ロボット大活躍。ゴーバスターズ 第18話「地底3000メートルの共同作戦」:感想

2012年6月25日
今回は完全に巨大戦メインで満足♪
バスターズの各機にも見せ場があって良かった。地下戦の描写がもう少しあったら嬉しかったかな。洞窟はCGだったから無理だったのかな?

■整合性の取れない脚本
・一方、脚本はかなり酷かった。というか、樹液程度で即回復とか正規の設定なのか疑わしく思える。それで合ってるなら問題ないけど。樹液で充分ならスーツにチューブ式のカロリー補給装置でも付ければいいのに。それか注射とか。ベルトやサスペンダーが残る以上、スーツは改造できないとしても追加装着式にすれば技術的には可能なはず。肝心なところでご都合主義ってのはいただけない。
設定を活かせば活かすほど物語の粗が目立つというのはいかがなものかと思う。

・今回の話は設定以外にも酷いところが多い。スタッグがメガゾードをわざわざ市街地に運んだ理由がわからない。セットとか大人の事情はわかるけど、それなら不自然にならないようにするのが脚本の仕事でしょ。

■ゴーバスタービート!
・機体正面に出っ張りがないから意外と動けるし、ゴーバスタービート良いね。特に武器がかっこいい!! 無駄にデカイところとかステキ。それでいて必殺技は呆れるほどシンプルでケレン味がある。エフェクトなしのほうがかっこいい。

次回はさらにド派手になったバスターヘラクレス登場! 動けるのか心配だけど楽しみだ。ゴーバスタオーのアクションも見られそうだし巨大戦は期待しよう。

■番外:エネトロン考察
・今回の話で、エネトロンは地中に鉱石のような形で存在することが判明しました。しかもどうやら未加工状態でもヴァグラスは利用可能な模様です。加工設備が亜空間にあるにしても物体を転送する以上、余分な土や不純物は取り除かないとロスが大きくないのでしょうか? 転送に必要なエネトロン量は物体の質量に比例するという常識的な考えが間違っているのかな?

・この設定が物語に与える影響は大きいと思います。今まではエネトロンタンクを狙っていたから市街地に出る必然性がありましたが、原石が地中に埋蔵されているとなると別です。ヴァグラス側が完全な機械である以上、水中や火山帯など人間の立ち入れない過酷な環境を狙えば、安定してエネトロンを確保できることになるからです。あれだけの技術と適応能力がある以上、それができないことはありえません。

・ヴァグラスの最終目的はエネトロン大量取得→メサイアの復活&現実世界への再侵攻なので、効率の良い方法が見つかればゴーバスターズは放っておいてそちらを採用するはずです。実際ストーリーで明示されてるように、多数のメガゾードで攻めれば倒せることは確実です。メサイアがケチだから今はできないだけです。ならばエネトロンの確保を優先することは尚更です。
エンターが感情的で自分の手でゴーバスターズを倒すことを優先する性格ならストーリー上不自然ではないんですけどね。

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