Gのレコンギスタ 第20話 『フレームのある宇宙』:感想

2015年2月19日
・今回は丸々1話戦闘回でした。
私の一押しの量産機、リジットはやられ役どころか出番がまるでありませんでした。専用機より出番のない量産機…

■ジャイオーン
・びっくりするほど弱かったです。
武装パックを装備したときには自動的にガチャガチャとくっついて、パックを着けるのも一苦労のGセルフより遥かに高性能に見えたのですが、戦いが始まったらまぁ酷い。
自信満々に登場した直後に半分壊され、Gセルフの盾が半壊したからさすがに厳しいかと思ったら余裕で防がれバルカンで残りの右側も大破されて唖然としました。盾を両断したジャスティマのほうがよっぽど強そうでした。
次回も戦うみたいですが果たして挽回できるのでしょうか? 予告だとジロットが目立っていたので汚名挽回になりそうな気がしています。

■キア・ムベッキ
・パイロットのキア・ムベッキさんも機体同様にポンコツじみていました。
でもこれは仕方がない気もします。なぜかというと人類の業を1人で背負わされていたからです。
大げさな理想を語る→始めは「ビームは使うな」と冷静に指示→戦っているうちにムキになってくる→大失敗→「タブーなんだ!」とヒステリー、とこれまでであればベルリたち含めて2,3人で分担して行っていた内容をムベッキさん1人でやっていました。そんな無茶をやらされれば、ああもなりましょう。その点ではムベッキさんに同情します。ジャイオーンが弱かったのはムベッキさんのせいだと思いますけど。

■クン・スーン
・意外と純朴で驚きました。
髪型がパンクだったり、急襲作戦の前に口紅を塗ったりしていたので、もっと弾けた性格だと思っていました。自分の過ちを素直に認めたり、むしろ良い人でした。
口紅を塗っていたのも「舐められないようにしなくちゃ…!」という生真面目さの表れだったのかもしれせんね。

・搭乗機のジロットもユーモラスで可愛く見えました。
ジャイオーンの武装を吐き出しているところで和みました。ちっちゃいアッガイが出てきそうな感じがしました。

■ファンネルの復活
・今回一番驚いたのはファンネルが登場したことです。
富野監督はF91以降は映像が単調になるからファンネルを嫌っていたと思っていたので、Gレコに登場したことは意外でした。何か新しい演出方法を思いついたのでしょうか?
今回は特に変わった使われ方をしていたわけではありませんでした。次回以降で見られるのか気になります。


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