仮面ライダーW 第33話「Yの悲劇/きのうを探す女」:感想
■奇才+奇才
・今回は脚本が中島かずきさん、監督が石田監督、奇才どうしがタッグを組んだ回でした。
ネタ自体は面白かったと思います。前半に無理なくアクションを入れられ、後半にも入れることができますし、同じ場所で撮影できるのでロケの手間もだいぶ省けます。ドーパントらしい特化型のトリッキーな能力で作品にも合っています。
アクション面でも場面転換ではなく、実際に移動しながら戦うシーンは珍しいので面白い映像が見られました。翔太郎が敵を追いかけてビルから飛び降りているから変身せざるを得なかったのはなるほどと感心しました。
・ただ演出や流れに無理がありました。
最初のプールに飛び込む社長の段階で種明かしをするのは早すぎたと思います。変なポーズで車に飛び出したのが犬の散歩中だったというのはなかなか自然に見えたので、あれくらいの、その場ではなんだかわからず後で知ったときに納得のいく演出で良かったと思います。
ネタがバレてる上に仮面ライダーが操られて市民に危害を加えるというのは楽しいシチュエーションではありません。ちょっと演出の仕方とさじ加減を間違えたかなという印象です。
■山崎さん
・今回のゲストの霧彦の妹役の役者さんは、マジレンジャーでレッドの想い人だった”山崎さん”を演じていた方だそうです。
言われても全然わかりませんでした。マジレンジャーから5年経っているだけなので、それほど人相が変わっているとは思えないのですが。演技やお化粧によるものでしょうか。まんまと騙された翔太郎に少しシンパシーを感じました。
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