『プリパラ』 第11話「どうする?どうなる!?3人目!!!」:感想

2014年9月18日
■切磋琢磨
・今回はストーリー構成が上手で感極まってしまったので単発記事にしました。
らぁらとみれぃ、二人の関係性がすごく良かったです。

・らぁらのピザ作戦を褒めつつも目当てのそふぃがいないとわかれば、「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」と姉のコスモに取り入る作戦に柔軟に変更するみれぃ。
一方らぁらも、もうできることはないというみれぃに対して、ランクを上げるために単独ライブで必死に努力することを選ぶ。
二人とも前に進むために全力でがんばっています。
相手に意見に賛成するだけでなく、自分なりの工夫を加えているところに並々ならぬ努力の痕を感じます。

・それから確かにみれぃの言うとおり、今のそふぃにチームを組む資格はないと思いました。
厳しいことを言ったみれぃ自身が、親の期待に逆らってアイドルを目指して既に踏み出しているので説得力が段違いです。

・そんな逆風の中でも、そふぃも負けっぱなしではないところが素晴らしいと思いました。
メイキングドラマに失敗しても動揺を見せず、その後のサイリウムコーデをこなしてライブを成立させているところはプロとして見事でした。
らぁらたちだったら失敗に焦ってしどろもどろになっていたでしょう。
誰も落とさずに二人を上げてみせる構成は見事だと思います。感心しました。

■プリパラの好きなところ
・プリパラはアイドルよりも「がんばる」ことにスポットを当てているところが私は好きです。
アイドルは結果が全て。その結果はライブシーンに詰め込んでストーリーはその過程の努力に充てる構成はとても良いと思います。

・がんばると言えば、らぁらのがんばり方も好きです。
私はみれぃが好きで、基本ポジティブ(楽観主義)は嫌いです。でもらぁらには好感を持っています。
らぁらのポジティブさはその先に待つ苦難を承知の上での前向きで、楽観主義とは別物だと思うからです。
それは性格や思考の枠を超えた信念と呼べるものだと思います。
そういうポジティブさであれば応援したくなってきます。

■最近のクマ
・ウサギが真性のクズということが判明したこともあって、最近クマが仕事に関してはまともに思えてきました。
今回も独自に3人目を探して来たり、良いタイミングで電話してきたり、らぁらの意見を取り入れたり、まっとうな仕事っぷりです。
良いことのはずなんですが、微妙に得心がいかない心境です。
気弱なそふぃがクマに対抗できずまた調子に乗る可能性があるので、まだ油断しておきたいと思います。

・そふぃへの対応の違い、3人目候補のドロシーのこと。
二人のすれ違いが気になります。
私は自助努力を期待するみれぃのほうが正しいと思うので、次回の展開がどういう方向で行くのか心配です。

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