『仮面ライダーガヴ』 第27話「酸いも甘いも焦がす程」:感想

2025年3月23日

■販促ノルマとストーリーのバランスが取れてない気がする
・今回は酸賀のこれまでの活動と今現在の成果である仮面ライダーベイクに、絆斗のことやショウマの体調にビターガヴのことも収束させているので、お話としてはまとまってはいると思います。

・問題はそもそもが寄り道気味なことだと思います。
ビターガヴなど一連の騒動が、酸賀と絆斗によって引き起こされたことであり、本来の目標であるストマック社打倒や誘拐阻止には関係ないことです。
「酸賀はニエルブの手下だから間接的にストマック社を止めることになる」とかそういう流れもないのでどうしてもメインストーリーが止まっちゃうんですよね。
たぶんショウマの体調不良は「いや、このままストマック社打倒に動いても、今のショウマじゃ勝てないから」という話で、絆斗のために動く必要性付けでもあるんだと思いますが、結局「絆斗の器が小さくなければ仲違い自体が起きてないんだよなぁ…」という話になってしまい、納得はし難いと思います。

・せめてもっと話数は短縮してテンポ良く進んでほしかったのですが、販促ノルマから考えるとそれも難しいんですよね…
今回がベイク初登場で、次回はヴァレンの新フォームで逆転でしょうから販促の都合との兼ね合いで1つの話で同時に済ませるわけにはいかないんですよね。
その前にもビターガヴにブリザードソルベ、チョコルドの販促、初登場意外にヴラムの販促期間もありました。1つの販促に1話あてるだけでも6話かかります。20話でグロッタと戦い、21話でビターガヴ初登場したのでここまでのビターガヴ編は7話、次回で終われば8話ですから1回の販促を1体に絞ると全体の構成は削れる余地があまり見当たりません。

・ただ、販促の都合はわかるんですけど、メタ的な理由がそのまま話が滞る理由になっちゃってるのは良くないことだと思います。
そういうノルマの取り込み方は香村さんはまだまだですね。予定されてるノルマなら、都合に合わせたぴったり来るお話を作れるようになってほしいです。
販促の都合上、短縮するのは困難なのでむしろ「1クールかけるだけの価値がある大きな流れを作り、そこに販促ノルマを散りばめる」みたいにスケールを広げつつお話に組み込む方向性の方が順当じゃないかと思います。
たとえば「ビターガヴはニエルブやストマック社にも襲いかかり、闇菓子作りに支障をきたしている」なんて話も入れれば、ショウマたちがストマック社まで手が回らなくても誘拐が起きない理由になるし、酸賀の言っている「(ストマック社の打倒という)利害は一致してる」にも研究過程やビターガヴ被害を無視する限りにおいては説得力が生まれたと思います。

■酸賀
・絆斗の師匠殺害も酸賀が間接的に関わっていたことが明らかになりました。
師匠は政治家の取材がどうとか言っているところで襲われたので「人間世界にも闇菓子を売ったり、誘拐を認めさせるためにストマック社による人間世界の政治家の買収が進んでいるのか?」なんて疑っていましたが違ったようです。
真相は酸賀が絆斗に候補者として目をつけ、改造手術を受けるよう仕向けるための手段として師匠を殺させただけだったようです。

・個人的には酸賀がそこまで手間をかけるとは思っていませんでした。
思ってたよりマメだったようです。まぁ20年以上も研究を続けていて犠牲者が8人以上という話だったので、それくらいの手間暇はやってもおかしくないのかもしれません。

・冒頭でビターガヴを目撃した絆斗が去った後の「今更怖気づいちゃって…」という台詞からすると、酸賀はこれまでの軽薄な態度とは裏腹にそこまでの悪人でもなさそうです。
言っている表情は暗く深刻そうでした。本当に楽しんでいるサイコパスであるならば、絆斗が去ったことが本当に意外だったような顔をしたり、「絆斗くんの覚悟はその程度か~まぁ仕方ないね」みたいなお気楽な顔をする気がします。
暗く深刻そうな顔をするのは、グラニュートの存在を認識したことで恐怖に怯え、恐怖ゆえに戦う力を求め、犠牲を出したことにも罪悪感があるから余計に「ここで止めたら今までの犠牲が無駄になる!」と更なる強硬手段に及ぶ悪循環に入っている、そういうタイプの人がする表情のように見えました。

■仮面ライダーベイク
・ベイクだけに電熱線で焼かれてました。ゴチゾウがチョコクッキーで、チョコも混ざっているのでヴァレンより格上感がありました。
デザインのシルエット自体はビターガヴと似たような印象に見えました。全体的なトゲトゲ感が似ているように感じます。

・強そうに活躍はさせていましたけど基本的には普通の銃ライダーだから特色づけは難しいですね。
強さやふざけてる感じ以上の決定的な違いは表現しづらいです。ガヴの場合、ヴァレン自体が銃メインのフォームがいくつもあり、ガヴのチョコ銃もあり、ヴラムも銃じゃないけど射撃武器で射撃系がたくさん出てますからね。
ベイクらしさを感じたのは擬音をぶつけて砕けた破片が爆発したところでした。あそこはクッキーであり、”焼いてある”という感じがしてヴァレンなどには似合わないベイクならではの演出だと思いました。


次回はヴラムのベルトを元にデンテが絆斗用の新ベルトを開発して酸賀と戦うみたいです。
ベイクを倒したらベイクの銃はどうするんでしょうね? 誰も使わないと販促にならないのですが今潔癖的な絆斗が使うかは怪しいと思います。ニエルブの手に渡るのか、覚悟が決まった後に絆斗が使うのか。どうなるんでしょうね?
お話としてまとまるかどうかは絆斗次第だと思います。「結局、絆斗がグダグダ言ってたことが事態がこじれた原因だったな…」で終わっちゃうと不毛感が強く、かけた時間に対して割りに合わない印象になりそうです。酸賀自体はラキアがニエルブとの関連を知っていたので情報共有するだけで対処できちゃいますからね。






コメント

18 件のコメント :

  1. 販促とのバランス取りで苦労してる感じがわかるけど、お話の内容面で議論できるレベルにいる時点で、ゴジュウジャーとの差があまりにも大きく感じる。

    返信削除
    返信
    1. ストーリーの質の差は大きいと思います。
      より高みを目指す上で課題になる事とそれ以前の水準で何が課題となるかは別物ですからね。

      削除
  2. メインストーリーが止まってる、というのはどうなんでしょう。
    今回の件がストマック社との戦いに、影響をもたらす可能性は普通にありますし。
    仮にストマック社の大勢にあまり影響がなかったとして、
    主人公たちの心情や人物関係にはもう大きな変化がもたらされています。
    そういった、一見関係なさそうでも後々効いてくる要素がある以上、
    あんまり本筋から逸れてる、と言うのもどうかなと思います。

    例えば、仮面ライダーWの中ボスの井坂は、
    主人公ではなく2号ライダーの照井との因縁があり、
    敵組織の園崎家と親しくしても外部のキャラです。
    だからと言って、彼との戦いが本筋において無意味ということはないでしょう。

    また、本筋とは何か?という捉え方の問題もあります。
    確かにストマック社を潰す、とも言えますが、
    人類をグラニュートから守るための戦いという言い方もできます。
    そうなると、人造グラニュートに人を襲わせている酸賀は、
    見過ごしていいような存在ではなく、彼との戦いが本筋に沿っていると言えます。

    返信削除
    返信
    1. >今回の件がストマック社との戦いに、影響をもたらす可能性は普通にありますし。

      この時点で語るに落ちてる話だと私は思います。
      「可能性」という時点でこの話数を見た時点での感想を書く各話感想の趣旨から外れるからです。そういう具体性が無いことは私にとっては全体感想で書くことです。
      「この描写は後でこういうことをやるための前フリなのだろうか?」と具体的な内容があるなら書いたりはしますが、漠然とした「かもしれない」を基準にはしません。そんなこと言ってたらキリがなくて、何も書けなくなります。
      現状ではメインストーリーとの具体的な関連性が見えてこないから「メインストーリーが止まっている(ように今は感じている)」と書いたんです。

      >だからと言って、彼との戦いが本筋において無意味ということはないでしょう。

      これも誤読です。
      私は無意味だなんて言っていません。
      そして井坂や照井の例で言えば、「メインストーリー=園咲家との関わり」は濃くは無いはずです。匿名さん自身も「敵組織の園崎家と親しくしても外部のキャラです。」と書いていますよね。Wの場合においても園咲家関連の話がその間、停滞気味だったことに変わりはありません。メインストーリーとは別の線で進めたサイドストーリーが後で本筋に効いてきたかどうかの話でしかないと思います。
      Wにおけるメインストーリー=園咲家のウェイトとガヴにおけるメインストーリー=ストマック一族のウェイトの差も大きく異なるのでそこを比べても仕方ないと思います。

      >また、本筋とは何か?という捉え方の問題もあります。

      今のメインストーリーが何かと言ったら、
      小さいゴールは「誘拐阻止や人プレス奪還など人間世界の被害を防ぐこと」。
      大きなゴールは「人間をさらうストマック社の脅威を排除して根本的な解決を目指すこと」だと思いますよ。他に何があるんですか?

      >人類をグラニュートから守るための戦いという言い方もできます。
      そうなると、人造グラニュートに人を襲わせている酸賀は、
      見過ごしていいような存在ではなく、彼との戦いが本筋に沿っていると言えます。

      私は「ショウマたちはビターガヴや酸賀なんて放っておいてストマック社に集中しろ!」なんて言ってませんよ?
      ショウマたちが人間への被害を放っておけない性分であることは説明するまでもないでしょう。だから作中でのショウマたちの行動自体についておかしいとは言っていません。
      言っているのは「最近ストマック社の動きが見られないけど誘拐阻止とかは平気なのだろうか?(疑問、違和感)」や
      「作劇として今の展開は有った方が良いのだろうか?」というメタ視点での疑問や楽しめてない部分の話です。視聴者という神の視点で話をしてるので作中の登場人物の行動の話をしても合わせようがないと思います。

      削除
  3. ベイクの変身と共に酸賀の目論見や過去が明かされる回…だったのは良いのですが、後半の重めの内容に対して前半のデンデ基地でのチョコルドゴチゾウを確保するシーンといった、コミカルな要素があった点に少し違和感がありました。温度差が違いすぎてギャグ(?)シーンだけ他の方が書いたのかな?と思ってしまうレベルでしたが、あれは何か意図があるのですかね?

    ベイクに関しては、擬音を爆発させる要素の他にも、車を投げてからの射撃、取っ組み合い中に足元を撃つといった要素がガヴ、ヴァレンと比べてダーティな感じが出てて良いと思いました。
    思った以上に副作用が大きそうですし、酸賀の所業を考慮すると最後まで生き残る可能性も(香村さんの今までの作品的に)低そうですしで、次回か次々回で酸賀退場、ニエルブの手に渡って敵ライダーとして続投、が一番あるのかなあと(絆斗は新ベルトの新フォームの方を使うでしょうし…)。

    メインストーリーの話で思い出しましたけど、ジープは結局どうなる&どうするつもりなんでしょうかね?OPには相変わらず出ているのに1クール目の決戦からほぼ音沙汰無しで、2クール目で何をしていたか思い出せません。ここからストマック一族の話に加えて絆斗、ラキアそれぞれの因縁の相手についての話もあるでしょうし、終盤になって色々詰め込んで「ビターガヴ周りの無駄足感を減らして出番増やしていたらなあ…」という事態にならなければ良いのですが果たして…。

    返信削除
    返信
    1. >コミカルな要素があった点に少し違和感がありました。温度差が違いすぎてギャグ(?)シーンだけ他の方が書いたのかな?と思ってしまうレベルでしたが、あれは何か意図があるのですかね?

      私の推測でしかありませんが、スタッフの意図としては酸賀の背信やショックを受ける絆斗など殺伐とした展開が多い回だったのでそれを和らげるためのギャグだったのではないかと考えます。
      個人的な印象としては、冒頭の「タイトルテロップ係か?」と思ったら車にはねられてキャンセルさせられたゴチゾウや発電のために回し車を必死に回してるゴチゾウなんかは微笑ましく感じましたが、幸果のチョコルド捕獲辺りのドタバタは「絆斗が死にかけてるのにそんなふざけてる場合かなぁ? もっと真剣になった方が良いんじゃないの?」と真面目に受け止めるとイラっとしそうな不自然さを感じました。

      >次回か次々回で酸賀退場、ニエルブの手に渡って敵ライダーとして続投、が一番あるのかなあと(絆斗は新ベルトの新フォームの方を使うでしょうし…)。

      酸賀は基本的には退場するんじゃないかと私も思っています。
      東映のパターンだと「当初はここで死ぬ予定でしたが…人気キャラになったので後で復活させることにしました!」みたいな流れもあり得ちゃうとも思いますが。

      ベイクマグナムに関してはヴァレンや今後出るかもしれないニエルブライダーなどに武器単体で持たせる手もあるので判断はつけづらいと思っています。

      >終盤になって色々詰め込んで「ビターガヴ周りの無駄足感を減らして出番増やしていたらなあ…」という事態にならなければ良いのですが果たして…。

      現状だとジープやストマック一族はそんな予感を不安がらずにはいられない感じがしますね。
      幹部を倒さずに残しておきながら終盤で雑にポンポン処理されていくことは、香村さんにはよくあるパターンですからね… ガヴでは良い感じにやってくれると嬉しいのですが。

      削除
  4. ずっと滞ることなく本筋が進むのってどんな感じなんだろうかと考えてみました。
    一番わかりやすいのは、2号ライダーとか第三勢力とかが全く登場せず、
    ひたすら主人公が毎週キッチリ怪人を倒していく、というものでしょうか。
    最終目標である、敵組織の壊滅に向かって、毎週着実に進んでいます。
    これはこれで、毎週おなじで面白くない、変化がない、マンネリ、
    と言われそうだし、難しいところですが。
    あるいは、「ずっと滞ることなく本筋が進む」というのは、もっと違う感じでしょうか?

    返信削除
    返信
    1. >一番わかりやすいのは、2号ライダーとか第三勢力とかが全く登場せず、
      ひたすら主人公が毎週キッチリ怪人を倒していく、というものでしょうか。
      最終目標である、敵組織の壊滅に向かって、毎週着実に進んでいます。

      わかりやすいところだとそういうパターンもありますね。
      古典的な戦隊なんかはそういう方向性と言えると思います。1クールごとに一人敵幹部を倒して、最後に残った幹部1,2人と大首領を倒して敵は壊滅。敵と戦うために集まった正義の味方たちはそれぞれの生活や夢に戻っていく。
      めでたしめでたしって感じですね。

      ”本筋”をテーマ性やキャラクターに置く場合には変化をつけることも難しくないと思います。
      たとえば『オーズ』は「欲望」をテーマに主人公の映司を中心に様々な人物の欲望とそれに対する映司の言動も描いていっていたと思います。何の淀みもなく、というほどではありませんが、比較的スムーズな方だったと思います。
      ”復讐もの”みたいに完全に一人に焦点を当てれば、復讐を途中で止めても、最後までやり遂げても、仇を討てないうちに途中で死んでも「主人公は何をして何を思ったのか」というお話で一貫させることもできます。

      通年ものから外れて、2クール、90分映画と全体を短くすれば淀みない展開の難易度は大幅に減っていきますからそういう視点で考えることもできると思います。

      全く異なる視点でいけば、エグゼイドやビルドみたいにスタート地点や現在位置までころころ変えてでも、「今はこれをやっています!(前までと話が全然違う?そんな昔のことは忘れろ)」とメインストーリーをやり続けるというのも一つの手ではあります。私はそれだとメインストーリーと呼べるほどの大きな流れ自体が崩壊しているから本末転倒で、やる価値はマイナスだと思いますが。

      削除
    2. 変化をつける例として、『オーズ』を挙げていますが、
      そのオーズこそ、まさに中弛みがよく問題点として言われる作品なんですよね。
      まざまな人物の欲望を描いても、それがずっと序盤からやってることだと、
      結局は変化がない、と捉えられてしまうのかもしれません。
      そもそも、変化と言うなら、怪人とか敵の作戦とかは毎週違ってるはずですから、
      それでマンネリにならないなら、どの作品も中弛みやマンネリとは言われないでしょう。
      やっぱり、敵でも味方でも第三勢力でも、レギュラーキャラクターを増やすのが、
      一番大きな変化の付け方なのかもしれません。

      復讐ものの特撮だと、パッと思いついたのはズバットですが、
      あれこそワンパターンの極致なんですよね。
      ただ、水戸黄門のように、それがむしろ受けているのですが。
      本筋からブレないことがどうこうというより、
      ただただ宮内洋がカッコいいところを見せる、というのがいいのでしょう。
      ある意味ではマンネリ対策とも言えますが。
      復讐ものだから、どうこうというモノではないですね。

      削除
    3. >そのオーズこそ、まさに中弛みがよく問題点として言われる作品なんですよね。

      私の価値観からすると、そういう考え方は一貫性やテーマ性を否定する考え方なので私の考えとは噛み合いようがないと思います。価値観が違い過ぎます。
      己の欲望に忠実であり、一般的見地から言えば健全な「生きたい」という当然の発想を追求する伊達さんやそんな伊達さんや現実に触発されて自分の正義=欲の出し方を見つけた後藤、アンクを筆頭にそれぞれに埋められない欠落を抱えていることが明らかになっていったグリードたちなど、欲望というテーマや対立を通してそれに向き合う映司やアンクたちを多面的に描いている方だと私は思います。

      >復讐ものの特撮だと、パッと思いついたのはズバットですが、あれこそワンパターンの極致なんですよね。

      ズバットは断片的にしか見たことがないので全体像は私は語れません。
      しかし本筋云々でいうなら、そもそもズバットという作品はメインストーリーや主人公の物語を追うお話ではなく、「だが日本じゃ二番目だ」が決め台詞なようにズバットが面白おかしく勝利していく痛快さという概念が本筋ではないでしょうか?
      フォーマットとしては古典的な戦隊の例に近いシンプルな内容で、ズバットを復讐ものとして挙げることは適切ではないのではないかと私は考えます。

      削除
  5. ショウマにとっての本来の目的は「人間を守ること」です。
    これは、今回でも酸賀がわざわざ言及したことからも明らかです。
    ストマック社打倒や誘拐阻止は、あくまでその手段の一つです。
    実際に今まの話でも、ストマック社とは無関係なビターガヴから人々を守っていました。

    人間を脅かすグラニュートを止めるのも、人間を脅かす人間を止めるのも、「人間を守る」という本来の目的に直結しており、メインストーリーが止まっているとは言えません。

    返信削除
    返信
    1. 上のコメントを読んだ上での発言だとしたら、それは「小さなゴール」と「大きなゴール」のところで触れてる話だと思います。
      小さい部分と大きい部分、どちらを”メイン”と呼ぶべきかは説明するまでもないでしょう。だから私は現状のビターガヴ/酸賀編を脱線や逸脱とまでは呼ばず、「寄り道気味」だと評したんですよ。

      削除
  6. 今週のストーリー感想もお疲れ様でした。

    縦軸、ストマック家が関わるストーリーと考えると、ここ数話は本当に話が進んでいないので、
    事態は動いているけど、メインストーリーが進んでいない、止まってしまっている、というのは私もそう思います。
    一応本編でも、ラキアが抜けたことでごたついてる云々の場面があり、しばらくはストマック家が関われませんよ、という事だと思います。
    でも、>「ビターガヴはニエルブやストマック社にも襲いかかり~
    で挙げている通り、幾らでもそれっぽい理由付けでさらに説得力を増すことが出来たはずなので、
    ここら辺をどうにかして欲しかった、というのが個人的感想です。(他の方も触れている、シータ、ジープ関連も絡められていれば、なお良いのですが)


    酸賀については、役者さんの演技やアテレコが上手で、今回でグッと魅力が高まったと思います。
    序盤の「今更怖気づいちゃって…」のシーンはとても印象に残っており、飄々と人体実験、多くの人を犠牲にしてきた事を語るシーンも、
    軽く言いながら、実際、本当に心から感謝してそうなんですよね。
    何というか、テンプレ的なマッドサイエンティストキャラではあるものの、歴代の悪役として描かれた科学者キャラとは似ても似つかない、
    独特なキャラになっていて、面白いなと思います。
    (というより、ガヴに登場する科学者キャラは本質的に、全員似たり寄ったりな気がします。一応味方のデンテも過去を考えれば大概ですし)

    返信削除
    返信
    1. 匿名さん、こんにちは。

      >一応本編でも、ラキアが抜けたことでごたついてる云々の場面があり、しばらくはストマック家が関われませんよ、という事だと思います。

      状況から判断するとそうなんだろうなとは思います。
      ただ、「ストマック一族が動かないからには理由があるはず」みたいな逆算の面が強いと思うので物語としては弱い展開だと思っています。
      ストマック社内がゴタゴタしてるならゴタゴタしてるで、
      「ヴラムが裏切ったことでランゴが警戒を強め出して、思ってた以上に大事になって少し焦りだすニエルブ」とか
      「ゴタゴタに乗じて水面下で動いているジープやニエルブ」
      みたいに、ビターガヴ編の次(推定)の前フリも兼ねてやったりすることはできると思います。


      >酸賀については、役者さんの演技やアテレコが上手で、今回でグッと魅力が高まったと思います。

      酸賀は演技に助けられてる面は大きいと思います。
      舞台と声優、両方やっているからか、アフレコもデフォルメされたキャラクターの演技も上手だと思います。

      >多くの人を犠牲にしてきた事を語るシーンも、軽く言いながら、実際、本当に心から感謝してそうなんですよね。

      そうですね。感謝自体は本当にしているんだと思います。実際には「嫌がって実験を止める気はないけど」みたいな、優先順位や但し書きを伴う思考なのだと思いますが、何とも思ってないってことはないように見えました。冷酷な面はビターガヴやグラニュートの方に向けられているように見えます。

      削除
  7. 毎週お疲れ様です。

    香村脚本の悪癖がここ最近出てきてるみたいですね…そんな中弛みに対して今回酸賀が変身して真新しさを与えつつ役者の演技力もあって彼の底知らなさや人間味を改めて感じられたもののビターガウ含めここまでストマック家が話に殆ど絡んで来ないのは本筋が進んでないと思ってしまいますよね

    寧ろ彼らが常に物語に出突っ張ると4クール話が持たないんでしょうかね
    今後新アイテムや新フォームがそれなりの数出る予定があるから、それらの初登場とストーリーの山場(ストマック兄弟それぞれとの決着)を合わせる為に温存してたりするんですかね
    (コメルを直接56し、ラキアと因縁があるグロッタ、間接的にも塩谷56しに加担し、絆斗と因縁ができたニエルブ、一心同体だった双子の片割れをショウマに56され、10話以上音沙汰のないジープ、そして何も知らないランゴと倒すべき敵は多いんですけどね)
    正直ジープに関してはカブトの矢車みたいな再登場はやめて欲しいです。

    現状のガヴは個人的に、比べるのもなんですが今までの令和ライダーの行き当たりばったりでしっちゃかめっちゃかな雑な展開よりかは骨組みがある分全然マシに見れる、ストマック家云々は今後次第とはいえまだ許容範囲なので楽しめてはいます。

    返信削除
    返信

    1. 匿名さん、こんにちは。

      >そんな中弛みに対して今回酸賀が変身して真新しさを与えつつ役者の演技力もあって彼の底知らなさや人間味を改めて感じられたもののビターガウ含めここまでストマック家が話に殆ど絡んで来ないのは本筋が進んでないと思ってしまいますよね

      ビターガヴ編はビターガヴ編で成立はしてるので本当に何も無いよりかはずっと良いですけど、ストマック社やグラニュート中心に回してきたここまでの流れからすると寄り道感は避け難いと思います。さすがにここから本編につなげられる気はしませんし。

      >寧ろ彼らが常に物語に出突っ張ると4クール話が持たないんでしょうかね。今後新アイテムや新フォームがそれなりの数出る予定があるから、それらの初登場とストーリーの山場(ストマック兄弟それぞれとの決着)を合わせる為に温存してたりするんですかね

      香村さんの癖からするとそういう理由が疑わしいように思えます。
      話数に対してやることが足りてないときに、要素を増やすよりも特に何も進展しない期間を選ぶ傾向を感じますからね。
      終盤まで幹部を残す癖と最近のライダーで定番化している最終話付近のプレバン追加フォームのことも考えると引き伸ばし傾向はリスクが高くて不安に感じます。

      >現状のガヴは個人的に、比べるのもなんですが今までの令和ライダーの行き当たりばったりでしっちゃかめっちゃかな雑な展開よりかは骨組みがある分全然マシに見れる、ストマック家云々は今後次第とはいえまだ許容範囲なので楽しめてはいます。

      比較対象をそういうところにするなら、それよりかはずっと良いと私も思っています。
      もっと上を目指せると期待しているだけです。

      削除
  8. 本筋が進むかどうかでいうと、デカレンジャーみたいなのは?
    明確な敵組織がないから、進む進まないとかの次元にないような。
    ラスボスの武器商人を倒したけど、犯罪者は依然として存在している訳だし。

    返信削除
    返信
    1. デカレンジャーは本質的にはズバットのような形式だと思います。
      基本的には「警察もの」が基本だから警察の職務である事件解決や被害者救済、悪党の撲滅に務めていればお話が成立するし、逆に犯罪がゼロにならない限りは警察の仕事に終わりが無いように最終回を迎えても完全に事件が絶えることがないことも最初から折込済みだと思います。

      見た感じだと匿名さんは、メインストーリーと作品の根幹を混同されているようなので真剣に考えるつもりならそこを分けて考えることから始めた方が良いと思います。メイン要素とメインストーリーは別です。
      ストーリーらしいストーリー展開が薄く同じようなことを繰り返していてもそれでいい作品とガヴのようにドラマやストーリー重視の作品とでは目指すべき方向は違うと思います。

      削除

 コメントは承認後に表示されます。
*過度に攻撃的な言葉や表現が含まれている場合、承認されない場合がございます。節度と良識を保った発言をお願いいたします。