仮面ライダーW 第7&8話「Cを探せ」:感想

2014年9月13日
・個別に書く気力が湧かないので2話分まとめて書きます。


【ストーリー】

■嵐を呼ぶ男
・ヘブンズトルネード編いかがだったでしょうか。
私はやっぱりダメでした。見ていて辛かったです。苦痛の一番の理由は今回の主役、弾吾です。
私にはただのクズにしか見えないのですがなぜか見過ごされ、あまつさえ主役扱いされているのが不可解で仕方ありませんでした。
ついカッとなって人を殺そうとし、助けを求めるときにもまともに頼めず、ノッてきたら怪我した彼女を放置していっしょに踊りだす。
コックローチよりも弾吾のほうが悪質に見えました。
「罪(ガイアメモリ)を憎んで人を憎まず」が翔太郎たちの基本方針ですが、弾吾に対しては手を打ったほうが良いと思います。

■いつもとの違い

・弾吾だけでも充分辛いのですが、Wという作品全体から見ると辛く感じる理由は別にあります。
それはゲストと翔太郎たちに全く関わり合いがないという点です。
基本的にゲストはその話を成り立たせるための狂言回しであり、同時に翔太郎やフィリップの反応を引き出したり、二人に変化を生じさせるための存在です。
ところが今回のヘブンズトルネードは二人と全く関係ない話です。
フィリップはただヘブンズトルネードが知りたいだけ。翔太郎にとってはただの依頼&人助け。弾吾たちとは縁もゆかりも無し。
今回の内容で他の話とつながっているのは、霧彦が園咲家とは別に独自に動いていることやフィリップがミックに見つかったことくらいです。
三条さんの作品は各話のつながりと積み重ねが魅力なので、このズレは見ていて辛かったです。

■見なかったことにしよう
・今回出てきた設定&描写は、私の記憶が確かならばこれ以降全く登場しません。
本に鍵がかかってたり、戦闘中にメモリが簡単に抜けたり、一般人が武器もなしにドーパントとまともに戦えたりなんてことはありません。
また今回の脚本を担当した荒川さんもこれっきりWには出てきません。
悪い記憶といっしょに全て本棚にしまっておきましょう。


【アクション】

■最後の希望
・こんな回でもアクションは素晴らしいです。
CGたっぷりのルナトリガーに、変身時にカウンターを決めるヒートメタルに、珍しいライダー状態でのダンスアクション。
弾吾といっしょに戦う、あんな間抜けなシーンでも各動き自体はかっこよく見えました。
SAの高岩さんと振り付けを考えた監督?はすごいと思います。

コメント

6 件のコメント :

  1. カラカラオレンジ2014年9月13日 6:03

    視聴と感想記事作成、お疲れ様でした!
    「アクション以外早送る」「全話駆け足視聴の際はとばす」回の定番だと思います。「事務所に引きこもりっぱなしのフィリップを外に出すことで展開を広げる」という方向性自体は間違ってないのに、どうしてこうなった…。
    アクションは仰る通り見所たくさんなのですが。『電王』時代の各種インタビューでひたすらダンスに苦言を呈していた高岩さん、それでもオーダーがあればこなしてみせるわけで、しかもちゃんとカッコいいのが素晴らしいです。
    あと、スミロドンも。両手のデザインを生かした構えが、意味はまったくわかりませんがカッコいいです。…トラックくらい追いつけるだろ!と思いましたが。
    弾吾…素直にコイツをドーパントにしておけば良かったんじゃ?…と一瞬思いましたが、「未成年が深刻な罪を犯す」というのがネックになるでしょうか。…やはり存在自体を削除するしか…!

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  2. 初めてダブルをリアルタイムで見たのが、よりによって今回でした。
    個人的には、この回の最大の問題店はラストのフィリップだと思います。
    最後手紙を捨てる場面を見て、「あぁ、嫌な奴だなぁ・・・」と思ってしまい、本放送時は視聴を打ち切ってしまったんですよね。
    しかも、6話で少女への気遣いを見せていたのがあったので、DVDで一気見した際は余計に違和感がありました。
    ��コックローチよりも弾吾のほうが悪質に見えました。
    仰る通りです。
    ��弾吾に対しては手を打ったほうが良いと思います。
    一発殴られるべきでしたね、彼。

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  3. > 「事務所に引きこもりっぱなしのフィリップを外に出すことで展開を広げる」という方向性自体は間違ってないのに、どうしてこうなった…。
    [色:0000FF]
    要素としては面白そうな要素もありましたよね。
    フォームチェンジが強さの理由なのにメモリを盗まれたり、敵が同じくメモリを使う”正義の味方”だったり。
    いろいろ残念な回です。[/色]
    > それでもオーダーがあればこなしてみせるわけで、しかもちゃんとカッコいいのが素晴らしいです。
    [色:0000FF]スーツアクターさんは作品が切り替わってもあまり変わらないので一番積み重ねがある部分だと思います。
    [/色]
    > あと、スミロドンも。両手のデザインを生かした構えが、意味はまったくわかりませんがカッコいいです。…トラックくらい追いつけるだろ!と思いましたが。
    [色:0000FF]あれは何でしょうね?
    若菜に芸でも仕込まれたんでしょうか。
    トラックは謎ですね。戦うためではなく、遊ぶために変身して来たからでしょうか。[/色]
    > 弾吾…素直にコイツをドーパントにしておけば良かったんじゃ?…と一瞬思いましたが、「未成年が深刻な罪を犯す」というのがネックになるでしょうか。
    [色:0000FF]後のナスカの回で非行少年がメモリを使う描写があったので、そこまでタブーなわけではないと思います。
    コックローチそのままとはいかないでしょうが。
    やるなら「ライバル/千鶴を怪我させて踊れなくする」程度でしょうかね。[/色]

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  4. > 初めてダブルをリアルタイムで見たのが、よりによって今回でした。
    [色:0000FF]それはお気の毒です。よりにもよってこの回ですか。[/色]
    > 個人的には、この回の最大の問題店はラストのフィリップだと思います。
    > 最後手紙を捨てる場面を見て、「あぁ、嫌な奴だなぁ・・・」と思ってしまい、本放送時は視聴を打ち切ってしまったんですよね。
    > しかも、6話で少女への気遣いを見せていたのがあったので、DVDで一気見した際は余計に違和感がありました。
    [色:0000FF]3話以降、フィリップの変化が著しかったのでギャップが辛いですね。
    フィリップは1・2話のノリに近いように感じました。
    推測ですが、荒川さんは1・2話、あるいは原案しかない段階で脚本を書かれたのかもしれないと考えています。
    この辺りはどちらかというと三条さんやプロデューサーのほうの責任でしょう。
    ただ弾吾に関しては完全に荒川さんの責任だと思いますが。[/色]
    > >弾吾に対しては手を打ったほうが良いと思います。
    > 一発殴られるべきでしたね、彼。
    [色:0000FF]弾吾がクズなのはいつか酷い目に会うでしょうから構わないのですが、千鶴のほうが可哀想です。
    ��V夫婦みたいで危なっかしいです。[/色]

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  5. こんにちは
    リアルタイム視聴当時も意味不明だったと思ってた記憶はありましたが思ってた以上に酷かったです…
    弾悟はまるでどこかの葛葉くんと肩を並べられそうなレベルのクズですね
    更に自分が疑問である「生身の人間が超人にダメージを与えられるわけが無い」という部分もあり残念でした
    ただアクションがしっかりしてるだけあって見ごたえに関しては良かったと思います

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  6. > こんにちは
    [色:0000FF]ありおじさん、こんにちは。[/色]
    > 更に自分が疑問である「生身の人間が超人にダメージを与えられるわけが無い」という部分もあり残念でした
    [色:0000FF]せめてヘブンズトルネードまでにWがまともに殴りあってなければ「早いのが取り柄で腕力や防御力は人間と大差ない」とか可能性も考えられたのですが、思いっきり学校の柱壊しちゃってるんですよね…
    [/色]
    > ただアクションがしっかりしてるだけあって見ごたえに関しては良かったと思います
    [色:0000FF]スーツアクターさんやアクション監督さんはすごいですよね。感心します。[/色]

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