仮面ライダードライブ 第13話 「私の弟にはなぜブレーキがないのか」:感想

2015年1月11日

【ストーリー】

■「私の弟にはなぜブレーキがないのか」
・今回の印象だと剛は生真面目で、敵と同じ力を使うライダーの矛盾に悩んだ末の結論が重加速も使う手段を選ばない過激な行動のようですね。
確かに強盗団のときの剛の行動は正しい側面もありました。重加速を使わずに制圧するとなると力づくで無力化することになり、犯人は無傷では済まなかったでしょう。重加速の与える周囲への不安という点を除けばベストな方法だったと思います。

・目先の小さな脅威も気にする進ノ介に対し、剛は致命的な脅威を優先するためなら実害のない脅威は許容するタイプのようです。ロイミュード018たちとの戦いでも制限時間のあるマッハで万全を期すために、自分の身を危険に晒してでも018の戦法を調べていたので一貫しています。
これは剛が生き急いでいることとも関係しているのでしょうね。急いでいることの原因がマッハにあるのか、剛自身にあるのかはまだはっきりしません。マッハの稼働時間が伸びているとわざわざ言っていたので、恐らく原因は剛自身にあるように思えます。

・今回のタイトルは「私の弟にはなぜブレーキがないのか」。進ノ介が「俺がお前のブレーキになる」と宣言して終わりました。しかしタイトルにも書かれた「なぜ」なのか、その理由は明かされていません。理由が明かされずに進ノ介がブレーキになるという対応だけが示されたので、後でまた別の意味を持つことになりそうに思えます。

■type-TOKUJO
・公式サイトの次回予告の情報で初めて知ったのですが、Blurayボックス特典のミニドラマの脚本は三条さんでも長谷川さんでもないんですね。高橋悠也さんという方だそうです。
経歴を見る限り、実写ドラマが中心で特撮関係の仕事は今まで経験がないようです。ボックスを買わせるための特典なのに、全く魅力的でないキャストにするのはどうかと思います。こういう唐突な起用は次回作から参加させるための踏み台にされたんじゃないかと警戒してしまいますね。


【アクション】

■マッハ
・マッハの格闘アクションは現状のドライブで一番良いですね。
ドライブは販促の関係上「はいはい、ワイルドにハンドル剣ね」とパターンもアクションもマンネリ化しつつあるので余計にマッハの自由なアクションが魅力的に見えます。

・ややゴリ押し気味の能力/シフトカーの乱用も制限時間があるので流れとしてはいくらかスムーズです。販促のためにどうしても羅列になりがちな言い訳としてはなかなかだと思います。


次回はチェイスの謎が明かされるようです。脚本は長谷川さんが担当だそうです。
チェイスは霧子との関係が鍵になるようですが、霧子が初めてチェイスの前に立ちはだかった7話も長谷川さんが担当でした。チェイス関連の回は長谷川さんが担当なんでしょうかね。今のところチェイス関連の話が一番面白いので三条さんでないのは残念です。



コメント

2 件のコメント :

  1. なんでこうも2号ライダーは死亡フラグを立てているのですか?

    ゴウはお茶らけな奴だと思っていたのですが、本人なりに力を尽くしているみたいですね。



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    1. 最終回までは主人公を殺すわけにはいかないので宿命ですね。緊張感が出るので私は好きです。

      普段の態度は作っているんでしょうかね。
      霧子の反応が少ないので昔からああなのか判断がつきませんが、少なくとも今の態度はわざとそう装っているだけに見えます。世界の命運と自分の命をかけて戦っているのだからいろいろ思うところがあるのは当然だと思います。

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