタケルみたいなふわふわした物言いでしたが、本当に偉人の魂って存在するのでしょうか。存在が怪しく思えてきました。


【アクション】

■分割変身
・全体としてはいつもどおりでしたが、ゴーストとネクロムの分割変身はわりと良かったです。
ゴーストもネクロムもどちらも変身シークエンスの動きが少なく見栄えがききません。しかし今回は分割して割り振ることでテンポがちょうど良くなっていました。そこだけは良かったと思います。

・その一方、サンゾウの必殺技は斜め下でした。
ただ逃げるために必殺技を使うなんて前代未聞です。目眩ましや足止めに使われることはあってもただの移動用ってそんなアホな… これじゃサンゾウに変身する度に「逃げる気なんだ」と思ってしまいます。逃げ腰フォームなんてかっこ悪いにもほどがあります。


次回は後編です。
マコトが正気に戻りそうな雰囲気でしたが今戻ってきても空気のままなので、もうしばらく敵に回っていたほうがマコトのためだと思います。