『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』 第44話「僕こそレッド!折リジナル戦隊、見参!」:感想

2026年1月4日

ゴーカイジャーの劣化版

・戦隊の正統後継者を名乗るオリガレッドや本物のカクレンジャーがやってきて、
「お前らが力を継ぐのにふさわしいか見極める!」と絡んでくるという基本的にはゴーカイジャーそのまんまの流れでした。

・荒川さんはゴーカイジャーのシリーズ構成でしたししやってることは同じなんですけど、ゴジュウジャーという素体が腐ってるから同じことをやっても質に雲泥の差が出ました。
まず設定と必要性から違うんですよね…
ゴーカイジャーの場合は「ゴーカイジャーが持ってる戦隊の力は激戦の中で飛び散ったオリジナルが持っていた力そのもので、オリジナルの戦隊は今は変身する力を失っている。ゴーカイジャーの持つ力を返せばオリジナルはまた戦えるようになるが、それでもゴーカイジャーに力を託すことにする」という流れで、
ゴジュウジャーの場合は「テガソードがバトルロイヤル用に勝手に模倣した力で、そもそもオリジナル戦隊は別次元の住人でユニバース大戦で一緒に戦った以外は会ったことすらない」だからカクレンジャーたちが首を突っ込む正当性すら怪しいです。
強調すればするほど「ゴジュウジャーって指輪の力を使ってずっとくだらない内輪揉めをやってたってことだよね?」と、やぶ蛇になるだけだと思います。
そんなにゴーカイジャーをやりたいなら、
「今日はゴジュウジャーをお休みしてゴーカイジャーを見ましょう!」ってそのままゴーカイジャーを放送した方がマシなくらいだと思いました。


オリガレッド

・上で書いたとおり、存在自体が空気の読めないお邪魔虫なんですけどそれを差し引いてもキャラとして微妙でした。総じて未熟過ぎました。
先輩の笠に着ているだけで自分は子どもの面倒一つ見られないとは情けないです。
そのせいで吠にいろいろ言う説得力が無くなっていました。
ただ言いがかりをつけてるだけのやつじゃ面白くも何ともないし、ヒーロー気取りなことには嫌悪感を感じて不快でした。
キャラとしては普通に印象が悪いので終盤にこんなの出されても迷惑です。
まだ丸まる1話クオンとのしょうもないコントでも見せられる方がゴジュウジャーの話としては納得感があったと思います。

・そもそも過去戦隊はみんなリーダーシップがあって正義感に溢れた折り目正しいレッドだったとか言われても、ドンモモタロウを引き合いに出すまでもなくリーダーシップが低いレッドも品行方正でないレッドもいましたよね。
主張自体に全然説得力を感じませんでした。

・設定周りはますますめちゃくちゃでした。
指輪争奪戦とか言っておいて最後の最後で部外者が指輪奪って勝手に使ってるだけって…
しかも試練だのと言って渡す気満々だし…
ただでさえ形骸化していたバトルロイヤル要素が完全に死んでました。

・アクションやデザインは良かったです。
紙を折って剣を作り出したり、折り鶴を折って飛び道具として飛ばしたり、必殺技「山折りスラッシュ!」など、折り紙にちなんだデザインやアクションが面白かったです。
シンケンジャーとダブってるところはありますが、ゴジュウジャーよりも折り紙戦隊の方が見たかったなぁと思いました。


ファイヤキャンドル

・なんか「見捨てられたアーイーやノーワンが可哀想だろ! 俺達は最後まで戦う!」とか言い出して戸惑いました。
ノーワンたちの目標はテガジューンの乗り手に選ばれることであって戦うこと自体じゃなかったと思ったんですけど???
テガジューンも状況としては当事者から見捨てた扱いされても仕方がないとはいえ、実際に本人が見捨てると公言してるわけでもないのでまずはテガジューン本人に確認を取った方が良いと思いました。
ケーク&ナイフが会いに来れるってことはファイヤキャンドルがテガジューンに会いに行くことも可能でしょう。


坂本監督

・坂本監督なのでアクションは良かったです。
ゴジュウウルフの短刀二刀流も見られました。ただ、せっかくアクションしやすい短刀二刀流なのにエフェクト多用だったのは残念でした。
二刀流という点ではカクレンジャーの方がかっこよかったです。


次回は復活した厄災と戦いつつ、吠が自分の願いを決めてオリガレッドに認められるっぽい感じでした。
厄災の復活といい、全体的に取って付けたような流れだから次回も荒川さんでここ2回はメインストーリー上では実質存在しないのかな?と思いましたが、次回の脚本は井上亜樹子のようです。これでメインストーリーが滞りなく進んでるんですか…?
にわかには信じがたい話です。







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