『蒼穹のファフナーEXODUS』 第5話「新世界へ」:感想
・今回は戦闘回でした。1,2話置きに戦闘回を挟んでそれ以外は無理して戦闘を入れない方針みたいですね。良いと思います。
・アクションでは彗や美三香の戦い方が面白かったですね。ワイヤーを使った擬似ファンネルに攻防一体のシールドは見慣れた機体だけど新鮮味があってとても良かったです。
個人的には芹の戦い方も印象に残りました。特別変わったことはしていないのに印象に残るパワープレイでした。機体に保護機能が付いても変性意識は変わらないみたいですね。
後輩3人はゴウバイン化を除くと意識の変化は感じられませんでしたが、これも機体に起因するものではないのでしょうかね。
■広登
・広登の実家ってあの定食屋さんだったですね。知りませんでした。
1話で妙にウェイトレスのお姉さんが目立ってるなぁと思っていたのですが、広登のお姉さんだったですね。名前は堂馬舞、だから「どんまいさん」なのですね。
・特にそういう印象がなかったので、急に目立ってきた感じがして広登の死亡フラグが増えたんじゃないかと不安に駆られてきました。芹とも思ってたよりずっと仲が良かったのも不安を掻き立てます。
しかし逆に考えようによっては良いことかもしれません。溝口理論によれば死亡フラグを立てれば立てるほど生存率は向上します。多すぎるくらいに死亡フラグが立っている今、広登は逆に無敵と考えることもできます。
でもそうなるとじゃあ何のために家族を目立たせたのかという話になってきます。死亡フラグが立ったのはお姉さんたちのほうなのかもしれません。次回で冒頭からいきなり一ヶ月後に飛んで、「帰ってきた広登たちが見たものは…」なんてこともあるかもしれません。
・いろいろな展開が考えられるのは登場人物全員に死ぬ可能性があるファフナーならではですね。面白いんですけど辛いところでもあります。
■続きは一ヶ月後
・思ったよりも長くてびっくりしました。言われてみれば安全の確保されていない遠征だからそれくらいかかっても当然ですね。
雰囲気的には、本当に一ヶ月(4話)くらい経つまで遠征組の情報が一切映されないんじゃないかと感じました。広登や暉は無事に帰ってくれるのでしょうか。タイマーの見えない時限爆弾が目の前にある気分です。
■一騎
・最後の展開に衝撃を受けました。
1話からずっと総士に真矢に父親と話す相手もタイミングもあったのに、唯一本心を言えたのが紙の上って… やっぱり一騎は相当重症でした。もっと取り乱して、もがくべき状態です。相手に気を使ってる場合じゃないですよ、全く。
・そんな一騎が唯一前向きな方向に考えているのが乙姫の言った言葉でした。
しかしこのままだと上手くいくにしても一騎の中で自己完結して終わってしまうんですよね。それだとあまり今の問題は片付かないように思えます。一騎の殻を破るのは誰になるのでしょうか。理解者になれる存在が読心能力を持つフェストゥムに近い存在だけでは悲しすぎます…
■エメリーたちのミール
・エメリーの持っていた欠片が育ったものって、まさか人間食べてる系なんじゃ…?
乙姫が同化されても意識を保ったのとは逆に、ミールに人間をどんどん入れて人間の割合を増やして制御しようとしているんじゃないかと将軍の話を聞いていたら思えてきました。
将軍の言っていた「何百人ものエスペラントたちが犠牲になる覚悟がある」と言っていたのが怪しく思えてきます。戦う覚悟があるって意味かと思っていましたが、ひょっとして…
・ミールってそうそう制御できるものではないと思うんですよね。
比較的人類に有効な竜宮島のミールでさえも前期の終盤に暴走しかけたり、ファフナー用のコアの量産が難しかったり、思うようには動いてくれません。それが個体として活動し始めてから数年のミールで都合よく行くとは考えにくいように思えます。それなのに将軍はどうしてああも自信があるのか、裏を勘ぐってしまいます。
■アザゼル型
・ミールといえば少し気になったのがミールの欠片から生まれたアザゼル型です。
指の間に水かきがありました。人間も胎児の段階では指が癒着していて、水かき状の過程を経て人型になっていくと言います。とても水中型には見えないのですが、あの水かきはそういう意味なのでしょうか…
■気になる人間関係
・壮行会の座席が気になりました。
始めは総士&剣司、真矢&咲良だったのが、ジョナサンたちが入ってくる頃には総士&カウンターの真矢、咲良&剣司に変わっていました。
偶然の成り行きとも考えられるのですが、誰かの意思が介在した結果ではないかと疑っています。
・真矢がカウンターに入ったきっかけは恐らく暉だと思います。最初は暉が給仕をしていたので、真矢が途中で交代したのでしょう。半分は一騎を休ませるためでしょうが。この後に誰がどう動いたのかが気になります。
咲良が1人になったから剣司が移動したのか、あるいは剣司が総士を真矢と2人きりにするために咲良を口実に気を利かせたのか、それとも総士が気を利かせて剣司に咲良のところに行くように言ったのか。
一騎抜きの4人の仲はあまり描かれていないので貴重なシーンに思えました。咲良と剣司はたぶん真矢が好きなのは一騎だと知っているでしょうし、前期の時点だと2人とも総士よりも一騎と仲が良いと私は思っています。それが今回は総士に肩入れしたとすると興味深いことになります。4年間の間に関係性に変化があったのかもしれません。
・席といえば後輩3人のけっこう凝ってました。
初期状態だと零央と美三香が対面で座っていて、彗は里奈の前の席にいて、美三香が里奈を通して彗のほうにちょっかいを出していて、そこに零央が口を挟んでいました。やっぱりそういう関係なんですね。
・アクションでは彗や美三香の戦い方が面白かったですね。ワイヤーを使った擬似ファンネルに攻防一体のシールドは見慣れた機体だけど新鮮味があってとても良かったです。
個人的には芹の戦い方も印象に残りました。特別変わったことはしていないのに印象に残るパワープレイでした。機体に保護機能が付いても変性意識は変わらないみたいですね。
後輩3人はゴウバイン化を除くと意識の変化は感じられませんでしたが、これも機体に起因するものではないのでしょうかね。
■広登
・広登の実家ってあの定食屋さんだったですね。知りませんでした。
1話で妙にウェイトレスのお姉さんが目立ってるなぁと思っていたのですが、広登のお姉さんだったですね。名前は堂馬舞、だから「どんまいさん」なのですね。
・特にそういう印象がなかったので、急に目立ってきた感じがして広登の死亡フラグが増えたんじゃないかと不安に駆られてきました。芹とも思ってたよりずっと仲が良かったのも不安を掻き立てます。
しかし逆に考えようによっては良いことかもしれません。溝口理論によれば死亡フラグを立てれば立てるほど生存率は向上します。多すぎるくらいに死亡フラグが立っている今、広登は逆に無敵と考えることもできます。
でもそうなるとじゃあ何のために家族を目立たせたのかという話になってきます。死亡フラグが立ったのはお姉さんたちのほうなのかもしれません。次回で冒頭からいきなり一ヶ月後に飛んで、「帰ってきた広登たちが見たものは…」なんてこともあるかもしれません。
・いろいろな展開が考えられるのは登場人物全員に死ぬ可能性があるファフナーならではですね。面白いんですけど辛いところでもあります。
■続きは一ヶ月後
・思ったよりも長くてびっくりしました。言われてみれば安全の確保されていない遠征だからそれくらいかかっても当然ですね。
雰囲気的には、本当に一ヶ月(4話)くらい経つまで遠征組の情報が一切映されないんじゃないかと感じました。広登や暉は無事に帰ってくれるのでしょうか。タイマーの見えない時限爆弾が目の前にある気分です。
■一騎
・最後の展開に衝撃を受けました。
1話からずっと総士に真矢に父親と話す相手もタイミングもあったのに、唯一本心を言えたのが紙の上って… やっぱり一騎は相当重症でした。もっと取り乱して、もがくべき状態です。相手に気を使ってる場合じゃないですよ、全く。
・そんな一騎が唯一前向きな方向に考えているのが乙姫の言った言葉でした。
しかしこのままだと上手くいくにしても一騎の中で自己完結して終わってしまうんですよね。それだとあまり今の問題は片付かないように思えます。一騎の殻を破るのは誰になるのでしょうか。理解者になれる存在が読心能力を持つフェストゥムに近い存在だけでは悲しすぎます…
■エメリーたちのミール
・エメリーの持っていた欠片が育ったものって、まさか人間食べてる系なんじゃ…?
乙姫が同化されても意識を保ったのとは逆に、ミールに人間をどんどん入れて人間の割合を増やして制御しようとしているんじゃないかと将軍の話を聞いていたら思えてきました。
将軍の言っていた「何百人ものエスペラントたちが犠牲になる覚悟がある」と言っていたのが怪しく思えてきます。戦う覚悟があるって意味かと思っていましたが、ひょっとして…
・ミールってそうそう制御できるものではないと思うんですよね。
比較的人類に有効な竜宮島のミールでさえも前期の終盤に暴走しかけたり、ファフナー用のコアの量産が難しかったり、思うようには動いてくれません。それが個体として活動し始めてから数年のミールで都合よく行くとは考えにくいように思えます。それなのに将軍はどうしてああも自信があるのか、裏を勘ぐってしまいます。
■アザゼル型
・ミールといえば少し気になったのがミールの欠片から生まれたアザゼル型です。
指の間に水かきがありました。人間も胎児の段階では指が癒着していて、水かき状の過程を経て人型になっていくと言います。とても水中型には見えないのですが、あの水かきはそういう意味なのでしょうか…
■気になる人間関係
・壮行会の座席が気になりました。
始めは総士&剣司、真矢&咲良だったのが、ジョナサンたちが入ってくる頃には総士&カウンターの真矢、咲良&剣司に変わっていました。
偶然の成り行きとも考えられるのですが、誰かの意思が介在した結果ではないかと疑っています。
・真矢がカウンターに入ったきっかけは恐らく暉だと思います。最初は暉が給仕をしていたので、真矢が途中で交代したのでしょう。半分は一騎を休ませるためでしょうが。この後に誰がどう動いたのかが気になります。
咲良が1人になったから剣司が移動したのか、あるいは剣司が総士を真矢と2人きりにするために咲良を口実に気を利かせたのか、それとも総士が気を利かせて剣司に咲良のところに行くように言ったのか。
一騎抜きの4人の仲はあまり描かれていないので貴重なシーンに思えました。咲良と剣司はたぶん真矢が好きなのは一騎だと知っているでしょうし、前期の時点だと2人とも総士よりも一騎と仲が良いと私は思っています。それが今回は総士に肩入れしたとすると興味深いことになります。4年間の間に関係性に変化があったのかもしれません。
・席といえば後輩3人のけっこう凝ってました。
初期状態だと零央と美三香が対面で座っていて、彗は里奈の前の席にいて、美三香が里奈を通して彗のほうにちょっかいを出していて、そこに零央が口を挟んでいました。やっぱりそういう関係なんですね。
今回の戦闘シーン、総士がミカミカに終始 振り回されっぱなしだというのが一期とずいぶん変わったなぁと思いました。
返信削除最初の頃からこんな感じなら、もっと犠牲者は出ずに済んだのではないかと思います。
後、後輩組3人の戦闘はどれも良かったですが、レイヴンソード(あの剣はそういう名前らしい)の大活躍とゼクス改の型に捕らわれない戦い方ですね。
ツッコミを入れられるくらい総士が丸くなったということでしょうね。
削除実際、昔はスフィンクス型相手にも苦戦で楽じゃありませんでしたし。
あのトリガー付きの剣はレイブンソードというのですか。
だとすると総士が「ガンドレイクをああ使うのか」とか言っていたのはワイヤーのほうのことなんですかね。
武器を投げるとマインブレードくらいしかなくなるはずなので、かなり思い切った戦い方ですよね。実際、今回の時点でも途中で一本消耗していました。あの戦い方は彗の捨て身な姿勢の表れにも見えます。
総監督の能戸さんによるとアマテラスの剣がガンドレイクでワイヤーはレーシングカッター(一期最終話でジーベンが使用したものと同じ)という名称だそうです。
削除レイヴンソードはツヴォルフ、スサノオが使用している剣の名称です。
やはり剣のほうがガンドレイクなのですね。
削除情報提供ありがとうございます。
戦闘中に関わらず、ゴウバインがパイロット育成教材だと言い張って遊ぶ人も居ましたからね。
返信削除最初、あのアシスタントは司令で、器屋はつぶれたのだとニコ動視聴民の私は思っていました。
とはいえ、アザぜルも2体居るようですし、安心は全く出来ません。
イアンさんですね。イアンさん、劇場版よりだいぶ老けましたよね。部署も先生からアシスタントに配置転換されてるし、声がなければ新キャラかと見間違えていたと思います。
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