『王様戦隊キングオージャー』 第21話「突き進め王道を」:感想
■総集編ですらない
・王様との五番勝負がメインかと思ったらそれ以下の内容しかありませんでした。
初見の人は各国の説明なんて知る必要がないと思います。知らなくても不都合は無いと思います。
どうでもいいことは説明するのに各国の知識よりずっと重要なギラやジェラミーの素性やバグナラクにラクレスのこと、それから今後も出てくるであろう神の怒りについての説明は全くありませんでした。正気ですか? 優先順位がイかれてると思います。
総集編すらまともに作れないとスタッフの作品に対する理解や考え方まで怪しく見えてくるのですが、それすらわかってなさそうです。
夏休みシーズンだからかOPに突然ダンスを入れたことといい、骨の無さが気になりました。
■ドゥーガ隊長
・各国で就職活動をして最終的にギラの元に就いていましたが、そもそも出ていく理由がよくわからないので感動しようが無かったです。
隊長の口ぶりからすると、ラクレス王に加担してしまったからシュゴッダムにはいるべきじゃないと考えて他国に行ったようですが、それなら「良い仕事が無かったから」なんて理由で戻ってくるのはおかしいと思います。少なくともゴッカンでは採用されたのですし、自罰的な発想なら厳しい環境のゴッカンはむしろ望むところでしょう。
情報がないし、行動が半端に見えて何も伝わってきませんでした。真面目にやるなら五番勝負は何もなしにして、ギラが王様として奮闘し苦労し、最後にゴッカンにいることを聞いた隊長の元を訪れて「力を貸してほしい」と頼みに行く流れにするほうが自然だったと思います。
■建国の真相
・2千年前に5王国が成立した経緯が語られました。
5人の王様は盛大な権力闘争をした挙げ句にシュゴッダム初代国王に負けたから言うことを聞かされて5王国の形式になったそうです。負けたとはいえゴッカンの王様にされた人が可哀想だと思いました。
…本当にこの世界の住人は脳筋のろくでなしばかりですね。ジェラミーの親を追放した時点でダメそうだと思っていましたが予想よりも酷かったです。これじゃバグラナクの侵略も「力づくで勝てば正当化されるんだろ?お前らの歴史にそう書いてある」と言われたら否定できそうもありません。
・王様たちの要求も同レベルに理不尽な内容で心底うんざりしました。
ジェラミーはまだ人格者なようで脳みそお花畑のメンタル糞雑魚なのでアテになりませんし…
バグナラクの侵略が終わろうとこの世界がまともになる気配がありません。
■バトルも虚無
・怪我もしてないのに逃げない糞ガキにうんざりしました。しかもギラの顔見知りでした。最悪です。
ダイゴーグの必殺技を止めようとはしないギラも謎に感じました。しかもその後のダイゴーグの攻撃はあっさり切り払っているので本当に意味がわかりません。自分を良く見せるために計算で庇ったんじゃないかとすら思えてきます。
次回はダイゴーグが巨大化したせいでシュゴッダムが更地になるピンチ!
…だそうですが前回も今回もあっさりいなしていた相手にそんな危機感は持てません。
新しいシュゴッドも登場するようですが必要性を感じません。前回エクストリームキングオージャーが登場したばかりで、ダイゴーグとすら戦っていないのにインフレしてどうするんですか? 展開も販促もめちゃくちゃ過ぎます。
こんにちは。ずいぶんと早い総集編ですね。ドンブラは8月の終わりだったのでかなりの前倒しになってます。その分、後半の展開が猛スピードで変わっていくのでしょう。脚本家にまとめきれるかどうか…
返信削除匿名さん、こんにちは。
削除私はストーリーが一段落したから入れただけで特に意味は無いと思っています。
後半で展開をスピードアップするなら尚更今のうちからキャラの描写や世界観の開示などを行っておかないと間に合わないので計画的という可能性も低いと思います。
お疲れ様です。
返信削除この回はヤンマの功績すら分からないギラに呆れました。
ギラは未熟キャラとはいえ、1番近しい仲間の功績すら知らずに何が王だか…。
あと、ドゥーガも何故か他国の王に直接仕えようとしていましたが、トウフだったら農家、イシャバーナだったら医者や芸術家を志して失敗するとかの方が国の特色を描けたんじゃないかと思います。
匿名さん、こんにちは。
削除>ギラは未熟キャラとはいえ、1番近しい仲間の功績すら知らずに何が王だか…。
ギラもいまいちな上にそんなギラにつけこんで好条件を取ろうとするヤンマもダサいと思いました。持たざるものから奪うのはヤンマの主義に反することだと思うんですけどねぇ。
>ドゥーガも何故か他国の王に直接仕えようとしていましたが、トウフだったら農家、イシャバーナだったら医者や芸術家を志して失敗するとかの方が国の特色を描けたんじゃないかと思います。
実際にはなんだか基準すらよくわからない審査でしたね。ドゥーガが王族仕えにこだわる理由すらわかりませんでした。