『王様戦隊キングオージャー』 第28話「シャッフル・キングス!」:感想

2023年9月10日
■演技力がないから成立しない
・戦隊ではよくあることなんですけど、入れ替わりネタは演技力と型にはまりきらないキャラクター性がないと成立しないんですよね…
そうでないと今回のように「下手過ぎて誰のマネをしてるのかわからない」とか「定型文でしか話さないのはいつもと変わらないから変化を感じない」みたいな凄惨な光景になってしまいます。
演技しないから演技力がつかない。基本新人だから元々の演技力は無い。演技力をつけるために無理やり演技させるからお話が成立しない。といういつもの役者のための捨て回でしかありませんでした。

■これで国家転覆は無理では?
・敵の計画には無理を感じました。戦争でも起こさない限り人類全滅は無理だと思います。
入れ替えで戦争を起こそうとするなら謀反を企んでいるやつや破滅主義者など危険人物と王様を入れ替えないと無理だと思います。なんで王様同士を入れ替えたのでしょう? 作中でもやっていたように自国を滅ぼすわけがないので戦争にすらまずならないと思うのですが。スパイをやってたカメジムがいるから五ヶ国同盟のことを知らないはずがないのですが情報共有してないんですか?
入れ替えたところでそいつがクーデターなどで倒されればそれまでなので実現可能性が低いと思います。そもそもこの程度で国が揺らぐなら前回までの王様逮捕期間で崩壊してるはずです。
こんなしょぼい計画で盛り上がっているとダグデドの株まで下がってしまいます。

■空白の2年間
・地上人とバグナラク人がもう友好ムードになっていて戸惑いました… すんごいあっさりいきましたね。
これなら前回の時点で「街中をバグナラク人が歩いていても誰も気にしてない」とか「ゲロウジームがシュゴッダムに大使として訪れて他愛ない会話をしてる最中にバグナラク陥落の急報が届く」みたいにそれとなく関係を描いておいたほうが良かったと思います。
納得感が全然無いせいでジェラミーの述懐がピンと来ませんでした。むしろ「こんな簡単なことだったならもっと早くやれば良かった…」なんて後悔の念のほうが似合いそうな気がしました。


次回は別の国の側近に自国の王様が切られたことが原因で国民感情が爆発するらしいです。今回よりはまともな作戦な気がしますが洗脳は万能過ぎて収拾がつかない気もします。それこそ王様を操って絶滅戦争をすればよくありません? 次回予告の「王様を止める」という話も今のところ意味がわかりませんでした。一度争いになったら王様が止めても国民は止まらないと思うんですけどねぇ。何がどうなるんでしょう?



コメント

2 件のコメント :

  1. ギャグ回のちのシリアス回ということはそろそろ新メカの季節かな。
    個人的にこの作品は、もう玩具面でしか語れなくなってます…

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    1. もう新ロボだとまた過去形態がろくに使われないうちに要らない子になってしまいますね。今回なんてロボ戦すらありませんでしたし…

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