『動物戦隊ジュウオウジャー』第8話「サバンナのメロディ」:感想

2016年4月3日

【ストーリー】

■今回のテーマ?
・レオと一般人の交流、「諦めなければ夢は叶う」
…それ以外にもあったのでしょうか? 良い話だなーとは思ったのですが、全体の流れはあっさりでちょっと物足りない感じがしました。

・強いて言えば、怪人との2戦目でセラだけ騒音の影響を受けなかったのは意外でした。
あの程度ではダメだろうと思っていたので一人だけ助かって驚きました。その後の巨大戦で「さっきのお返し」という形で大和・アム・タスクが先行した流れもスムーズでした。今回のテーマではないと思いますが、工夫は良かったと思います。

■今週の小芝居
・最後のレオはちゃんとお芝居していて良かったです。
事務所とか曲の持ち込みとか言われても理解できず、「次につながったんだよ」と言われるまで事態をわかってないレオが異世界人らしかったです。


【アクション】

■ジュウオウジャーらしいアクション
・今回のアクションは全体的に荒々しい感じが良かったです。
これまで登板した4人の監督の中では竹本さんが一番良かったかもしれません。

■ロボ2体
・召喚と合体さえ済ませればパイロットが足りなくても動かせるみたいですね。
特に弱体化などデメリットも提示されませんでした。その辺りの設定は詰めないんですね。まぁ、どうせ3号ロボが出る頃にはなし崩しにされることが多いので構いませんが。


次回の脚本は荒川さんだそうです。
正式なローテーションだったんですね。前回のコラボ回は微妙な感じでしたが今度は大丈夫なのでしょうか。


コメント

10 件のコメント :

  1. 今回のテーマはもう一つ考えるとすれば、レオと怪人とゲストの音楽性の対比ですかね。レオと怪人はどちらもうるさい奴ですが、レオは他人の音楽も評価するし、全力で後押しする。一方で、怪人の方は自分の音が他人に聞こえないと「メンツが立たない」と怒り、自分の音を聴かせることに執心する。ゲストの方は、音楽ができなくなって悔しさよりあきらめが勝ってしまうものの、レオの応援で頑張れた。音楽と聞いてもらう側がどうあるべきかも表現してるんだと思えました。

    セラにきかなかったのは、毎回暴走しない突っ込み役を残しておく配慮だと思います。全員が暴走してしまうと戦いにならないので、その辺は堅実でした。

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    1. >今回のテーマはもう一つ考えるとすれば、レオと怪人とゲストの音楽性の対比ですかね。

      なるほど。確かに音楽性の違いに意味を持たせるのは自然ですね。

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  2. ジュウマンと人との交流、あっさりとしてましたが内容は良かったですね。

    私は最後にレオと離れてる四人のうち、セラだけ「レオうるさい」と耳を塞ぎ、そのあとまた大声を出されてノックアウトしてびちびちしちゃっている流れが好きです。

    ロボット、二人でも操縦できるのはニンニンジャーのときもそうでしたね。

    必殺技の運営も問題ないようで。
    だったら先週から2体で戦えばいいのに、とか言ってはいけないお約束なんですね。

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    1. >私は最後にレオと離れてる四人のうち、セラだけ「レオうるさい」と耳を塞ぎ、そのあとまた大声を出されてノックアウトしてびちびちしちゃっている流れが好きです。

      背景など細かいところでも設定やお芝居が徹底されているところは良いところですよね。

      >ロボット、二人でも操縦できるのはニンニンジャーのときもそうでしたね。
      必殺技の運営も問題ないようで。
      だったら先週から2体で戦えばいいのに、とか言ってはいけないお約束なんですね。

      そういう話になってしまうから、たいてい「人数が足らなくても動かせるけど性能が落ちる(だからやらない)」とか、中盤、後半まで使わないでおいて「まぁ、みんな強くなったからできるようになったんじゃない?」くらいにごまかしたりするんですけどね。ジュウオウジャーはその辺を気にしないのか、何か設定を用意してあるのか、どうなんでしょう。

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  3. ん?ロボは2人だと弱体化してませんでした?
    ジュウオウキューブが3つないと必殺ワザ出せないのでちょっと強い通常ワザ+キングの必殺ワザでしたよね。エフェクトも321でしたし。芸コマだなぁ
    って感心してましたw

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    1. 状況証拠ではなく明確なエビデンスの話です。
      今回の程度だとストーリーや販促の都合、機体の性能や敵との相性の問題と区別がつきません。必殺技も出せなかったのか、出さなかったのか、出す必要がなかったのか判断がつかないと思います。

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  4. 怪我をしてオーディションに向かって、合格したら御都合主義感が否めませんし、かといって落ちたら後味が悪くなるので、次へのきっかけを得られたというのはちょうどいい落としどころだと思いました。今回のテーマは、「困難な時でも立ち止まるより前に進めば何かが変わる」というところでしょうか。同じく香村さんが手がけたウィザードの和菓子回を思い出します。

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    1. >次へのきっかけを得られたというのはちょうどいい落としどころだと思いました。

      バランスの取れた結末でしたね。香村さんらしいと思います。

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  5. 今からでも間に合うかと思い見始めたのですが、owlさんの感想を見て抱いていた印象通り、結構しっかりしていますね。
    大輔がレオに「誰のせいでこうなったと思っているんだ」と詰め寄る所は、現実にいるリアルな人間らしい反応で、ニチアサで何年かぶりに普通の人を見たようです。
    アクションも真面目にやろうとしていてすごく好印象でした。本当にライダーって何なんだろう?という思いがついついよぎってしまうことだけが残念な点でした。

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    1. ジュウオウジャーの話の流れに不自然なところが少ない点は信用できると思います。
      異世界の獣人という実写においてはネックになりがちな設定ながらも、その設定を踏まえた上で不自然にならないように工夫しています。

      戦隊のアクションも安定して良いですね。
      ストーリーなどはともかく、アクションが悪かった作品はここ数年ありません。一つでも期待しても裏切られることがない要素があると安心して見られます。

      戦隊のほうがアクション監督が変わったり、レッド役を務めていたベテランが引退したり、目立つ変化が大きいのにアクションの質が安定していて、スタッフの大きな変化が特にないライダーのほうがグダグダなのは実に不思議です。ノルマが増えているとはいえ、ストーリー展開はともかくアクションが年々劣化していくのは不可解に思えます。

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