仮面ライダーW 第39話 「Gの可能性/バッドシネマパラダイス」:感想
【ストーリー】
・フィリップは若菜の変貌にショックを受けて昔のように理詰めな姿勢に戻ってしまい、翔太郎もハードボイルドに見守る姿勢なのが今回の始まりでした。
そんなわけで今回のハーフボイルド役は亜樹子にまわってきました。かなり無理のある展開ですが、社会復帰のためと言われてしまうと断りづらいですね。照井まであんな格好をして協力していたのは意外でした。
・題材も亜樹子好みの恋愛沙汰にしてあって、実質的には亜樹子への餞別なんでしょうね。これ以降亜樹子を出してる余裕がなくなっていくので、園崎姉妹をちょっと出す程度にしか話が進まない今回を亜樹子の最後の主役回に使ったのだと思います。
■ジーン=ゲキレンのロン
・今回の怪人、ジーン・ドーパント役は川野直輝さん。
ゲキレンジャーで悪役のロンを演じた方ですね。見た目も全然違うしボソボソ声だし、言われても全然わかりませんね。
経歴を見ていて初めて気づいたんですが、ウィザードの木﨑警視でもあったんですね。全く覚えがありませんでした。
■ナスカ・レベル3
・ちょっと強すぎて違和感がありました。
ただのメモリでエクストリームもトライアルとも互角以上に戦えるのは奇妙に感じます。冴子とナスカの相性が良かったということなのかしれませんが、それなら最初からタブーではなくナスカを使わなかったのが妙になってしまいます。どちらも幹部用なので性能面で決定的な違いはないと思います。
・好意的に解釈するなら、以前は父親に頼られている自分の地位に保守で現状維持を重視していて、タブー以外のメモリを試そうともしなかった。それが地位もメモリも全てを失ったことで、ナスカの直挿しというこれまでなら決してしなかった行為ができるほど精神的に変化し、それがきっかけで力も増した、ということなのでしょうかね。
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