仮面ライダーW 第47話 「残されたU/フィリップからの依頼」:感想
【ストーリー】
・前回でミュージアム編が終わり「風都を守るヒーロー」としての物語が一段落し、今回は仮面ライダーである「翔太郎とフィリップの物語」に終止符が打たれようとしています。
フィリップの消滅という衝撃的展開から始まりましたが、主役は翔太郎だと思います。
・何もしなくてもフィリップは消滅し、それを止める手立てもなく、目の前の悪と助けるべき存在と動く理由も揃っているのに動けない。翔太郎の甘さが際立つ回でした。昔の照井だったら「甘い、甘すぎる!」と怒鳴っていたでしょうね。
・フィリップは亜樹子の提案したパーティでみんなにプレゼントを用意したり、即興でスピーチまでやっていて以前と比べ大きく成長していました。昔のフィリップだったら論理的に考えて「翔太郎に話したら変身したがらないだろう」と予測して、自分の状況を正直に翔太郎に話したりしなかったでしょうね。この点でも翔太郎の変わらぬ甘さが際立ちます。
フィリップは消えてしまうのか、翔太郎は何を決断するのか。全ては次回です。
■財団Xの解説
・今回加頭と上司の会話で出てきた要素についての解説です。
・まず不死兵士『NEVER』について。
人の死体をベースにした改造人間のことです。Wの劇場版に登場した敵がこのNEVERの集団で、財団Xは開発者のスポンサーをやっていました。特徴として、1)次第に生前の記憶や感情が消えていく 2)メモリブレイクすると身体も消滅する 、という点が挙げられます。
・次に『メダル』について。
タブレットに映っていたメダルはWの次のライダーの『仮面ライダーオーズ』に登場するアイテムです。お遊びみたいなものでWとは全く関係ありません。オーズ本編にも財団Xは登場しません。
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