仮面ライダーW 第2話「Ｗの検索／街を泣かせるもの」：感想
【ストーリー】
・２話完結の前編に前回は翔太郎たちのヒーローらしい良い面と悪役らしく破壊活動を繰り広げるマグマ・ドーパントと表にあたる部分で、後編の今回はそれぞれの裏側が中心になっています。
・翔太郎は「ハーフボイルド」と指摘された通り、甘さが裏目に出て警察や亜樹子を危険に晒してしまいました。
フィリップも人間味の無さがクローズアップされ、翔太郎と仲違いしてしまいました。
敵の正体は依頼人にして翔太郎の幼なじみだった真里奈でした。
できれば見たくない負の側面が多く描かれています。
・そんな中、唯一逆なのが亜樹子です。
亜樹子は他とは逆に、前編では翔太郎たちを疑い高圧的に接し、後編では翔太郎たちを信じ探偵事務所を開きました。
部外者の亜樹子が味方になる流れを描きつつ、暗くなりかけた全体の流れを明るい方向に戻しています。
前編と後編を活かした見事な構成です。
世界観と物語の流れ、「W」という作品の概要が過不足なく描かれています。
■尻彦さん
・放送当時も話題をさらった霧彦さんのお披露目でした。
なぜ全裸になる必要があったのかは最後まで見てもわかりません。
用心の必要があるとも思えませんし、儀式に必要だったのでしょうか。
いずれにせよインパクトはありました。見るからに只者じゃない印象を受けます。
本格的に敵として登場して強敵として持ち上げる前に、一旦落としておこうという狙いもあったのでしょうかね。
【アクション】
・２話にして我らのヒーロー、ヒートさんの登場です。
真っ赤なボディが見るからにかっこよく、見た目通り強いです。
ヒートジョーカーでも充分強いのに、ヒートメタルになると販促パワーも加わってもっと強くなります。
序盤から最後までヒートが出るまで「待ってました！」という感じでテンションが上がります。
■顔だけ星人
・今回唯一残念なのが顔だけ星人こと、Tレックス・ドーパントです
始めは「蛇？恐竜？」とワクワクしてたのに、いざ出てきたら顔だけ立派で胴体が貧相。拍子抜けです。
Wの敵デザインはユーモラスなデザインが多いのですが、この点は良いところなのか悪いところなのか、考えだすと未だに悩みます。
話が重く暗くなりすぎないよう貢献していると考えるか、シリアスな雰囲気にそぐわないと考えるか、意見が割れるところです。
自分はWは初見なのですが、この記事は大きなネタバレもなく、かつWの面白さをわかりやすく書かれているので、見ていてとても面白いです。
返信削除3話の感想も早く見たいです！
尻彦さんが全裸になられた理由は、暗殺阻止のためだと考えています。
返信削除全裸なら武器は隠せないですからね。
翔太郎とフィリップの、対立と和解が見所でした。
T-レックスが頭デッカチなのは・・・。
ガイアメモリのプログラムに、ティラノサウルスのでかい頭のことばかりが強調されていたということで（(笑)
> 自分はWは初見なのですが、この記事は大きなネタバレもなく、かつWの面白さをわかりやすく書かれているので、見ていてとても面白いです。
返信削除> 3話の感想も早く見たいです！
[色:0000FF]ありがとうございます。
褒めていただけると励みになります。
基本的に楽しみを損なうネタバレはしない方針です。
私は一回全話見ているのでその観点から書くことはありますが、直接は言及せず「この描写が後につながっている」という前振り程度に留めておきます。
安心してお楽しみいただけるかと思います。[/色]
> 尻彦さんが全裸になられた理由は、暗殺阻止のためだと考えています。
返信削除> 全裸なら武器は隠せないですからね。
[色:0000FF]私も最初はそう思っていたのですが、考えていくうちに違う気がしてきました。
というのも、警戒する必要がないからです。
あの場には園咲家全員が変身済みの状態で揃っていました。
高速移動ができるボディガードであるスミロドンもいました。
テラー自身の能力もあります。現時点での霧彦は相手にならないでしょう。
それと琉兵衛の性格もあります。
博物館を歩きまわって人と接したり、家に侵入されても執拗に追いかけなかったり、警戒心が強いようには見えません。
自分の能力とスミロドンの存在に自信を持っているので、よほどの相手で無い限り警戒する必要はないと考えているように見えます。
この２点から考えると、警備のためだけに花婿を全裸にするという異様なことをするようには思えないのです。[/色]
> 翔太郎とフィリップの、対立と和解が見所でした。
[色:0000FF]この時点だと二人の和解が妥協なのか、それとも心が通じあってるのか、判断がつかないところが私は好きです。
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> T-レックスが頭デッカチなのは・・・。
> ガイアメモリのプログラムに、ティラノサウルスのでかい頭のことばかりが強調されていたということで（(笑)
[色:0000FF]せめて同じくらい大きな爪や尻尾がついていたり、身体に骨模様の意匠が入っていたら、かっこがついたと思うんですけどね。頭のみってｗ
それほどお金がなかったであろう真里奈に買えたメモリだから、見た目も性能もいまいちなのは当然なんでしょうかね。[/色]
斬鬼さん等過去にも尻を茶の間に晒した例はありますがなんでしょうね尻…
返信削除敢えて言うならば序盤から多数登場する幹部級の中でも強調したい意図からでしょうか？
T-REXに限らず序盤のドーパントは特にコミカルですが、
個人的にはこれは初見ではとっつきづらいアキコを作品から浮かないように
怪人に留まらず話の側から雰囲気を寄せる狙いがあるのではないかと考えています
およそしっかりと馴染んだであろう回の次のエピソードがあれですしね…
初めて通年で見始めたライダーなのでWは私もなかなか思い出深いです
> 斬鬼さん等過去にも尻を茶の間に晒した例はありますがなんでしょうね尻…
返信削除> 敢えて言うならば序盤から多数登場する幹部級の中でも強調したい意図からでしょうか？
[色:0000FF]演出意図はインパクトのためでしょうね。
それと園咲家の異質な感じも描くためもありそうです。
確かに実質初登場で何もしてないのに、霧彦さんが脳裏に刻まれました。
裸じゃいけない理由もないので、演出としては成功だと思います。
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> T-REXに限らず序盤のドーパントは特にコミカルですが、
> 個人的にはこれは初見ではとっつきづらいアキコを作品から浮かないように
> 怪人に留まらず話の側から雰囲気を寄せる狙いがあるのではないかと考えています
> およそしっかりと馴染んだであろう回の次のエピソードがあれですしね…
[色:0000FF]亜樹子はドーパントと同類扱いですかｗ
確かに翔太郎たちにとっては、あの時点ではドーパントよりもやっかいな存在だったと思いますが。
だんだん見た目がまともな怪人風になっていくのは、話の展開と合わせているんでしょうかね？
ガイアメモリも序盤は麻薬と拳銃の暗喩みたいな扱いで、中盤以降は人を超える力という面が強調されていきますし。[/色]
> 初めて通年で見始めたライダーなのでWは私もなかなか思い出深いです
[色:0000FF]そうなんですか。
私もWが大好きです。
良い作品と巡り会えましたね。[/色]
こちらでははじめまして。
返信削除尻彦さんには噴きました。なにかの拍子に思い出し笑いしたら管理人さんをうらみます(苦笑)。
演じる君沢さんも大変だったそうですよ。ジム行ったり、撮影時に共演者の皆さんから「大丈夫?」と気を使われまくったり。苦労の甲斐あって、インパクトは絶大というか、「ディケイド」以前の作品群とも一線を画する印象を序盤から見せつけてくれたと思います。
翔太郎とフィリップの芝居も、個人的には問題なくスルーできたんですよね。例年、1、2話は後になって見返すとどうしてもブレを感じますし。初回視聴ですんなり話に入っていけたので、そこは上手く乗り越えたなと。
ドーパントの皆さんも…
…個性派ですよね。ティーレックスさんは、ほらあの、巨大化ありきですから、きっと…。
> 尻彦さんには噴きました。なにかの拍子に思い出し笑いしたら管理人さんをうらみます(苦笑)。
返信削除> 演じる君沢さんも大変だったそうですよ。ジム行ったり、撮影時に共演者の皆さんから「大丈夫?」と気を使われまくったり。苦労の甲斐あって、インパクトは絶大というか、「ディケイド」以前の作品群とも一線を画する印象を序盤から見せつけてくれたと思います。
[色:0000FF]そうなんですか。
あれはいろんな意味で心配されるでしょうね。
ただでさえ役者さんは特撮でイメージがつくのを嫌がるのに、その上理由不明の全裸では。
でも身体を張っただけの価値はあったと思います。[/色]
> 翔太郎とフィリップの芝居も、個人的には問題なくスルーできたんですよね。例年、1、2話は後になって見返すとどうしてもブレを感じますし。初回視聴ですんなり話に入っていけたので、そこは上手く乗り越えたなと。
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初回のほうがかえって違和感を感じないのかもしれませんね。
翔太郎とフィリップに限らず、亜樹子も警察もマグマ役の俳優さんもみんな同じくらいオーバーな演技で統一されてます。[/色]
> …個性派ですよね。ティーレックスさんは、ほらあの、巨大化ありきですから、きっと…。
[色:0000FF]彼氏はまともなマグマだったせいで落差が…。
私だったら連れがマグマ渡されて、自分がTレックスだったら「他のあるでしょ？」って３０分くらい粘ると思います。
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