『仮面ライダーガッチャード』 第26話「悪意をハバム、漆黒の風」:感想

2024年3月10日
■展開がぐちゃぐちゃ
・当然のように店から始まってびっくりしました。前回の「敵の本拠地に乗り込んでケミーを奪い返すぞ!」って流れから撤退するってこと有ります? 長谷川さんと内田さんで足並みが揃わないのはわかっていたつもりですが、これは想像以上でした。

・目的まで変わっていてまた戸惑いました。
レベル10を揃えないとグリオンの目的が果たせないって初耳なんですけど?! そんな大事なものをあっさり奪われていたとは… 宝太郎たちがますます馬鹿に見えてきました。
主人公側が知らないならまだしも鏡花は普通に知っていたので馬鹿みたいでした。ガイアードの場所も知ってるなら確保を優先しましょうよ。

・考えるほどにここまでの構成が意味不明過ぎて唖然としています。
2章になってから「強化フォーム以外に話の進展が全く無いし、グリオンも何がしたいのか全然わからん」と思っていましたがこんなわかりやすい展開を用意してあるならなんで使わなかったんでしょう?
大した意味のないマルガムとの小競り合いも急な強化フォーム登場も「グリオンたちと主人公でケミーを奪い合ってその過程で~」という流れにすればその場ごとのシチュエーションも全体のお話も一本化できたじゃないですか。

■リンネ父
・死にそうな構図…と思っていたらやっぱり死にました。
実は水で作った分身だったそうです。…っでそれってどういうことですか? 相変わらず意味がわからないままです。
A) 1話で死ぬ前に分身を作った。(死んでるなら今回リンネにまた会えるとか言ってたのは何?)
B) 分身だから本体は今も生きてる。(なんで生きてんの? グリオンの野望が叶いそうな大ピンチに本体は何やってんの?)
大雑把に可能性を分けてもどっちもツッコミどころがどデカイです。

■仮面ライダーウインド
・何もかも雑すぎてドン引きでした。
能力がどう見ても風よりもブラックホール成分のほうが強いし、バハムートに風成分は無くないですか? どこがウインドなんでしょう。おまけに敵ともドラゴンが被ってるし…

・強さはもう滅茶苦茶過ぎました。
敵が「レベル10の始祖だから最強なんだよ!古代錬金術だろうが勝てるか!」ってやってるのにただの1と9の組み合わせで勝てるってどういうことですか? 変身アイテムも数字も同じマジェードの立場がありませんよ。

・宝太郎に至っては強さもケミーへの理解度の差をつけられてしまいました。
「お前はケミーの力に頼りすぎている。大切なのはケミーと共に戦う意思だ!」ってじゃあなんでケミーと一体化したはずの宝太郎はボコボコに負けたんでしょうね…
長谷川さんはそもそも負けバトルなんてストーリーの勘定に入れてないんでしょうが、バトルへの無関心さが余計な文脈を生み出してしまいました。


次回はグリオンとの決戦! 主人公は新たな強化フォームで逆転するようです。
…はい、私は話に全然ついていけそうもありません。グリオンって何がしたいんだろ?と思っている段階で決戦と言われましても… 名前からするとホッパー1が強化アイテムに変化するみたいですけど相変わらずホッパー1の影は薄いままですし… こんなので”最終回”とか言われても困ります。




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