『王様戦隊キングオージャー』 第27話「宇蟲王の到来」:感想
■いつものキングオージャー
・いつもながら話についていく気になれない構成でした。
まず2年後なのに何が変わったのか伝わって来ませんでした。新生バグナラク王国はどうなったのでしょう? 王様たちはなんで捕まってるんですか? 平和や発展もなく問題だけが羅列されていて達成感や満足感がまるでありませんでした。
ここまで26話もダラダラとストレスフルな展開を続けてきたなら作中でも視聴者意識的にも何かしらの甲斐を感じさせるものがないとこの先ついていく気がしません。実際にお出しされたものは王様の謎の幽閉と側近のグダグダ統治でした…
・そして延々と王様とは関係ない宇蟲王の説明が続きました。今、視聴者が気になってるのはそこじゃないと思います…
宇蟲王ダグデドは上位存在のようです。この宇宙もちっぽけな箱庭程度に思えるほどスケールの違う相手のようです。創造主で自覚的な愉快犯のようで強すぎて勝てる気がしないんですがどうするんでしょうね?
・ダグデドが言うには王様は代々ダグデドに従ってバグナラクの駆除に協力していたそうです。だとするとラクレスはダグデドに従っていただけで、ラクレスの先代シュゴッダム王は従わなかったから神の怒りが起きたみたいな感じなんですかね?
この言い分は意味がわからないところがありました。「2つの種族を争わせれば簡単に掃除できる」みたいなことを言っていましたけど、地上人とバグナラクは元々は同じ種族だったって前回言ってましよね?
「違わない? じゃあ片方の種族を変えちゃえばいいじゃん!」みたいな柔軟でクリエイティブな発想なんですかね? それならそれでそっちのほうが面白そうだし登場人物が敵愾心を抱く理由にもなるから宇宙流行するよりもその話をするほうが面白かった気がします。
・王様たちが捕まってた理由は花火だの電力泥棒だのくだらない理由で、それを巻末で箇条書きで説明して終わりでまたがっかりしました。出オチにすらなってないし引っ張る価値もないです。
牢屋に入れられてる王様が剣を持ってたり、世界の危機に最強戦力を置いておく意味もわかりません。敵幹部が誰一人殺せてないところもしょぼいと思いました。
自信を持ってつまらない展開を”壮大な物語”として堂々と出してくるところがキングオージャーだなぁとつくづく思いました。
■アクション
・アクションはなんか良かったです。キングスウェポンも駆使していてキャラごとの個性も出せていて見応えがありました。このくらいのクオリティが続くと良いんですけどねぇ。
次回は王様たちが入れ替わる回のようです。いきなりくだらない内容を持ってきましたね…
ダグデドはそういうふざけたことが好きそうなので出来事としては問題ありませんが、視聴者はどういう気持ちで見ればいいのでしょう?
こんにちは。シーズン2に突入しましたが、悪い意味でキングオージャーはぶれませんね。婚回といい次回の入れ替わり回といい、製作陣の本気が一切伝わってきません。
返信削除匿名さん、こんにちは。
削除私は”本気”だからこうなってるのだろうと思っています。本気でやってて一度も省みることがないから最初からずっとこのままなのではないでしょうか?
なるほど、『空回り続ける本気』そういった見方は僕には思い付きませんでした…
削除あと、婚回→今回の間違いでした。この場を借りて訂正します。
脚本の手落ちには概ね同意しますが、キングオージャーとゴッカンの名誉のために申し上げます。
返信削除モルフォーニャがもっふんにアテレコをしていたシーンで、モッフンの腕に4本のオージャカリバーが抱えられていました。
その後ゲロウジームが牢の前で助けを求めるシーンでオージャカリバーが4本まとめて放られていたので、ゲロウジームが牢にオージャカリバーを差し入れたのだろうとわかります。
……それがそうだったとして脚本の面白さは大した違いは無いと思いますが……。
まだ第二部の始まりなので、これからに期待したいです。
そうでしたか、それなら私の認識違いですね。
削除「頼み事をするなら先に牢から出すのが筋では?」とか
「剣を先に入れちゃって『助けない!お前ら全員殺す!』って襲いかかってきたらどうするの?」といった辺りが適切な疑問ですね。
今週もお疲れ様です。敵サイドに、宇宙人ぽさをあまり感じませんでしたが、もしかしたら、昆虫は宇宙から来たかもしれないという説を、意識してたりするんですかね。
返信削除>王様たちが捕まってた理由は花火だの電力泥棒だのくだらない理由で、それを巻末で箇条書きで説明して終わりでまたがっかりしました。
これは酷かったですね。毎度のようにバカやってる王たちですけど、ギラや配下たちの深刻な表情が理解できません。
後敵襲を受けたのに、各国のやられた人達が皆武器を持っていないのが気になりました。武器が散乱してもいませんでしたし、皆素手で挑んでやられたのでしょうか?
そんな雑魚を蹴散らして、幹部達はドヤ顔をしていたんでしょうかね。
マルゲリータさん、こんにちは。
削除>敵サイドに、宇宙人ぽさをあまり感じませんでしたが、もしかしたら、昆虫は宇宙から来たかもしれないという説を、意識してたりするんですかね。
どうなんでしょうね。
私は「宇宙→うちゅう→宇蟲」というダジャレに過ぎないか、
あるいは当初の予定から路線変更したけど怪人のデザインまで変えてる暇はないからバグナラクとして出す予定だった虫デザインを流用するために無理やり虫になぞらえたかのどちらかじゃないかなと勝手に思っています。
>これは酷かったですね。毎度のようにバカやってる王たちですけど、ギラや配下たちの深刻な表情が理解できません。
マジでヤバい犯罪だと思っているなら国民からは大ブーイングだし、次の王様を決めないといけないはずなんですけどね。それがセバスチャンがぐうたらしててもまかり通るのは不思議です。逮捕が実は1週間前の出来事だったりするのでしょうか? これだとリタが全然休めてないのでそのうち過労死することになりますが。
>後敵襲を受けたのに、各国のやられた人達が皆武器を持っていないのが気になりました。武器が散乱してもいませんでしたし、皆素手で挑んでやられたのでしょうか?
シュゴッダム以外は兵士を見かけたことがありませんし、敵はワープできるようなので本当に素手だったのかもしれません。城の警備兵くらい用意しておくべきだと思いますが、まぁキングオージャーなので…
お疲れ様です
返信削除こんな痛い厨二病みたいなシナリオで脚本家がTwitterで子供の反応がどうとか言って痛々しいなと思いました
敗戦処理にキョウリュウジャーが引っ張り出されるみたいでもう最悪です
匿名さん、こんにちは。
削除そうなんですか。
特に子供を意識した内容には見えませんでした。ダグデドの宇宙の説明とかSFの予備知識がない限りは理解できないし、理解できなければ退屈だと思います。
前回から勘違いされておられる様なので、ひとつだけツッコミをば。
返信削除人間とバグナラクは同一種族ではありません。
ちゃんと視ていらっしゃれば分かるはずですが、遺伝子こそほぼ同じでしたが、同一種族という事は絶対にありえないという答えだったはず。
勝手に勘違いしてキレ散らかすのは結構ですが、まずは自分が冷静になって物語を見直してみてはいかがかなと。
後、延々とカメジムをカメジームと呼称し続けてたのもお粗末極まりないですし、情報の確認はちゃんとしましょうね。
>人間とバグナラクは同一種族ではありません。
削除ちゃんと視ていらっしゃれば分かるはずですが、遺伝子こそほぼ同じでしたが、同一種族という事は絶対にありえないという答えだったはず。
これはヒメノの分析の話ですよね?
あれは「現在のバグナラクの人間の遺伝子はほぼ同じ」であって、2千年より前の時点で違うとは言ってなかったと思います。
遺伝子が変化したのはソウルを食べるようになったせいであり、それはカメジムの介入が原因だとも思います。匿名さんはカメジムの介入以前から遺伝子から別物だったと解釈しているのですか?
>延々とカメジムをカメジームと呼称し続けてたのもお粗末極まりないですし、情報の確認はちゃんとしましょうね。
これは単なる間違いと映像と音声メインの媒体においては表記にこだわらない価値観のせいです。気をつけてるんですけどなんか伸ばしちゃうんですよね。
>匿名さんはカメジムの介入以前から遺伝子から別物だったと解釈しているのですか?
削除そうではありません。
介入以前からそんなに変化していないという話ですよ。
でなければ、今回のダグデドのセリフにあった「違う種族同士を争わせる」という下りが管理人様の仰る通り意味不明になってしまいますし。
姿形は変われども、本質はそうそう変わらないのでしょう。
ついでに言えば人間とサルも99%遺伝子が一致しますが、でもサルを人間とは言いませんよね?
つまり人間とバグナラクは遺伝子がほぼ一致するが、同一種族ではないという説明が成り立つ訳です。
まあ、子供が作れる時点で人間とサルよりも更に近い種族なんでしょうけど、制作側がそこまで考えているかは微妙な所かなと。
誤記に関しては、なるべく気を付けた方がよろしいかと。
作品の良し悪しはともかく、間違いはやはり無いに越した事はありませんし。
>ついでに言えば人間とサルも99%遺伝子が一致しますが、でもサルを人間とは言いませんよね?
削除ネアンデルタール人は”人”って言いますけど?
ヒメノの「少し違う」が猿と人間ほど違うと断定する根拠は何でしょうか?
2千年間の遺伝子変化が無いと断定する根拠も理解できません。地上から地下と大きく環境が変わった中で2千年間も経てば環境適応などで遺伝子が変化するのは当然だと思うのですが。
またストーリーの流れからもそう解釈するのは無理があると考えます。
全体の流れが
地下から現れた伝承の化け物→バグナラクと地上人のハーフもいた→調べたら遺伝子は少ししか違わなかった→2千年より前には地上に両種族がいた。
という流れで遺伝子検査を行ったのですから、「違うことを確認するため」にヒメノたちが検査を行ったと考えるのは不自然だと思います。外見も生態も共通項のほうが見当たらない相手と違うことを確認したがる理由が見当たりません。
あの検査は「(外見上はどう見ても違うのに)遺伝子がほとんど同じ」と理解することが要点だったと解釈するほうが自然だと思います。
「下等生物」「虫けら」といった単語を敵側が多用することとも対比関係にあると思います。
もうキリがないので、これだけ反論しておきます。
削除ネアンデルタール人は人であってサルではありませんよ。
そもそも何故貴方は、突然ネアンデルタール人をサルの例えに出したんです?
大体現生人類にもその血が流れている事が確認されてますし、唐突なサル扱いはネアンデルタール人に失礼では?
サルと人はもっともっと遠い先祖から枝分かれした別種であって、現時点での研究では、人へと進化する可能性はありません。
そんな事がありえるのはフィクションの世界だけです。
もう一度言いますが、サルと人間は遺伝子がほぼ一致しますが、同一種族ではありません。
ネアンデルタール人は人であってサルではありません。
バグナラクと人類も遺伝子がほぼ一致しますが、やはり同一種族ではありません。
その一方で子供は作れてしまうため、犬と狼に例えた方が早かったですね。
犬と狼も遠い先祖から枝分かれした別種の動物ですが、狼犬という間の子をもうける事が可能ですし。
バグナラクと人類の関係を説明するのにぴったりと言えましょう。
何にせよ、貴方は生物学を知らなさすぎるので、今一度調べ直された方がよろしいかと。
>ネアンデルタール人は人であってサルではありません。
削除バグナラクと人類も遺伝子がほぼ一致しますが、やはり同一種族ではありません。
その一方で子供は作れてしまうため、犬と狼に例えた方が早かったですね。
犬と狼も遠い先祖から枝分かれした別種の動物ですが、狼犬という間の子をもうける事が可能ですし。
自分で答えを言ってると思います。
「2千年前のバクナラク人と地上人は、『猿と人』というほど遺伝子的に遠い存在ではなく、『ネアンデルタール人と現生人類の祖先』のように遺伝子的な違いはあれども同じ”人”と言える存在である」
ことを理解してもらうために「ネアンデルタール人は”人”って言いますけど?」と私は書いたんです。誰もネアンデルタール人を猿扱いなんてしていません。
「勝手に勘違いしてキレ散らかすのは結構ですが、まずは自分が冷静になって”文章”を見直してみてはいかがかなと。」
と思います。
>貴方は生物学を知らなさすぎるので、今一度調べ直された方がよろしいかと。
私は「生物学を学んだ人が書いたブログ」と名乗る気は一切ないので問題ありません。理系ですらありませんし。
匿名さんは人の感想に口を挟みたいなら文章読解能力とストーリー構成を考える力を身に着けたほうがよろしいかと思います。