シンフォギア6話まで感想

2012年2月22日
ちょっと溜めて、またぶっ放してきたねぇ。
この全力全開な一直線さが続くのが素晴らしい。脚本の金子さんはやりたい放題やってて楽しそうだ。

吼えよペンで「着地なんて考えないほうがより高く跳べる!」と言っていたが、シンフォギアもそれに近い。
でもわりと真剣に考えてみて試行錯誤してることに萌える。でも書いているうちにやっぱり暴走しちゃう。金子さん萌え。

閑話休題、アニメとしてのシンフォギアはけっこう価値があると思う。
一人作画ならあっても。一人で脚本を書ききるアニメってのは映画を除けばほとんど見かけない。
シンフォギアはやりたいことをどんどん詰め込んで、行き当たりばったりなブツ切れ展開にも見えるけど、不思議と一貫性がある。?が浮かぶ展開でも、話が進むうちに「あっ、これにつなげたかったんだ。」と合点がいく。ものすごい不器用な構成なのに、巧妙に伏線を張ったミステリーもののような効果が生じている。
脚本の出来栄えはともかく、これは一考の価値がある試みだと思う。

スタッフの努力も忘れちゃいけない。
6話の響流アームドギアパンチのシーンだって、画の力がなくちゃバシっと決まらない。
これだけセオリーもなく無茶苦茶やられたら描く側はたまったもんじゃない。派手に動かした回の次はストーリー進めて、作画は抑えるのが普通だけど、そんな配慮があるわけない。それでもまだまだアップアップでがんばっているのはすごいことだと思うよ。
脚本が燃え尽きるか。スタッフが力尽きるか。話が行き詰まるか。チキンレースの様相を呈してきた感もあるが、全く不安を感じない。
「シンフォギアならやってくれるんじゃないかな?」見てるとそんな根拠のない信頼感が湧いてくる。

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