『仮面ライダーゼッツ』 第46話「甦る」:感想

2026年8月2日

なんか終わったらしい

「え、前中後編どころかまだ続くの?! …まさかこれってもう最終決戦突入!って流れのつもりだったのか?!」
と見ていて不安に襲われましたが、ノクスvsファントム戦は終わったみたいです。
闇に入ったのが道連れ扱いだったようです。だから「ゼッツ、後は頼んだぞ…」とかかっこつけて言ってたんですね。
聞いてて普通に「ここまで来たならお前が倒せばいいだろ! なんでそこで他力本願なんだよ?!」と困惑しました。
なんで相打ち狙いにしないといけないのかは全然わかりませんでした。そこまでする相手だと思えなかったので全然納得感がありません。
エクスドリームにしてもミッドナイトシャドウにしてもそこまで苦戦していた印象がありません。
「今の幻影だからノーカンね」ってやってくるから決定打を打てないだけで戦闘力自体はそんなに高いと思えませんでした。
「闇の中に入る=ノクスもただでは済まない」なんて印象も全くありませんし、普通に倒せばいいだけじゃないの?と思ってしまいました。

・バトルとしてもとても仮面ライダーノクスのタイマンでは最終戦(推定)とは思えないパッとしない内容でした。
ファントムが特に強くないから盛り上がりません。
攻撃無効化くらいしか特徴がないのでつまらないです。
エクスドリームと同類です。
なんで最強フォームが悪口に使われる代名詞になってるのか自分でも言ってて不思議です。


最初からやれ!

・ノクスの壊れたベルト修理の方法が結局リカバリーでズッコケました。
最初からやれ!としか言いようがありません。
リカバリーを奪ったのは予知夢の中だったから今のノクスは持ってないにしても存在自体は知ってるはずですから莫に頼めば済んだじゃないですか…
何を「今の俺には戦う力もないし…」みたいなこと言ってたんですか、こいつは? それじゃ故障を口実にして逃げてただけじゃないですか。

・なんかリカバリーだけだと直ってないっぽい感じもありましたが、その後カプセムはめたら直ることも意味がわからないので何がどうなってるのか意味不明なままでした。
「夢の中だから信じれば実現するよ!」みたいな雰囲気出してましたけど、それを言うなら莫が20年も夢の中でドライバーを直してたのは何だったのでしょうね…


だから警察官時代っていつのことなんだよ!

・「コードの深い闇がなければ今もこんな風に警察官として過ごしていたのかもしれないな、フッ」
みたいな発言には唖然としました。マジで何を言ってるんですかね…?
「莫が小学生の頃にコード塾で講師をしていた=10数年前にはもうコードのエージェントだった」だから、
警察官として動いていた頃はコードのエージェントを現役だった頃か、コードを抜けた後のどちらかで確定ですよね?
どっちにしても警察官として働き続ける人生は無かったと思うんですけどいったい何の話をしてるんでしょうか…?
もっと拡大解釈して「コードに深い闇がなければ俺はそもそもエージェントになってなかった。エージェントになってなかったら警察官になっていただろうからこんな人生を送っていたかもな」
みたいな全く知らん仮定に仮定を重ねた話をしてたんですかね?

・そんなわけないだろ、もっとまともなエピソードがあるに決まってるだろ!
と意識的に好意的に解釈するなら、
「警察官になったのはコードを抜けた後で、レディと組む前」
「エージェントは糞だから警察官としてナイトメア対策を行い世の中を良くしようと怪事課の設立に関わりやっていたが、そこまで”コードの深い闇”(情報統制など)にぶち当たり、やっぱりコードをどうにかしないと世界は良くならないと考えてレディと組んでテロリストになることにした」
といった感じでしょうかね。
これなら闇がない光時代なので富士見がやたらに強調していた小鷹は悪くない発言も少し通りやすくなりそうです。
なんでコードを抜けた抜けエージェントがコードの下部組織扱いの警察で普通に働けていたのかは意味わかんないですけどね…


何それ

・オブリビオンの雪で消滅したはずの莫が生きてた流れが今回解説されました。
エクスドリームを使ってたらいつの間にかブラックケースへの耐性がついていて、消える前に目覚めることができたから現実で変身=ナイトメア化することで影響を免れたそうです。
全く知らん話なのでどういう言う余地を感じません。
知るか!

・「ネムが夢だと思っていた方が実は現実の世界だった」という内容は
「夢のような現実と現実のような夢」という錯誤を意味していて比較的面白い設定だと思いました。
そういう話をもっと掘り下げた方がゼッツの設定には合ってると思います。
莫なら望んで夢の中で生きようとしていた身だからこそ言える言葉もあったでしょう
莫の最大の欠点である「現実では無能なニート」という印象を改善するチャンスを逃すなんてもったいないと思います。

・現実的に考えると「いや、現実だったら『夢の中なのに歩いてて疲れるなんておかしいな?』とか『やけに地理関係が現実的だな? 夢だともっとつながりが突拍子もないことが多いんだけどな?』とか違和感を感じるだろ!」とか、
「あれは現実だったってことは少なくともその間はネムは現実で活動してたってことだよね? それだとそのうちネムは餓死してたんじゃないの? レディの理想の世界って全然長持ちしなくない?」とか、
ツッコミどころは多々有る気はしましたけどね。


ネムが蚊帳の外のまま

・ネムは相変わらず何の活躍もありませんでした。
台詞すら今回は何か言ってたっけかな?と思うくらいに印象が薄いです。
どうも次回が本番みたいですけど、視聴者的にはもう賞味期限切れちゃってると思います。


レディも蚊帳の外

・ファントムはやられた扱いっぽいのにレディが何も言い残さないうちにやられちゃいました。
レディはスタッフのお気に入りっぽい印象があるんですけどエピローグ以外でまだ再登場するんですかね?

・今回レディが言っていたことは全く意味がわかりませんでした。
「こうしなかったらネムはオブリビオンに同化されて消えていた!」
って、そもそもオブリビオンが活性化したのがレディたちのせい、あるいはせいぜいナイトメア勢のせいじゃないんですか?
当初の目標であるコード壊滅とは因果関係が遠過ぎるように感じました。
とりあえずソムニアカプセムをオブリビオンに食わせなければ当分はネムが消滅する恐れは無かったように見えて仕方ありません。
いったい何がどうなっていたんでしょう?



次回はオブリビオンナイトメアと戦うみたいです。
…それってどういうことなのかが全然思い浮かびません。
いつもの「とりあえず怪人を倒す」と同じノリでしかないように感じて、とてもあと2,3話で終わるとは思えない実感の無さです。
今のところ「現実で目覚めたし、オブリビオンを倒せば晴れてネムが現実復帰できるな!」とか「ソムニアで夢がつながってる事態を終わらせることができる」くらいの即物的内容しか思いつかないのですが、もしやスタッフは本気でそれがゴールになると信じてるのではないかと不安が増してきました。
今の私なら「ゼッツスタッフならあり得る!」と信じることができてしまいます。






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