【ストーリー】

■愛と哀の結末
・アイガロン逝く・・・
自爆して生きてても、「そういうものかー」といい加減に考えてましたが伏線だったんですね。
新たな感情が芽生えたかに見えたダーク化もカオスの魔力によるものでした。ダーク化が数回しかなかったのもそれが理由だったんですね。

・しかしアイガロンのキャンデリラへの思いは本物でした。
思うにカオスの当初の計算では、数回のダーク化後には死んでいたはずだったのではないでしょうか。新たな2人の戦騎は、エネルギーが切れてアイガロンが力尽きることを見越して用意したのでしょう。それでもアイガロンが動いていたのは、内から湧き出る新たな感情ゆえだったのでしょう。
愛に生きた戦士、アイガロン。次回に大地の闇から復活しても、私は喜んで迎えます。

■もう一つの愛と哀の結末
・今回は同時にイアンとアイガロンの因縁にも決着がつきました。
最後の”花”が象徴する流れが最高でした。花といえば、イアンにとっての愛と未来に向かう前向きさの象徴。それを見せられては憎い相手であっても、イアンも否定しきれません。これまでのイアンの描写の積み重ねが効いた良い演出でした。ありふれた小道具にこれだけの意味を込めているのはすごいと思います。



【アクション】

■響き合う拳と胸の思い
・「男と男は拳で語り合う」とはよく言われる概念ですが、まさにそれを地で行く展開でした。
それをキョウリュウジャーのキーワードの一つ「メロディ」と重ねたのが素晴らしいですね。無言で意思を伝え合うガブティラとダイゴも良い隠し味になってました。

・イアンに話しかけることもなく、モノローグもなく淡々と斬るソウジ。
アイスロンドの最後を見届けずに立ち去るキョウリュウジャー。
そしてあえてアイガロンの斧でトドメを刺したイアン。
今回は”沈黙”がテーマだったようにも思えます。
時には雄弁よりも沈黙のほうが多くを語る。そんな言葉を思い出す素晴らしい流れでした。

・しかし、さすがに「作戦内容まで地球のメロディの指示だった」というのは強引でした。
でも整合性のある説明のために時間を割くよりも、面白い作りにしようという姿勢は正しいと思います。


次回はシアンとグレーも代替わりして、新生キョウリュウジャーが大暴れ!
シアンのスカートを見て「お?」と思ったら、胸のラインも金色に変わっていて驚きました。キョウリュウジャーだけでなく、地獄で街でも大暴れ。
いつもの「荒 れ る ぜ ー 止めてみな!!」の流れがいつも以上に効いてきそうな流れになりそうです。

・一方、ウッチーには不穏な流れです。
シアンとグレーも代替わりして、過去から生きてる存在がウッチーだけになってしまいました。ドゴルドさんがファインプレーを見せるのか。ブリキの木こりが心を見せた以上、今度は臆病なライオンが勇気を見せる番です。どういう形になるのか今から楽しみです。

・個人的には、ラッキューロ参戦の可能性が上がったと小踊りしてます。
グレーが『らぶタッチ』の作者さんなので、理由は充分。逃げたはずのキャラが戻ってくるのは三条さんの作品では定番ですしね。