『キミとアイドルプリキュア♪』:第一印象

2025年3月16日
『キミとアイドルプリキュア♪』を6話まで見た時点での感想です。
後からこの記事を見た人向けに解説しておくと、3人目のプリキュアが初変身したのが7話です。6話はその手前、変身するかと思ったらしないで終わった回の時点で書いた記事です。

第一印象

■普通のプリキュア
・タイトルでアイドルと聞いたときには「わんプリに続いてまた戦わない路線で、バトルの代わりに歌を歌って浄化して倒すのだろうか?」と不安でした。
初回のOPで殴ったり蹴ったりしてるのを見て、ホッとしました。

■やりたいことはよくわからない
・ただ、逆に予想以上に”普通”のプリキュアで戸惑っているところもあります。
デザインやライブ以外にはアイドル要素が全然見当たりません。主人公が「私はただのアイドルじゃない。光で闇を照らす救世主アイドルプリキュアなんだ!」なんてヒーロー宣言をしたりで、むしろ積極的にアイドル要素を遠ざけてヒーロー色を強めたがっているようにすら見えました。
現状だと「ネットに上げられたライブ映像を見た一般人が勝手にアイドル扱いしているだけ」という印象です。主人公たちがアイドルをやりたがっているようには特に見えません。
わんプリの非暴力みたいなとち狂った路線から戻ってきたことは良いことだと思うんですが、現状だとキミプリとしての独自色やテーマ性が感じられず、最後まで「”普通”のプリキュアだったな」という平凡な印象で終わってしまうのではないかと不安を感じる部分があります。今のところはそこが一番の懸念材料です。

■味がするのはプリキュアの基本フォーマットが中心
・第一印象ということもあって私の話にも具体性が薄いので、先に現時点での私の結論から話すとこんな印象です。具体的な内容はこれより下の段落で書いていきます。
独自性のはずのアイドル要素はやる気が感じられず、比較的力を入れている方のヒーロー要素も「プリキュアです」という以上の主張や独自性を感じません。ヒーローやプリキュアそのものががテーマと呼べるほどの熱意は見当たりません。
これといったマイナス要素は少ないのですが、「よくあるプリキュアだね」という以上の印象も湧いてこない状況です。このままだと最近のプリキュアにありがちな薄味な作品として終わってしまいそうです。

・個人的な感想としては現状だと「見ていて疲れる作品」という印象です。
見るからに悪い要素やストレスが多い作風ではないのですが、見ていて「これでいいのか?」と思えてくる漠然とした不安が募っていく感じが結構疲れます。感想として書き出していったらネガティブ目な内容が多くなっていました。
楽しげなエンタメ要素やギャグは最近では多い方だと思うのですが、やりたいことがわからない環境ではキャラの描写や物語の裏打ちとして見ることができません。ギャグやエンタメといった単体で完結していて取り除いてもお話に影響が出ない要素に感じられて寄り道感がしてしまいます。ココロみたいに言動と作品の方向性が一致していると見やすいです。
今のところ、スタッフの想定通りに進んでいるのは主人公の歌の印象付けくらいじゃないかと思っています。他の要素は面白さどころか方向性すら見えてきません。

・思うところは他にもあるんですが、どれも漠然としていて自分の中で一番形になっているのがそこでした。
ヒーローものとしてはありきたりであり、爽快感が欠けている。アイドルものとしてはアイドルの定義からあやふや。日常やキャラクターものとしては描写が少なく、メインキャラの行動力が低い。
要素自体はいろいろあるけど「こういう作品です」と主張するにはどれも足りてない印象です。
早いところ作品の方向性を示してもらって、安心して見られるようになることをまずは期待したいです。

■私はシリーズ構成さんの作品をほとんど見たことがありません
・全体像を掴めない理由の一つは、私がシリーズ構成の加藤陽一さんの作品をほとんど見たことがないせいかもしれません。
加藤陽一さんは『アイカツ』や『デュエマ』などホビーものも手掛けているんですけど、私が見たことあるのは『妖怪ウォッチ(アニメ版)』の最初の2年くらいだけなんですよね。特に避けてたわけじゃないんですけど縁がありませんでした。


アイドル要素をどうしたいのか?

・アイドル要素は疑問に感じる部分が特に多いです。
プリキュア周りのアイドル要素も薄いのですが、アイドル要素そのものを扱っているはずの回ですらピンと来ない内容が多かったからです。

・代表的な例としては4話で登場したイケメンのカイトです。
伝説のアイドルと呼ばれた人物で、今は隠居?してなぜか主人公たちの住む町に滞在しています。
私にとってはその描き方が不思議でした。伝説のアイドルと呼ばれた存在が初登場時に見せたアイドルとしての格の違い、それは…
「ドラマの主演でウェイター役をやっていたことを活かして主人公の実家が営む喫茶店で完璧に助っ人をこなすこと」でした。
…これが伝説のアイドルの代表的エピソードでいいんですか? 武道館を満員にしたとか客に素性がバレた5分後には店に収まりきらない数のファンが押しかけてくるとか、もっとアイドルとしてのスケールの大きさを示したり、人柄や思考力など人間性のアピールをした方が良くありませんか?
どうでもいいところから始めているならそれはそれで不可解ですし、いろんな意味でなぜこういう描き方にしたのか不思議でした。
これもアイドル要素を遠ざけたいがゆえの屈折なのでしょうか?

・イケメンの次の回で出たマネージャーのタナカーンもイメージと違っていました。
マネージャーというアイドルを管理する存在を出すタイミングで「今のあなた方はアイドルとは呼べません」みたいに指導という名目でこの作品におけるアイドルとは何かを語っていくのかな?とか想像していたのですが、実際には何もありませんでした。
タナカーンはマネージャーと言ってもスケジュール管理とかをするだけで、アイドルに関しては主人公たちよりも知識がないド素人でした。マネージャー違いの出落ちで「アイドルってこんなにすごいんですね!」みたいなヨイショ役で終わってしまい、肩透かしでした。
「主人公たちのアイドルへの理解や情熱を描くためにあえて素人のリアクション役を用意したんだよ!」みたいな話ならまだ良かったのですが、実際には主人公たちもアイドルとしては素人で、CMの撮影スタッフに基礎から教えてもらってるような状態でした。プリキュアたちもマネージャーも素人だらけで不安が増しただけでした。
現状だとタナカーンは「プリキュアのアイドル活動のための外部向けの窓口」と「主人公たちが実家の喫茶店を手伝ってるときに怪人が現れた場合のフォロー役」でしかなくて、早くに出した意義をあまり感じません。

■芸能人との混同
・「アイドルと言えば!」と掲げてやることがドラマの主演だのCM撮影であることに個人的には違和感を感じていました。
キミプリの言うアイドルとは何なのかと考えた結果、一つの仮説が思い浮かびました。
「アイドルと芸能人の混同」をスタッフはしてるんじゃないでしょうか?

キミプリはデザインの方向性や「ファンサ」「グータッチ」と言ったフレーズから考えると、AKBとか地下アイドルみたいな歌って踊って握手会などでファンと接することを重視したアイドルをイメージしているように見えます。

一方、ストーリー上で語られるアイドルは、ドラマの主演やCM出演などテレビ中心で「芸能人」や「タレント」と呼ぶべき存在に見えました。

・個人的にはこの2つは「親密さ」や「活動内容」が似て非なるものだと思うんですが、そうでもないんでしょうか? 私はアイドルに関しては門外漢なので自信がありません。
いずれにしても”アイドル”という単語が作中に出る度に私は違和感を感じることになっていきそうです。

■チーム内での方向性の違い
・最悪、「『アイドル』じゃなくて『アイドルプリキュア』なんだからアイドルとは関係なくていいんだよ!」と解釈しようにもアイドルプリキュアとは何なのかがまだ私にとってはっきりしていません。
主人公のウタの主張は「私はただのアイドルじゃない。光で闇を照らす救世主アイドルプリキュアなんだ!」で、完全に”ヒーロー”を指しているようなのでウタの主張に関しては特に疑問はありません。

・疑問を感じたのは二人目のプリキュアになったナナです。
ナナはピアニストとして有名人ですが最近は他人の期待に応えることに疲れと嫌気を感じていて、怪人に立ち向かって変身した理由も幼馴染だったウタと仲良くなったウタの妹という個人のためでした。
ナナの思考はどう見てもウタの博愛思想とは別物です。不特定多数に対する奉仕といった行動はむしろ積極的に否定する立場にあるように見えます。
キャラクターとしては特に問題ないのですが、「真逆の思想のウタもナナも変身できるアイドルプリキュアとはどういう存在なのだろうか?」という疑問は生じました。
今のところは「同じチームでも価値観はバラバラでいい」なんて多角的な価値観を内包する複雑な作品になりそうな印象がないのでゴール地点が見えてきません。

・個人的には次回の7話で変身しそうな推定3人目のココロがキミプリにとって一つの分水嶺になりそうだと思っています。
アイドルになれると言うからついていったら「戦え!」と言われて「私には無理です…」と怯んだココロの反応は人としてもアイドルとしても至極まともな反応だと思いました。そうなるのが普通だと思います。
他2人の初変身回でも「生身で怪人の前に立つなんて、なんでこんなに命知らずなんだろう?」と2人のガンギマリっぷりに私は引き気味だったのでココロの普通な反応に安心しました。
ウタとナナの思想の違いに、アイドルには熱心だが命がけの戦いにはドン引きするココロと、アイドルプリキュアとは何かを描くための素材は一通り揃った感じなのでここでどう仕上げるかで作品の第一印象が決まりそうです。
私の感じた違和感も含めて上手く昇華できれば多少の矛盾やバラつきは内包できる良い作品になるでしょうし、ここで決められずに相変わらずアイドルプリキュアとは何なのかがはっきりしないまま終わると作品に対する信頼が下がって後が辛くなりそうです。

■個人回でも人格が伝わってこない
・ストーリー全般での不安材料は、ココロやナナの内面が伝わってこないことです。
ナナは”ダイジェスト”という印象でした。2話まではモブ同然で「ピアノの子」という印象しかなく、「実は悩んでいて、実はウタと幼馴染で、ウタの妹とも仲良くなって…」と初変身した3話で慌ててキャラ説明を無理やり詰め込んだ感じでキャラとしての印象は薄いまま変身してしまいました。
ココロは変身前に1話丸々描写に割いたので掘り下げはナナよりだいぶ良いのですが、「アイドルには興味が無かったみたいなのに、キュアアイドルには熱中してるのはなぜなのか?」という核心の部分はよくわからないままでした。「キュンキュンしてます!」と連呼するだけでそれが具体的にどういう意味で、ココロにとって何を意味しているのかは伝わってきませんでした。
ウタは2人に比べれば「ヒーロー」の一言で済ませられなくもないだけ理解できる方だと思うのですが、歌やアイドルが好きなこととそのヒーロー性がどこで結びついてるのかは理解できていません。警察官や消防士に憧れてる方が違和感が無そうな気がするくらいです。

・今のところキミプリのお話は良く言えば「テンポが良い」のですが、悪く言うと「勝手に話が進んでる」という感じがします。
ウタもナナもココロも具体的に何を考えてるのか理解したり共感したりできないうちに話が進んでいくせいで、見ている側として置いてけぼりになったように感じることがあります。
シリーズ構成が手掛けた1話と6話ですらそんな感じだったのでシリーズ構成の悪癖という可能性も有り得そうです。


その他

■CGの出来栄えは良い
・キミプリでは必殺技バンクのフィニッシュ部分以外とEDはCGのライブ風映像でした。
これはシンプルに出来が良かったです。実際に本編を見るまではそこそこ不安がありましたが杞憂でした。
キミプリ以前にもプリキュアのEDはCGを使うことが多かったんですけど、ハチャプリやスマプリを手掛けたCG担当の宮本さんを除くと、プリキュアのCGやEDって平面的な描き方が多かったと思います。ダンスをどう踊ってるのかわかるようにしたいとか理由はあるんでしょうけど、正面から映してばかりで映像としては退屈でした。
キミプリもあんな感じだと映像としては面白みに欠けるだろうなと予想していたんですが、幸いなことに違いました。ちゃんとカメラに角度をつけたり、適度にアップにしたり離したり、映像としての演出付けがされていて可愛く映せていました。
プリティシリーズなど他の女児向けのCGアイドルものと比べても問題ない出来栄えだと思いました。EDは特に良くて、最初見た後はEDだけ何回も繰り返し見ちゃいました。

■必殺技としては不安がある
・単に綺麗とかは置いておくと、必殺技としてはまだあんまりピンと来ていない部分が多いです
歌い終わった後にダメ押しでハートをぶん投げて倒したことにはびっくりしました。歌い終わった時点でホワワーと浄化されて終わりで良いんじゃないかと思いました。あのダメ押しが必要なんですかね? 現状だと従来の路線に引きずられてないかな?と不安に感じる部分の方が大きいです。

・バトル面では「必殺技破り」がやりづらそうだとも思いました。
ライブパート中に敵が必殺技を破ると「ライブがつまらなかった」いう風にも見えかねませんし、シンプルに「ライブという見せ場が途中で強制終了して見てた子供ががっかりする」という問題が起きそうです。
ハート投げの部分まで行ってから必殺技を破ると今度は「さっきまでノリノリでライブを聞いていたのは何だったんだ?」というツッコミどころや「全然ライブにノッてなくて効いてないのが見え見え」みたいにダルい展開になりかねません。従来のバトル路線とは噛み合わなそうな演出なんですけど大丈夫なのかなと疑問に思っています。
もう一つの懸念材料だった「ライブをやっておいて仕留め損なう訳にはいかない都合から一話ごとに一人しか必殺技撃てないんだけど大丈夫なの?」という問題は普通にどうにもなってないので不安です。ダウンさせたキャラが歌うとか特に流れがなく、いきなり「はい、じゃアイドル/ウインク、後は任せた!」と振ってくるので普通に戸惑います。
アイドルは捨ててヒーロー路線で行く場合にはライブや必殺技が邪魔になりそうです。

■害獣プリルン
・キミプリの妖精は害獣でした…
「他の人に見られると騒ぎになるから勝手に出歩かないでね!」と注意されても動き回る。
「半分こだからね!」と言われていたホットドッグを一人で全部食べる。
「プリキュアのライブ映像を違法配信してプリキュアが世間に無駄に知られる」
「違法配信した天罰を受けた2話後にまた違法配信の罪を反省ゼロでそっくりそのまま繰り返す」
「アプローチの悪さで期待の新人プリキュア候補の心を折る」

もうスリーアウトどころじゃありません。明らかに有害です。現時点では悪役よりも悪辣で嫌いなキャラです。
妖精はタナカーンがいるからプリルンは不要でしょう。国外退去させた方が両世界のためです。

デザイン

■目が大きいのはやや苦手
・最初に見たときの印象は「90年代の女児向けアニメの絵柄」でした。目が大きいデザインは個人的には苦手です。
私は苦手ですけど女児向けでは昔から珍しくない絵柄なので問題はないと思います。『ひみつのアイプリ』も目が大きめのデザインという印象なんですけど、最近の流行りなんですかね?

■変身前は地味め
・変身前のデザインは色合いもルックスもあえて地味に抑えてある印象です。
地味な方が変身後の華やかさが映えるので変身ものとしては適切なデザインだと思います。
一方、日常パートの絵面が地味めになるのはネックです。特にナナはぱっつん気味の前髪と大きな目とほっそりした体つきのバランスが悪く、カットによっては普通に不気味に見えてギョっとすることもありました。
程々に美少女なココロはデザイン面でも一番バランスが良い気がしています。

■変身後は普通
・変身後は普通に可愛いと思います。
ゴテゴテした感じでもなく、すっきり過ぎるわけでもなく、適度な派手さだと思います。

・特徴らしい特徴は今のところ特に感じていません。
玩具にもなっているインカムは必殺技ライブ中にしかつけませんし、あとは従来のプリキュアでも珍しくない要素で特筆するほどのものは見当たらない印象です。

■盛り上がらない「イェイ!」
・変身時の「イェイ!」はテンポが悪いと思います。
玩具の仕様だから仕方ないのですが、「君と~~、イェイ!(ボタンを押す)。一緒に~~~、イェイ!(またボタンを押す)」というのは見ていてダルいです。アニメとしてはテンポが死んでます。
子供にとってはアニメを見ながら映像に合わせて玩具で遊べて楽しいんでしょうかね? 実物の玩具と映像はどこまで合わせるべきかというのは難しい問題です。

・ウインクはいろいろ違和感が強いのがまた困ります。アイドル然としたキュアアイドルはイェイ!と言っても合ってるのですが、ウインクは変身前も後もそんなタイプには見えません。
しかもウインクの「イェイ」の発音がしんどそうな感じで、無理してやっているようで辛そうに見えてしまいます。


コメント

6 件のコメント :

  1. 感想お疲れ様です!

    プリルンの株は下がる一方ですよね、
    年齢はまだ子供っぽいので幼さ故の未熟さ・失敗はいいんですけど特に成長が見られないので不満が溜まる溜まる。

    反省しない悪戯っ子なら相応の懲らしめが必要かなと。ペナルティが「髪の毛がモジャモジャになる」だけでは弱いような…「爆発して黒コゲ」とか強い体罰は出来ないのかな?

    現時点では児童に対する反面教師のような扱いなので、さらに株が下がらないよう精神面の成長の展開を期待します。

    あと恐縮ですが運営者様は東映の株主ですか?
    東映コンテンツに対する熱心さを維持できる理由が気になりまして…やはりシリーズ愛でしょうか?

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    1. 匿名さん、こんにちは。

      >反省しない悪戯っ子なら相応の懲らしめが必要かなと。ペナルティが「髪の毛がモジャモジャになる」だけでは弱いような…

      子供として多めに見るにも限度があるなぁと思っています。
      1回目のペナルティを受けた時点では「まぁこんな知識すらない子供を送り出さないといけないほどキラキランドは悲惨な状況なんだろうし、ピカリーヌ様の顔に免じて今は許そうか」と渋々1話の罪を水に流そうと思ったのですが、二度目を繰り返したのが致命的でした。
      下手に罰を与えてるところが逆にイラッとすることになりました。効果がないんじゃ罰になりません。下手なペナルティは免罪符を与えるのと似たようなものです。
      せめて二度目はもっと重い罰で、「それでもプリルンはめげない!」という図太い路線ならまだマシだったかなと思います。

      ここまで来たらもう「結晶に閉じ込められた母親を助けるためにプリルンは必死だった」とか、違法配信も「自分がプリキュアに元気づけられたようにみんなにも元気になってほしかったんだ!」とか、プリルンの行動を一部正当化する内容を出す方が効果的な気がしています。

      >あと恐縮ですが運営者様は東映の株主ですか?

      いいえ、全くの無関係者です。
      私が書いてるのは基本的に趣味の一環でしかありません。大した理由はありませんよ。

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  2. こんばんは。
    書きすぎるとブログの容量がオーバーしてしまうのかどうかは知りませんが、敵組織であるチョッキリ団についても触れてほしかったです。

    カイトは役割こそ少々残念な気もしますが、声優に現役のアイドルグループ「Snow Man(スノーマン)」の佐久間大介さんを割り当てていますし、多方面からファンを取り込もうとする製作陣の考えは汲み取れますね。彼の価値はここからどうプリキュア達と、変容させていくかにかかっていると思います。

    プリルンは…ここまで酷いとチョッキリ団のスパイかもしれませんね。゚(゚^∀^゚)゚。

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    1. 匿名さん、こんにちは。


      >敵組織であるチョッキリ団についても触れてほしかったです。

      書こうかとは思ったんですが今回は止めました。
      今のところ「敵です」以上の印象が無いからです。
      そんなに面白くもなく、そんなに悪辣さが際立つわけでもなく、主人公たちとの絡みも薄く、初代や5のような”悪役”以上の役割が与えられていないキャラクターのように見えました。
      それを書く意義を感じなかったので分量削減のためにカットしました。

      >彼の価値はここからどうプリキュア達と、変容させていくかにかかっていると思います。

      出すからにはメタ的な意味でも客寄せパンダ以外にも出る意義を感じさせてほしいですね。
      現状だとスタッフのアイドル観への疑念もあって、私は特に期待する気にはなれませんが。

      >>プリルンは…ここまで酷いとチョッキリ団のスパイかもしれませんね。゚(゚^∀^゚)゚。

      今のところそういう理由すらなく、純粋な畜生に見えるので不快感が強いです。

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  3. 記事の感想ではなくて申し訳ないのですが、管理人さんはオールスターズFをご覧になりましたか?
    見たうえで記事にしていないならば、あまり書くことは無かったのだろうなと思っていますが、教えていただきたいです。

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    1. 劇場公開当時ではなく、Abemaの無料放送があったときに見ました。

      感想としてはそれほど書くことが思いつきませんでした。
      全体としては「出来は良い方だと思うが、オールスターの呪縛からは逃れられていない」といった印象です。

      基本的には「プリキュアのオールスターもの」の域を出ませんでした。
      キャラの大半は”出ただけ”という印象で、ストーリー上のメインキャラは実質最新作のスカイとプリズム、そしてゲストのシュプリームとプーカだけでプリキュアのオールスターを見慣れてる人には「基本的には”いつものやつ”でした」で済む内容だと思いました。作品単体として客観的に評価するには無駄やノイズになる部分が多いと思います。オールスターとか何も考えずに見た人に「いきなりたくさん出てきたけど、あんなに人数を出す意味あったの?」と問われたら答えに困ります。

      いつもよりかは各プリキュアの活躍や個性の出し方が良いかなとは思いましたが、いかんせん短いのと一方的にラスボスをボコる展開が続いたのであまり盛り上がれませんでした。

      バトルの方は比較的良かったと思います。
      演出一つ一つも良かったですし、
      敗北→全員登場からの逆転→説教からのトドメと全体の流れもコンパクトにまとまっていて、オールスターにありがちな細切れな戦闘は避けられていました。

      ストーリーはだいぶ観念的だなぁと思いました。
      方向性的にはプリンセスプリキュアに近いと思いますが、上映時間の短さとスケールの合わなさもあって出来はあまり良くないと思いました。
      基本的に発端から結末までシュプリームの独り相撲だったので、個人的には「なんか納得してったけど、傍迷惑なやつだったな…」という印象で同情したり共感する気にはなれませんでした。
      「プリキュアとは何か? プリキュアをプリキュア足らしめるものは何だ?」という問いに「巨大な敵も救ってこそプリキュアだろ?!」と応える主張自体は理解できるんですけど、この流れで気持ちがついていける視聴者は多くないんじゃないかなと思いました。戦闘兵器とかならともかく、神のような存在なのでそういう生き物に対して人の視点から価値観を押し付けてもなぁという疑問もありましたし。
      主張自体は理解したつもりですが、お話として面白かったかと言えば頭でっかちな印象の方が強かったです。

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