仮面ライダーW 第14話「レディオでQ/生中継大パニック」:感想
【ストーリー】
・ラストのフィリップの微笑みは4話の家族の話と関連してたんですね。
フィリップと若菜、そして園咲家の対比でもあるのでしょう。
過去の記憶に思い悩んでいても、目の前にいる今の家族である亜樹子と翔太郎に対して微笑むことのできるフィリップ。
それに対し「若菜姫」と呼ばれる今があっても過去の出来事に囚われ、今を楽しめていない若菜。
過去というのは園咲家のキーワードでもあります。
フィリップと若菜の接触以外にもいろいろな要素が含まれている回だったんですね。
今回改めて見ていて、初めて気づきました。
■翔太郎とフィリップ
・今回はフィリップが主役で、二人の立ち位置がいつもとは逆になっています。
冷静に相棒をサポートする翔太郎は新鮮な感じです。
・考えてみると、今回翔太郎は全然役に立っていませんね。
若菜からも助手呼ばわりされていましたが、実際のところ今回はフィリップ一人で解決していました。
検索に必要なキーワードも過去のデータから探しあて、絞るための推測部分もほぼ自力で済ませてしまいました。
バイオレンスに直接襲われることもなかったのでボディガードとしての出番もなく、ちょっと情けない回になってしまいました。
■霧彦さん
・最近ギャグやかませ役が多かったからか、明確に殺人を示唆する描写で悪役アピールしていました。
定期的な反復は大切ですよね。
悪役にしても善人にしても、序盤に一度や二度アピールしてそれっきりの作品もありますがときどき引き締めることは重要です。
■コスプレ
・セーラー服はないと思います…
代役を立ててもらえなかった役者さんが気の毒です。あれじゃ罰ゲームです。見ているこっちもいたたまれません。
これは石田監督のいつもの悪い癖だったのでしょうか?
【アクション】
・1クール過ぎたので確かこの辺りを境に、タービュラーなどバイク換装がめっきり出てこなくなったと思います。
最後まで乗り物に徹していたので逆に印象に残っています。
必殺技とかにもほとんど関わらず、移動用と足場としての役目を全うしていました。
ウィザードや電王みたいに他の物と合体するとか専用の機能をつけるとかバイクに関する設定はいろいろありますが、シンプルに移動用が一番良いと思います。
かっこよさは設定よりも実際にどう使われるかで決まるものです。
次回は再び三条さんが登板です。
これからは基本的に三条さん→長谷川圭一さん→三条さんと二人で2話(前後編)ごとに交互に担当する形になります。
目的がはっきりしていれば面白くなる。
返信削除鎧武を見た後だとはっきりと言えますねw。
今回は若菜姫を救うだけではなく、フィリップとの深い関係を匂わしたり、カッコいいバイクチェイスなど盛りだくさんな内容で、
同じ三条さんがメインを務めるドライブがとても楽しみになりました。
> 今回は若菜姫を救うだけではなく、フィリップとの深い関係を匂わしたり、カッコいいバイクチェイスなど盛りだくさんな内容で、
返信削除> 同じ三条さんがメインを務めるドライブがとても楽しみになりました。
[色:0000FF]一貫した内容というのはシンプルで力強いと思います。
��は「二人で一人のハーフボイルド探偵」「風都を守るヒーロー」というコンセプトが一貫しています。
ドライブも同じようにシンプルな構成でいくのか、それともまた別の展開があるのか、いずれにしても楽しみにしています。[/色]