パンに可能性を見た! 『シャイニング・ハーツ』第9話「怪盗再び」:感想

2012年6月16日
今回も鮮やかな作画節約だった。
シャオメイと絡んでる間はハンクも動いて、「さすがにメインならハンクでも動くか。」とちょっとがっかり。しかし見ていくと予想を上回る演出に驚かされた。シャオメイといっしょに映るところ以外、マジで動かない。しゃべる作画すらもったいないと言わんばかりのダクト内会話は痺れた! シャオメイの顔はしっかり映しても爺は風景描写で状況説明も同時にこなす。爺にはソロでしゃべる機会すら許さない徹底ぷり。
極めつけはバイクで去っていくシーン。崖っぷちでひと目を避けてる様子を描写。と見せかけてタイヤを描くのが嫌だからw シャオメイが喋り終わった瞬間、容赦なく引き絵にする。なんて鮮やかな手並み!

■真の主役
おまけに今回は主人公のリックでさえ犠牲にした。
夜の会話シーンなかったらいったいどうなっていたか。サービスシーンは主人公に勝る。正しい萌えアニメの在り方だ。

■影の主役
その割には肝心のサービスシーンが迸る止め絵。いくら節約しても無い袖は振れぬか…と思ったがそれは間違い。このアニメの本当の主役、それはもちろんパンに決まっている!
美少女陣の水着すらパンの引き立て役に過ぎないこの大胆さ。それでいて演出にきちんと組み込まれている。真ん中のパンと左右の豊かな膨らみを対比させるとは…そんな手法があるとは思わなかった。パンにはどれだけの可能性が秘められているんだろう。

最近、パンが出てくると正義のヒーローが必殺技で敵を倒したときのような爽快感を感じるようになってきた。なんなんだ、これは。

話はありきたりで何も進んでいないのに、自分の中では確実に何かが進んでいる。これってまさにRPG?!
考えれば考えるほどわからなくるアニメ、シャイニング・ハーツ。次回も目が離せない。

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