『仮面ライダーガッチャード』 第27話「ガッチャ! クロスホッパー!」:感想

2024年3月17日
■ストーリーまでターン制
・メインストーリーのクライマックスで雑さまで最高潮になっていてうんざりしました。棒立ち見学が多すぎます…

・わざわざ怪人を出してまで変身できない一般人相手に回される三姉妹には唖然としました。持て余すにも程があるでしょう… 学生側に修行したから強くなった!なんて理由を設けたことが余計に不自然でした。生徒が修行して太刀打ちできる程度なら先生たちなら勝てるじゃないですか。

・グリオンもせっかく新フォームの弐式を出したのに、マジェードとヴァルバラドが怪人を倒すまで待っていたせいでもう賞味期限が切れていました。メイン販促対象のアイアンガッチャードを思いっきり負けさせるわけにはいかないからこんなおかしなことになったんでしょうね。おかげでグリオンだけでなく宝太郎までのんびり見学していたことになって展開がズタボロになっていました。なんで敵も味方も一番の主力が見学してるんですかね…

・ライダー3人より強いミナト先生はもう笑っちゃいました。刺股であれだけ強いんだから剣を持ったらもっと強いのは当たり前ですね!? 三姉妹も自由に動けるはずなのに宝太郎をスルーしてて何もかもおかしかったです。宝太郎を行かせられる理由を考えるのがめんどくさかったんですかね。

・悪魔?まで戦いが終わるまで見学してくれるのは爆笑ものでした。(都合の)良いやつですね~ ガッチャドライバーとかケミーとかには興味ないけど負けたグリオンは持ってくんですね。どういう価値観なんでしょう?

・そしてまたまたまたに落ちた重要アイテムを宝太郎たちが無視していて呆れ果てました。
”また”ですか? 三姉妹が生きてることもわかってるのに何やってるんでしょう。そんなに学校に帰りたかったんですか、はぁ…

■絆が…ないぞ?
・ケミーとの絆とか言っても俺には何の心当たりもないんですけど…と思っていたら回想でも最初の出会いしかエピソードがなくて笑ってしまいました。本当に無いんですね。
「レベル10が力を貸したからホッパー1もレベル10になれました」という話は自力でレベル10になったテンライナーと矛盾しているように見えました。説得力を出したいと思ったんでしょうが逆効果に見えました。

・個人的にはケミーへの「がんばれ!」のゴリ押しが特に肌に合いませんでした。
その前の宝太郎たちの体たらくとの落差が酷すぎます。宝太郎たちもがんばった後ならわかりますけど、直前に来るのがターン制棒立ちバトルとただ腐ってただけなのに偉そうに登場するミナト先生って… この関係性で説得力を感じろって無理ですよ。
これをやるんだったらそれこそ「ケミーは道具」を徹底して、「ケミーは人間がやれと命令すれば何でもやります。意思も善悪も無い道具なので」っていうノリにでもしておかないとケミーの意思に訴えかける展開の意義がないと思います。あれだけ自由に動いてたレスラーGとか出しておいてこれは無いです。これじゃケミーがやればできることをただ怠けてただけになっちゃいます。
ここまでの流れでやるなら「人間に害をなしたくないケミーたちが必死の抵抗を続けたおかげで時間が稼げ、宝太郎が隙を作ったから錬成陣を解除できた」くらいが妥当だと思います。流れを用意してないのに無理に宝太郎に良いところを持って行かせようとしたせいでダメダメになってしまいました。雑としか言いようがありません。

■グリオンの目的
・「この世の全ての物を黄金に変えて、それを眺めて暮らす」だったそうです。
「そうなんだ」としか反応しようがありません。大した目的じゃありませんけど、そうしたいならそうするのは個人の意思次第ですからね。疑問を持つ余地がありません。対応も「それ迷惑だから無理やりにでも止めるね」なのも当然ですし。

「価値の無いものを黄金に変えるのが錬金術だろう?」という主張はもっともなんですけど、この番組の錬金術はポルターガイスト的なものしかやってないんで黄金のほうが初耳なんですよね…
ずっと蚊帳の外だった内田さんがやるならともかくずっとメインで書いてきた長谷川さんでは通りません。ここも雑でした。

・東映公式ページにいろいろと言い訳が書いてありましたけど、「恥の上塗りになるからやらないほうがマシだったね…」という印象にしかなりませんでした。

■結局メンヘラなの?
・グリオンの目的が明らかになったことで、ミナト先生が従っていた理由がますますわからなくなりました。生徒を思うなら反抗以外の選択肢はないと思います。
今回や前回の描写といい、本当に心を病んで論理性が欠片もない支離滅裂な行動をしてただけって理解でいいんですかね。仲間の未来を奪ったことがトラウマの人物が子供の将来に影響する先生になることも不思議です。そんな人が帰ってきたことを歓迎する気持ちも理解できませんでした。

■プラチナガッチャード
・デザインはロボっぽい感じですね。かなり普通のかっこいい系で没個性的に感じました。
個人的にはバッタ感も列車感も感じないところに違和感を感じました。強いて言えば”ドラゴン”か”勇者”って感じのデザインに見えました。

・能力はケミーの2体組み合わせて使えるので予算とアイディアがあれば面白くできそうです。

・キックはホッパーと重ねることに全力投球でアクションとしては必殺技感がありませんでした。演出としては”絆の力”なので有りだと思いますが、実情としてはキャラとしてのホッパー1の空気さが致命的です。


次回はいかにも閑話休題なお話のようです。脚本も井上亜樹子さんですし間違いないでしょう。






コメント

2 件のコメント :

  1. コメント失礼します。
    ケミーは生き物。道具じゃない!!という描写に説得力が無いのはいつも通りなので良いんですが、今回はアクションまでパッとしない印象でした。特にプラチナガッチャードのケミー連打が、カッコ良く見せようという工夫が全く感じられませんでした。ギーツの坂本監督の回みたいなアクションを期待していただけに、残念でした。

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    1. 匿名さん、こんにちは。

      >特にプラチナガッチャードのケミー連打が、カッコ良く見せようという工夫が全く感じられませんでした。

      CG頼りだとエフェクトの仕上がりがどうなるか撮影中わからないから敵のリアクションとか攻防とかできなくてアクションとしては見応えがなくなりがちですね。
      特に最近は新フォームでも新武器や物理的なギミックを作らないので余計にCGだらけなことが多いですし。

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