『超宇宙刑事 ギャバン インフィニティ』 第20話「愛が故に」:感想

2026年6月28日

何だ、これ?

・普通に意味わからん展開が多くて最初から最後まで戸惑いっぱなしでした。
6話ぶりのシリーズ構成回だったはずなんですけど、いつもより酷いくらいでびっくりしました。

今回やったことって要約すると、
 キキの記憶が消えちゃったよ、うぇーん!
 前に捕まえた犯罪者が脱走しちゃったよ!
 知ったところでだからどうした感の強い、アザゾルス関連の要領を得ない情報。
 レイジがなんかしたらどうにかなったぜ!
だけですよね?
前回起きたキキの記憶が消えたこと以外は、ほとんど今回だけで内容が完結していてとてもこじんまりとしていました。
高次元だのアザゾルスだの闇マクールだの警察内部の闇だのとこっちは教えられてないから知る由もない話ばかりで全然ノレませんでした。
挙句の果てになんか勝手にレイジやデスギャバンだけ盛り上がって自己犠牲して、暴走モードはあっさり沈静化して更に冷めました。
納得感や満足感がまるで感じられませんでした。

レイジ

・レイジの行動ってどういうことだったんですか?
戦ってる間は「お前の言うことなんか信用するか! そんな都合の良い話があるわけないだろ!」みたいな感じだったのに結局はデスギャバンの提案を実行しているように見えました。
流れから逆算すると、「誰も傷つかない」って部分が嘘で本当はレイジが闇堕ちする予定だったんだけどそれは「レイジの自殺 or ルミナスのエモーショナルバーストで帳消し」で対処しましたって理解で合ってますかね?
闇マクールの話もレイジの闇堕ちもエモーショナルバースト一発で解消することも全部よくわかんない話で全然話についていけませんでした。
ただのエモーショナルバーストで解決できるんじゃいつものエモルギア犯罪者やマクー空間と大差ない印象で全然重大事態とは思えません。
「ネガエモルギーを解放するためにレイジが自分の中の負の側面や憎しみに近い怒りと向き合う」みたいな展開があるならその過程の方に意味があったんだなと思えますが、そういうの全然なく「ネガエモルギー解放!」であっさり済んじゃいましたし…

・他のドラマ周りも全然ピンと来なくて困りました。
レイジの「キキとコトは妹みたいなものだから」発言は普通に何の心当たりもなくて戸惑いました。そんな素振りありましたっけ?
個人的には「同じギャバンどうし」みたいなノリだと思っていたので妹とか保護対象扱いだったことにも戸惑いました。いいんですか、それで?

コト

・コトの話もさっぱり理解できませんでした。
「まるで誰がギャバンでもいいみたい」って、え?そりゃいいんじゃないですか?
ギャバンとは役職なんですから「ギャバンがいるから大丈夫」みたいな安心感こそが本分で「前任のギャバンは頼りになったけど今度のルミナスってやつはキャピキャピしてて不安だなぁ…」みたいな属人性はむしろ避けたいくらいでしょう。
警察官もそういう存在だと思いますし、普通にコトの言ってることが意味がわかりませんでした。
個人にこだわるんだったら警察は止めて探偵や自警団にでもなった方が良いと思いますよ。


パトラン

・この前のカレル本部長と話したときからそうですけど、すっかり「レイジたちの事情に察しはついてるけど黙って知らないふりをしてる」ポジションになったみたいです。
嫌味が全然おもしろくなかったので「最初からこれの方がマシだった…」と思ってしまいます。

・なんか急に斬鬼さん演じる捜査課のお偉いさんが出てきました。
いかにも怪しいんですけど警察内部の膿代表でいいんですかね?
最終決戦でデスギャバンがレイジと戦ってる最中に
「ガトウさんを殺したのは銀河連邦警察内部の仕業だ! 警察は腐ってる! だから俺は警察を抜け、アザゾルスの力で無理にでも正す!」みたいな話をし出して、その後にパトランたちが警察内部の粛清を行ってデスギャバンが前に言っていた「ギャバン1人では限界がある」みたいな話を逆に裏付けてその勢いでレイジがデスギャバンを倒す流れになりそうです。

・パトランの行く先が決まってきた感じですが、フェイドもこの路線なんでしょうかね?
なんか最終決戦っぽい雰囲気ですけど、結局ルミナスも元に戻ったからフェイドの役割が見当たらないんですよね。
レイジ次元はワニパトが、刹那次元は本部長が、キキ次元はフェイド、駆無次元は妹か本部長が警察内部の粛清を行っていくと丸く収まりそうです。
フェイドじゃなくてコトでもいいんですけど、一度はルミナスに変身したコトを置いていおくのは可哀想だし、コトに警察内部を正せる政治力や手腕があるとは思えないんですよね…

・一番悪いのは「全部フェイドがやってくれました」になることかなと思っています。
キキたちより優遇されててやたらに華を持たされている印象なので敵の計画の一番重要な部分を潰すとか、そういう役割を振られそうな気もしています。
個人的にはこの作品は『宇宙怪盗フェイド』じゃないから無しです。
まだポッと出の見知らぬ各次元のギャバンたちが登場したりする方がマシです。


次回は1話の冒頭であったような敵艦隊の大侵攻が始まり、ギャバン4人が集まって対抗することになるみたいです。
宇宙の真理とかが焦点だったので敵艦隊とか興味が持てません。コスモギャバリオンがたくさん有ることもわかってますし、普通に軍隊出せば良くないですか?
「それってギャバンの仕事なの?」という疑問が1話段階よりも強まっていてヤバい気がします。
ギャバンだから悪と戦うのは当たり前だし、それがどれだけ強大だろうが怯まないことも当然だし、自分の次元にも関係あることだから各次元のギャバンが協力することも当然で、「なんで主人公たちが戦わなきゃいけないの?」とか「怖くないの?」とかドラマのフックが見当たらないように感じています。
個人的にはクライマックスなのに全然盛り上がりを感じることができていません…




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