『超宇宙刑事 ギャバン インフィニティ』 第15話「パトランの決断」:感想

2026年5月24日

これが平常運転であってほしい

・今回のパトランの話は普通でした。
ギャバンインフィニティの基準だと見やすくてマシな内容の方でしたが、最低でも平均点をこれくらいにしてほしい内容でした。

・パトランは嫌味な部分以外のようやくまともな面が見られました。
手柄のためにライバルへの情報共有を控えるか、事件解決のために教えるかというパトランの葛藤や犯人相手の活躍は普通な展開ながらも良さは普通に感じられました。
今までの態度の悪さの時点でも思ってきたことですが、資料課だから見下すとかじゃなく、「俺の方がギャバンに相応しいのに!」とライバル心を燃やしたり、
「俺ならギャバンの特権を活かしてもっと事件を解決できるのに! 資料課でぐうたらしてるやつにギャバンの印籠を持たせておくなんて救いを待つ人々への背任行為だ!」くらいの方が見やすいと思います。

・個人的には大佐の活躍が思いのほか良かったです。
他次元だと外に出られないから母艦から話す以外にやれることがありませんけど、地球ならレイジの相棒としてこんなふうに動けるんですね。
本来はヒロインポジションであるアギが出る方が嬉しく感じるべきなんでしょうけど、テンプレ文しか話さないアギというキャラクターが全然面白くないのでどうしようもないんですよね…
話のまとまりの良さやパトランたちの活かし方といい、「やっぱり他次元設定要らなかったんじゃ…?」と思ってしまいました。


大筋以外はだいぶガバガバ

・パトランなど大筋は平凡だがまずまずだったのですが、お話の進め方は悪いと思いました。
人が来なくて隠しやすい屋上を探してないのはガバガバ過ぎます。屋上じゃないと乱入しにくいからってこんな無理がある展開はやるべきではありません。

・エモンズにボコボコにされるインフィニティも情けなかったです。
攻撃できないとはいえ、避けることもろくにできていないのはかっこ悪いです。
これさえあれば大丈夫!と勝ち誇っておきながらあっさり落とすのは論外です。
エモンズがろくにアクションできないからエモンズにやられるときもエモンズをボコるときもサンドバッグにしかできないところがアクション的には面白くなかったです。

・鰐淵の活躍は雑過ぎて頭も気持ちもついていけませんでした。
なんでインフィニティも軽く抑え込むようなパワーのエモンズ相手にただの人間の鰐淵がしがみついただけでどうにかなるんですか?
なんで大佐は冷静に迎撃したのに鰐淵相手だと無警戒でやられっぱなしになるんですか?
もっとましな活躍を用意できないのかと呆れました。


お話としては特に進まなかった

・結局、パトランたちがレイジの真意を知ることはなかったし、パトランが「ギャバンに相応しいのはお前だ!」とレイジを認めたり、ギャバンになることを諦めたりしたわけでもなく、「パトラン主役のお話」止まりでした。
個人的にはパトランにそんな興味ないから引っ張らないでほしいんですけどねぇ。



次回は久しぶりの別次元のモブギャバンが登場するようです。
ドルネードも活躍してないうちにまた新しい玩具も出るようですが、脚本はシリーズ構成の冨岡さんではなく樋口さんのようなのでメイン回ではないっぽいです。
なんだかよくわからない組み合わせですね。





コメント

4 件のコメント :

  1. 偶然かもしれませんが、今作に関してはギャバンアーマイゼといい山口宏脚本の回が比較的見やすい気がします。

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    1. 山口宏さんの担当会が見やすかったとは思いますが、脚本家の問題なのかは疑問の余地があると思っています。
      アーマイゼも今回も「刹那など他のギャバンが出てこない」という共通項があります。
      一方で、山口宏さんの回でも刹那と狙撃手の回は全体としてはパッとしなかった印象があります。
      「複数のギャバンを出すことに無理がある」という点が主因であり、それさえしなければ見やすくなるという線も疑っています。

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  2. こんにちは。

    今回のバトルパートはこの番組でもワーストクラスで酷い出来だと思いました。
    怪人が動けないためにヒーロー側のアクションも制限されてしまうのでは、特撮ドラマとして本末転倒な気がします。
    ほぼ毎話出ずっぱりになるエモンズを、どうしてろくに動けないデザインにしちゃったんでしょうね……
    そもそもエモンズのこのビジュアル、仮面ライダーとかの「数だけ出てくる雑魚怪人」っぽく見えてしまって、個人的には全然強そうな感じがしてません……

    ギャバンや関係者たちが、状況を打破するための最適解となるエモルギアを毎度のように都合よく所持しているのもなんだかなぁ、と思っています。
    いわゆる「能力バトルもの」としての見応えがまったくありません。
    敵の能力を踏まえて攻略法を練るようなエピソードもこれまで皆無ですし。

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    1. 匿名さん、こんにちは。

      エモンズに関しては本当に理解に苦しみますね。
      バリエーションが少ないだのは予算カットなどでそうなった以上はどうしようもないと思いますが、なぜ一つしか作れないスーツをアクションができない上にパッとしないデザインにしたのかは全く理解できません。
      てっきりエモンズは見栄え優先の巨大戦用の雑魚ロボみたいなもので、コスプレ人間がメインの敵なのかと思ったらコスプレ人間は怪人相当の敵は数えるほどしか出てきませんし。
      何がしたくてこういうデザインにしたのか意図すら理解できていません。


      >ギャバンや関係者たちが、状況を打破するための最適解となるエモルギアを毎度のように都合よく所持しているのもなんだかなぁ、と思っています。

      ポコポコ新しいのが出てきて戸惑いますよね。
      販促のために数を出さないといけないにしても、普通この手のやつだと
      「怪人役の敵がいろんなのを使う」
      「この前倒した敵が持っていたやつを後の回で今度はヒーローが使う」
      みたいに脈絡を用意することが多いんですが。
      そんなに種類が多くない武器ですら活躍するのはわかりやすいレーザーばかりで、あとはせいぜい駆無が使うソード程度であとは武器もパッとしませんし、根本的にいまいちな印象が多いです。


      >敵の能力を踏まえて攻略法を練るようなエピソードもこれまで皆無ですし。

      そうですね。そう言われて思い浮かぶのが増え続けるエモンズをバリアで閉じ込めたことくらいです。
      エモルギアの能力自体は概念系だからこじつけでも何でも応用は効くはずなんですけどね…

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