烈車戦隊トッキュウジャー 第29話『対向車との合流点』:感想

2014年9月22日

【ストーリー】

■驚くべき無難な内容
・脚本が大和屋さんなのにかなりガチガチで驚きました。
シュバルツとの共闘という本筋の話しかやっていません。ふざけたシーンは食事風景とボトルシャドーくらいでシリアス一辺倒。とても無難な内容に仕上がっていました。やろうと思えばできるんですね。さすがプロ。

・今回ライトが裏切られたわけですが、シュバルツが「嘘はついていない」というところが落とし所のようです。
しかし今のままだとシンプル過ぎて魅力に欠けるので、シュバルツの真意について小林さんがどう脚色するのかが楽しみです。

■明の反応
・今回、ラストの明の反応が不思議でした。
てっきりライトに謝られても「いやお前のせいじゃない。やつとは俺が決着をつけないといけないようだ。やはりそこが俺の死に場所か…」とか言い出して、ヒカリから「また変なこと言ってる」とつっこまれるかと思ってました。
ずいぶん明も真人間になったのですね。少し驚きでした。


【アクション】

■負け戦こそ気合を入れるべし
・今回のライトvsシュバルツの戦闘は迫力がありました。
剣だけでなくキックや射撃も交えての真剣勝負。まっすぐシュバルツに向けた切っ先を折りたたんでガンモードに以降するところが特に良かったです。
こういう負け戦をしっかりやってくれるのは嬉しいですね。
勝てる勝負よりもこういうところに力を入れるほうが盛り上がると思います。

■ドリルレッシャーの必要性

・ドリルレッシャーの使われ方は残念でした。
あんまり強くなったように見えず、シュバルツがこだわる必要性が感じられませんでした。
ドリルを奪ってライトたちがしばらくシャドータウンに行けないようにしたい、という脚本上の意図が隠せていません。穴を掘って逃げる以外にもっと意外な使い方をして「お、これならゼットに勝てるかも」と思わせてほしかったです。印象的にはクライナーの強さが5で、ドリルレッシャーが2で、5+2=7くらいの強さになった程度にしか感じられません。ゼッドはもっと強い印象なので焼け石に水な感じがします。

次回は引き続き大和屋さんが登板です。
公式によると、
ウィッグシャドーと接触したライト達4人と明。驚異の能力で頭に「かつら」を被らされます。しかもかつらは鳥の巣になっていて、可愛いヒヨコが生息。そして、ヒヨコの命と自分の命はシンクロしており、ヒヨコが死ぬと自分が死んでしまう。
だそうです。
なんだかとんでもない内容になりそうですね。
大和屋さんが今回はっちゃけられなかった分、爆発しそうな予感がします。
次回は覚悟を決めて見たほうが良さそうです。

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