『手裏剣戦隊ニンニンジャー』 第7話「春のニンジャ祭り!」:感想

2015年4月12日

■先輩≠老害
・ニンジャレッドとハリケンレッドが先輩キャラとして登場したのですが、あまり盛り上がりませんでした。理由は老害に見えてしまったからです。
「忍びなんだから忍べよ」と、自分たちのやり方を押し付けてくるのはウザかったです。「忍びなれども忍ばない」というキャッチフレーズを強調したかったのでしょうが、失敗だったと思います。

・これで先輩らしく強ければまだ格好がつくのですが、弱くてドン引きでした。むしろニンニンジャーより弱いように見えてしまいました。天晴を助けようとはしたものの、元はと言えば二人がネコマタに勝っていればそれで済んだ話ですし。知略の面でも終わりの手裏剣を持ち去られるのを傍観していたり良いとこ無しでした。カクレンジャーとハリケンジャーのファンの人は見ないほうが良いと思います。

■疑似体験
・身代わりの術で「もし~が死んだら…」という仮定の話にしたことは面白いと思いました。
5人とも従兄弟で仲が良いという設定とも相性が良いですし、おまけ程度で片付けてしまうにはもったいない内容のように感じました。

猫型妖怪ウォッチ
・「敵が妖怪なのは『妖怪ウォッチ潰す!』という意思表示」なんて冗談が言われていましたが、本当になってしまいました。しかも”ドア”をくぐってタイムトラベルまでしていました。ニンニンジャーの枠で番宣もやってる同僚までターゲットにするとは好戦的ですね。
次回はネズミの妖怪でも出るんでしょうか? 黄色か黒かが気になります。


死んだと思われたネコマタが次回も登場するようです。
声が声だけに「お化けは死なない」ということでしょうか。出落ちの一発ネタでどこまでやれるのか腕が試される内容になりそうです。

コメント

8 件のコメント :

  1. こんにちは。
    カクレン、ハリケンを見ていない自分には、お祭り回みたいだったので、今回は、まぁこんなもんかなと思って見てました。妖怪ウォッチに寄せるどころか、思いっきり乗っかってきましたね(笑)。
    個人的に思ったのは、八雲が先生に「魔法はNG」とダメ出しされてましたが、八雲はせっかく魔法を学んでいる設定なんだし、むしろ魔法忍者で。凪も資格マニア設定を生かして、様々な職業がらみの職人技を見せる技巧派忍者で行けそうな気もしますが、どうもニンニンでは特技を捨てるというか、封印するというか、ラストニンジャ?古くさい忍者観にしたいように見えます。悪業なら分かりますが、何故得意なことや努力してきたことを諦めたりやめたりさせるのか、いまいち分かりません。脚本家の下山さんの同じ「キカイダーリブート」でも、悪に勝つために大事なものを(一時的に)捨てたというか封印してたんですが、これは好意的解釈で映像だけ見ると「そんなものいらない」というふうにも見えたので、そういう作風の作家なのかもしれませんが。
    霞は唯一、得意の科学を生かしたように(忍術は時代の科学でもあるからいいのか?)、青、黄も自分の得意分野を生かした忍者キャラにして欲しいと思いました。時期1クール。キャラ紹介期間も終わるので、そろそろ忍者としての個性が出て来るといいのですが。
    先輩が出て来るのはいいですが、お父さんの立場ない。前回の話しはなんだったんだ。親子3代の物語は下山さんイチオシのようですが、後見人キャラは爺ちゃんひとりで良かったのではないかと思います。お父さんの人脈が凄いのは分かりましたが、その割にラストカットで先輩と一緒にいたのは爺ちゃんだし(笑)。

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    1. こんちには。
      カワウソさん、はじめまして。

      そうですね。ニンジャにこだわることはないというご意見には賛成です。世界の平和がかかっている戦いですから使えるものは何でも使うほうが良いと思います。
      ただし今回禁止されたことに関しては間違っていないと思います。あれは訓練ですから、訓練で抜け穴を見つけても意味がありません。実戦中に禁止したら仰るとおり問題ですが、訓練であれば私は良いことだと考えます。魔法の場合、片手が塞がるという欠点がありますから、印を結べば自由に動ける空駆けをマスターする価値はあるでしょう。

      凪はもう少し作中で評価されてもいいと私も思います。
      個人回ではなぜか否定されていましたが、やってることは間違っていないと思います。今回も自発的に努力していましたし、作品内で劣等生扱いされるのは遺憾です。

      流れから判断すると、「これまでお父さんが教えていたのはお父さんのエゴ。冒頭であったようにお父さんは考えを改めたので、ちゃんと実力のある先生に訓練してもらうことにした」ということのように見えました。なんでこんなにお父さんがみじめな扱いにされてるのかは理解に苦しみますが。先生がいなくなるであろう次回以降はどうするのか疑問です。

      親子3代の必要性は今のところ伝わってこないですね。師匠役のお爺ちゃんと孫たちで、お父さんはサブキャラで良かったように思います。まだ7話なので、これからだと思いたいです。

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  2. 名無しの星2015年4月12日 13:15

    個人的にはゴーカイでなかった小川さんのサスケが見れたのは嬉しかったです。本人の声での分け身の術を聞けたのは当日を思い出して嬉しくなりました。
    ただもっとニンニン面子の掛け合いが欲しかったですね。ゴーカイは鶴姫との掛け合いまったくなかったのでそれよりは良かったですが。猫又に押されたのは私も気になりましたね。特に猫又が言ったように過去の時よりは強くなってるわけですし。九衛門の邪魔がびとかったぐらいのことはしても良かったですね。
    猫又の腕時計と合わせたデザインや中の人があの人な上に断末魔があれなあたりもろ狙ってますね。しっぽも立ち具合も同じ猫又が元のあの妖怪と同じでしたし。

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    1. 本人が出演してくれたことは嬉しいことですね。それだけに内容が余計に残念でした。

      コミュニケーションになってないのは酷かったですね。
      先輩は自分の考えを押し付けてニンニンジャーはそれを否定して終わりで、ニンニンジャーが得られたものが手裏剣以外は全然見当たりません。あれではまさにウザい先輩です。もっと歩み寄れなかったものかと思ってしまいます。

      そうですね。九衛門か、あるいは蛾眉雷蔵相手だったら先輩の格も落ちずに済んだでしょうに。

      猫又といえば、あの必殺技も何か元ネタがあるんでしょうかね?
      あれは妖怪ウォッチでもドラえもんでもないように見えましたが。

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    2. 名無しの星2015年4月12日 17:07

      追記
      ドライブもですがこのコラボもせめて2話構成でやっても良かったかもと思いますね。その分もっと掛け合いも出来ましたし、せっかくのコラボなのに30分だけなのはもったいないなと 。ここでやった以上VSでの共演はないでしょうし。

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    3. オリジナルの役者さんが出てるから2話は難しいんでしょうかね。

      確かにキョウリュウジャーの『恐竜大決戦』みたいな忍者大決戦はやりづらいように思えます。ひょっとしたらシンケンジャーも加えて和風大決戦をやるかもわかりませんが。

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  3. 「やっぱ俺つえー!やっぱ今のままで良いわ!」で残念でした。ニンニンジャー自省の回かと期待していた私が馬鹿でした。

    ゲストの二人は結局、アカニンジャー死亡回避を修行の裏で主にしていたわけですが(ですよね…?)、しっかし老害的な描き方は酷かったですね。サスケがあんなに厳しい視野狭キャラになってたのは酷い…(ファンの戯言)
    文字通りニンニンジャーの出汁の何者でもないという。
    個人的にはカクレンの世代でハリケンもリアルタイムなので、特にニンジャレッドの技やドロンチェンジャー変身は見れて良かったです。BGMもカクレン主体だったのも。それくらいですね本当に。
    サスケ繋がりで思ったのは、ゴーカイのギンガマンコラボ回です。私はあの回はギンガマン好きも多分にありますが、厳しさの理由の意味のあるストーリーも大好きです。あれくらいの教養性がニンニンジャーの五人にはあって欲しかったですね。

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    1. 天晴の考え方はブレませんでしたね。ちょっと早いですけど、あれは最後まであのままなんじゃないかなと私は諦めかけています。

      はい、そうだと思います。先輩二人が天晴に厳しくあたっていたのは基本的に無茶して死なせないようにするためだったと思います。死なせたくないだけなら、お父さんやお爺ちゃんに理由を話してガマガマ銃の妖怪センサーをこっそり止めて、二人でネコマタを倒せば良かった気もしますが。

      そうですね。ゴーカイジャーのほうがレジェンドキャラの使い方は上手でしたね。
      ゴーカイジャーの場合、メンバーが確固たる自分を既に持っているので、レジェンドキャラともどちらが上という関係にならなくてすっきりしていました。

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