■映像作品？
・今回も引き続きタイトル通りの説明回。
今回の内容、ラジオやドラマＣＤでも全然問題ないですよね。戒斗が量産型ベルトをくすねるシーンもわざわざ口で説明してくれて、脱出がバレるシーンも監視カメラに逃げる３人が映るでもなく、台詞から。ザルな警備体制といい、本当に映像化のこと何も考えていないんですね。内容よりも映像作品として見ていることが苦痛でした。
冗談抜きで、今回の1５話は本編は見ないであらすじだけ見るのが一番楽しい視聴方法だと思います。

■ダンスバトル？
・ついに「インベスゲームなかったら、一位の鎧武に勝てないじゃん」という台詞が出てしまいました。
インベスか、ダンスで競うルールだと思っていましたが、バトルに勝ったらダンスを踊れるルールだったようです。そんなに踊りたいならお店やステージ有料で借りる道はないのでしょうか？
しかも今回、舞に呼ばれたのはバロン、ＩＮＶ、ＷＲとライダー持ちのチームのみ。蒼天など他のダンスチームは完全無視です。ひょっとして他のチームは脚本には存在していないのでしょうか？
本編で映っていることすら信じられなくなってきます。

■舞
・個人的には舞が「そんなに一位がほしいならあげる。だからインベスゲームは止めて！」と言い出さなかったのが不思議です。
「ダンスを見てもらいたい」というのも自己顕示欲よりも「みんなを楽しませたい」という思いのほうが強いのだと思っていました。しかし私の間違いだったのかもしれません。話の流れから考えると、舞もＤＪサガラの言う「力を手放せない」人間に過ぎないという意味なのでしょうか。

■1話のグリドンの正体
・今回、戒斗が認証要らずの量産型ベルトをくすねていました。
これが1話のインベス大戦時のグリドンでしょうか。城之内も安全圏ではなくなってしまいました。既存の登場人物から考えると、有力な候補は舞でしょうか。女性的なピーチもいるので戦力的にも現実味があります。あと協力してくれそうなのは打算的なシドくらい。しかしシドは敵のライダーとしてやられる役目があるので、可能性は薄そうです。

・一回も戦わないうちにレモンが紘汰に譲渡されましたが、スーツを作っているのでレモンライダー自体も登場するのでしょう。
その中身はサガラなのか、誰なのか。この辺りの、仮面で正体を隠した設定の活かし方は面白いと思います。でも５５５みたいな「ベルトぽろぽろ病」は勘弁してね。

■伏線
・戦極博士の「ベルトは進化を促すかもしれない」という発言。
貴虎の「被験者には念の為に検査が必要だろう」という発言。
副作用の存在が色濃くなってきました。主役の紘汰や戒斗がその担当とも思えないので、一番好戦的なブラーボが悲惨な末路を辿ることになりそうです。

■ユグドラシルの謎
・幹部陣の仲が悪いのに、監視ゼロで身内を信頼した警備体制。
プロフェッサー自身が「頼まれた仕事は（この量産型の）ベルトを作ること」と言っているのに、明らかに越権行為の「泳がせろというプロフェッサーの指示よ」で追撃を止めるシド。
人工クラックから侵入される危険性があるのに、隔壁など緊急時の隔離体制がされていないこと。
関係者以外知る必要のない記録映像が垂れ流し。
ユグドラシルの謎は明らかになるどころか、深まるばかりです。

・一部はプロフェッサーが手を回したおかげにしても、それはそれで影響力が強過ぎて謎です。
プロフェッサーは対インベス用防衛装置作動の権限まで持っていました。プロフェッサーが謙遜しているだけで、やはりプロフェッサーがユグドラシル沢芽市支部の最高権力者と見るべきなのでしょうか。

■台詞＞アクション
・今回の台詞を言いながら、シドの周りをバイクでグルグル回っているシーンは酷かった。
アクションも台詞も台無しにする緊張感のない最悪の演出でした。

・始めは「そうか。ワープには加速が必要だから、あえて離れず弓矢を撃ちづらくしつつ、加速の時間を稼いでいるんだ！」
と好意的な解釈をしたのですが、シドへの体当たり後に完全に停止したため、公式によって否定されました。いったいどういうことなの・・・
逃したいだけなら、野生インベスが大量に乱入してきてその混乱に乗じて逃げ切る、戒斗がバイクで乱入時に鎧武を乗せてそのままワープする、などいろいろ自然なプランがあると思うのですが。


次回は鎧武が強化形態をゲットする模様。
最近見ていて疲れるので、虚淵ポエム薄めで息抜きになってくれることを期待します。