『超宇宙刑事 ギャバン インフィニティ』 第16話「宇宙特急大暴走」:感想

2026年5月31日

今までよりずっと良かった

・展開がややぶつ切れなところがあったので全体のまとまりをもう少し良くして、これまでの内容や路線を無視すれば「面白かった」と言ってもいいと思うくらいには良かったです。
常識が通じない別宇宙のワクワク感。
そんな異世界で人命のかかったトラブルに対応するドキドキ感。
レイジ、アギ、大佐がそれぞれの分野で活躍して事件解決に導く流れ。
現地ギャバンたちにも見せ場があり、全体的にギャバンインフィニティの基本フォーマットを活かした展開になっていて満足度が高かったです。

・今回の主役だったアギのお話もそれなりに良かったです。
AIであり作られた存在であるアギが人間の持つ感情の良し悪しについて語るのは感情を力にするギャバンインフィニティでは順当なお話だと思いましたし、回想で出てきたエピソードもそれなりに機能していたと思います。

・個人的にはコスモギャバリオンの共同作業が一番良かったです。
チームワークという戦隊らしさがあり、多次元やギャバンが複数いる意義も感じられる光景でした。
ギャバンの基本である「刑事」という点でも「どの次元の人だろうとギャバンだろうとAIだろうと『人命を守る』という点では何も変わらないし当然協力できる」という話になっていて意義が感じられた点も良かったと思います。

・まぁ、やっていたのはなぜか刹那たちどころかギャバンですらないモブでしたけどね…
「強襲フォームに変形できるのはレイジ次元のコスモギャバリオンだけなのかと思ってたけど違ったんだ」とか、そういう点も含めて「なんでもっと前からやらなかったんだろうね?」と腑に落ちない感じは否めません。

・アクションもいつもよりは見れる内容でした。
狭い室内で椅子を挟んでメリハリのあるアクションは怪人がまともに動けない欠点カバーしていて悪くないと思いました。


もしかして「飛電」って会社が作ってません?

・人類抹殺に目覚めるAIを見た時にこう思いました。
列車内に正常な他のAIロボがいるのに止める手段がないし、電車なのにレールを切り替えたりレールを破壊して止めようって話にならない辺りもセキュリティがガバガバでした。
安全意識がゼロワンレベルだと思いました。


ギャバン・ダイヤグラム

・安っぽさにびっくりしました。
マスコット兼用の被り物をしてコートを着ただけって…
蒸着する前の人間態とかじゃなくてあれがギャバンとしての姿なんですか。
コスプレ怪人どころかコスプレギャバンって感じでした。まさにギャバンの大安売りだと思いました。

・コートの模様は線路かと思っていたら必殺技のときに部分的に発光して「!マーク」になるところは意外性と納得感が両方有って、デザイン面で唯一良いと思いました。



次回はキキの次元で怪盗フェイドが遂に捕まる!、そうです。
って言われても全然に「遂に!」な印象が私にはありません。
「あいつ何なん?」「キキすら描けてないし、怪盗なんて出してる場合じゃなくね?」という印象くらいしかない段階なので何の感慨も感じることができていません。
果たして面白くなるんでしょうか? 脚本も全打席空振り中の森地夏美さんなので期待する気が起きません。





コメント

4 件のコメント :

  1. 感想お疲れ様です。
    設定に若干ガバい点もありましたが、個人的にはかなり面白かったです。アーマイゼ回なども含めて別宇宙でもっと色んなギャバンを見せて欲しかったです。チープさはあれど設定にも合っているしワイワイ盛り上がれるのに……
    そういえば、映画の広告を見ていたら「クライマックス」という言葉が見えました。これは本当に2クールで終わってしまうのでしょうかね?

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    1. 匿名さん、こんにちは。

      多次元だの各宇宙に一人だけのギャバンという設定からするとこういう内容の方が順当だと思います。
      毎回このくらいのクオリティでやってほしいものです。
      やらないのは見ての通りの予算の問題と結局ゲストで終わっちゃってキャラクター商品の販促につながらないからなのでしょう。
      しかしながらそれを言うなら「多次元設定が要らなくない? 各国/各星を渡り歩いて現地のギャバンを仲間にしていく国際/銀河ギャバンのスケールで充分だったんじゃない?」って話になるので言い訳にはならないとも思いますが。


      >映画の広告を見ていたら「クライマックス」という言葉が見えました。これは本当に2クールで終わってしまうのでしょうかね?

      真に受けるならそうですけど、「”第一章・デスギャバン編”のクライマックスはいかがでしたか? 3クール目からはデスギャバンの背後にいた真の敵、マクー編が始まります」とか言い逃れはいくらでもできると思うので今のところ私は真に受ける気がありません。

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  2. こんばんは。

    今回も場面ごとのぶつ切れ感や設定の甘さは相変わらずでしたが、話の大枠はなかなか良かったと思います。
    個人的には、ディストピア系SFの定番とも言える「人類がデータ化された世界」を、どちらかと言えばポジティブな方向性で描いていたのが新鮮で感心させられました。
    「へぇ~、こういう宇宙もあるのか、おもしろいな」みたいな軽い反応を示すレイジも、様々な次元を渡り歩いてきた歴戦の風格を感じられ、頼もしさがありました。

    ご当地ギャバンの安っぽさは残念でしたね。
    過去の戦隊なりライダーなりの余ってるスーツを改造すればいいのに…と思ってしまいましたが、
    怪人枠も頑なにエモンズ1体を使い回している事実を鑑みると、意地でもスーツ流用はしない制作方針なんでしょうかね?
    でもギャバリオンブレードはドンブラの剣のまんまリデコ品なんですよね、本当に謎です…

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    1. 匿名さん、こんにちは。

      >個人的には、ディストピア系SFの定番とも言える「人類がデータ化された世界」を、どちらかと言えばポジティブな方向性で描いていたのが新鮮で感心させられました。

      わりと珍しい雰囲気でしたね。
      受け入れてるにしてもだいたい諦念や絶望感が漂っていたりしがちですが、電脳空間内でも良くも悪くも人間らしさを保っているようで珍しい味付けだったと思います。


      >過去の戦隊なりライダーなりの余ってるスーツを改造すればいいのに…と思ってしまいましたが、怪人枠も頑なにエモンズ1体を使い回している事実を鑑みると、意地でもスーツ流用はしない制作方針なんでしょうかね?

      ここまでエモンズが足を引っ張るくらいなら既存のスーツを流用した方がずっとマシだと私も思います。
      出来が良いならともかく、この出来栄えでエモンズにこだわるのはそっちの方が異常だと思います。

      ギャバリオンブレードの方は玩具の関係もあるので不思議さが更に複雑だと思います。
      「武器は流用してもキグルミは流用しない!」というこだわりであるならば、こだわり自体はまだ理解できます。
      どっちの方が目立つか、作品のオリジナリティを出せるかで言えばキグルミの方だと思いますから。
      ただ、基本商品の一つである武器を流用で済ませることはエモンズ以上に理解し難いことです。
      普通に売上に影響出そうな気がして、販促番組の姿勢としては論外なように見えます。
      私もスタッフのこのバランス感覚が理解できません。何がどうなってるんでしょうね?

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