Gのレコンギスタ 第21話 『海の重さ』:感想

2015年2月25日
・今回もほぼ戦闘回でした。
前回が枚数が抑えめだっただけあって、今回の戦闘はすごかったです。次々と出てくる機体と新兵器。それを圧倒するGセルフの強さが際立っていました。
個人的には水のカーテンの向こうに機影が映った後に飛び出してくるところが良かったです。

■ジャイオーン
・Gセルフにジャスティマ、ズゴッギーといろんな機体が活躍した中、良いとこなしだったのがジャイオーンです。前回で地に落ちたかと思ったら、まだ底がありました。というか底になりました。
戦いでも活躍しないうちに、作業用MSでもできそうなMAの操縦役という地味な使われ方で一生を終えました。しかも水漏れしたり脱出できなかったり全方面からボコボコにされた挙句の最期でした。最後のほうは可哀想に思えてきました。

■キア・ムベッキ
・落ちる一方だったジャイオーンに比べ、パイロットのムベッキさんは少し株が上がりました。
前回は人類の業を背負わされて散々な目に会いましたが、今回はこれまで誰もしてこなかったその先をいち早く成し遂げたからです。自分のしたことに責任を取った登場人物はGレコ初でしょう。みんな何かしらやらかしてますけど、だいたい人のせいにするかテヘペロ♪でうやむやにしてしまっています。その点、自分のしでかしたことの重大さを自覚して後始末をしたムベッキさんは偉いと思います。

■クン・スーン
・今回一気にヒロイン指数が上がっていました。
肉食系が多いGレコでは貴重な清純派ヒロインで可愛かったです。

・クン・スーンさんの部隊内での呼び方って「クーン」なんですよね。微妙な変化のアダ名に興味をそそられました。
クン・スーンさんって名前が呼びづらいから、きっと子供の頃から「クーちゃん」や「スーちゃん」と呼ばれてきたんでしょうね。高校生になってもそう呼ばれるのが嫌いで、その反動であんなパンクな髪型にしちゃって、大人になったら能力重視のパイロット職にも就いて、ムベッキさんもチッカラさんも名前を気にしているのを知ってるから「クーン」と呼んでるのかなぁと思いました。

■スーパー諏訪部大戦
・ここに来て新キャラのローゼンタールが登場しました。
オカマだけどふざけた様子はなく、まじめに任務で取り組む姿勢が逆に印象に残りました。なかなか濃いキャラです。

・オカマ以上に気になったのが声が諏訪部さんだったことです。
また諏訪部… メガファウナの副長に、アーミィのジュガン司令、そしてVGのローゼンタール、更にはトワサンガの役人などモブキャラでもちょくちょく出ています。なんで諏訪部さんだけこんなに兼役が多いのでしょう?
このままだと一つの戦場に諏訪部声のキャラが3人揃う三つ巴の戦いが起こるかもしれません。

■ラ・グー総裁
・出てきた瞬間「また子安か」と叫んでしまいました。
子安声というだけで、きっと本当は悪いやつに違いないと疑ってしまいます。そんなことしてる暇はないのでたぶん善良な政治家だと思いますけどね。

・ラ・グー総裁の持っていた杖、独特の見た目が気になって調べてみたら「ヘルメスの杖」でした。
ラ・グー総裁が治めるロザリオテンの入り口に大きな薔薇の彫刻がありましたし、ラ・グー総裁がヘルメス財団のトップと考えるのが自然なようですね。次回の冒頭あたりでヘルメスの薔薇の設計図のルーツが明かされそうな感じがします。

■Gルシファー
・いきなり登場して、いきなりマニィが乗ってびっくりしました。
マニィということは敵になるのでしょうか? 今のマニィがマスクと戦えるとは思えません。
できればケルベスさんに乗り換えてほしかったです。


さて次回はどうなるのかな、と思っていたら公式の30秒verの予告で軽くネタバレをくらいました。おハゲ…
まぁ、いきなり「ケルベスは死んだ」とか言われるより良いんですけどね。私は未だにZの予告は根に持っています。

ロングバージョンの予告を公式で流すのは主流になっていくんでしょうかね? 全然時間帯の違うプリキュアでも映画の宣伝のせいか公式配信をやっていました。ヴァルヴレイヴの場合はテレビでは予告なしで公式配信のみでしたっけ。タイトル表示くらいしかしない予告も前々からありますが、私はけっこう予告自体も好きなので予告は予告でやってほしいです。

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