【ストーリー】

■失楽園
・紘汰と舞は知恵の実をかじって始まりの男と女、アダムとイブとなり、住み慣れた楽園を去っていきました。めでたしめでたし。
黄金の果実ってすげー、と思いました。
紘汰さんが聖人のようになり、テラフォーミングまでしてしまいました。
過去は変えられないけど、そんなすごいことはできちゃうんですね。
地球にこだわった戒斗さんが馬鹿みたいです。弱者は踏みにじられる運命ということですか。

■過去は投げ捨てるもの
・私が一番気になった部分はここです。
紘汰さん、「変身」と言ってましたが全然自力で変えられていません。
努力の部分さえサガラのアイテム頼りでした。戒斗からしたら一番理不尽なのは紘汰さんのことだと思います。
この点が物語で肯定されていたのが驚きでした。
一切責任をとらずに自分だけ心機一転というのは、リセット論みたいで嫌いです。
やり直すって切り捨てることではないと思います。
しかも光実にだけ背負わせているのがますます不可解です。
罰として、というのはわかりますが、それなら紘汰さんはなおさら背負わなければいけないのではないでしょうか。

・変身というのは変わること、ではなく変わらないものがあることに気づくことのほうが重要だと思います。
アイテムで変身して強大な力を得ようが変わらないもの。それは変身した人の心です。
力と釣り合うだけの心の強さは自分で手に入れなければいけません。
それがなければ戦ってきた悪と大差ありません。
私には今回の展開は新たな「理不尽な悪意」が生まれたように感じられました。

■Q&A
・戒斗と紘汰の最後の会話にピエールと城乃内の会話。
戒斗「何がお前をそこまで強くした?」
紘汰「守りたいという祈り。見捨てないという誓い。それが俺の全てだ」

戒斗「なぜ泣く?」
紘汰「泣いていいんだ。それが俺の…弱さだとしても、構わない。俺は泣きながら進む」
戒斗「お前は…本当に強い!」
(原文まま)
どちらも隠す気もないQ&A方式で唖然としました。言葉どころか台詞にすらなっていません。ただの要素の羅列です。
最後の言葉がこれではあまりに戒斗が可哀想です。負けたからって人間性まで否定することはないと思います。

■ザック
・骨折とも歩けない身体になったともとれる描写でした。
4ヶ月というのは期間的には微妙みたいですね。普通の骨折でも完治まではいかないようです。
個人的には湊が爆弾で死んでいるので歩けないほうかなと思っています。
たぶん次回では普通に参戦してると思いますが。

■真の英雄
・鎧武の真の英雄、それは貴虎を助けた人だと思います。
インベスの脅威が地球を席巻するなか、赤の他人を救助する。しかも意識不明の植物状態の人間を数日~数ヶ月の間ずっと面倒を見てきた。
そうそうできることじゃありません。この名も無き人こそが真の英雄だと思います。


【アクション】

■スーツアクターさんは偉大なり
・冒頭の戦闘、特に語るほどのところはないのですがそれでも見入ってしまうものがありました。
スローや細かいカット割りがなく、基本はただSAさんがアクションしているだけのシンプルなシーン。
それなのにこんなに迫力がある。高岩さんを始め、SAさんは本当にすごいですね。

■最後の一撃
・紘汰vs戒斗の最後の一撃が腹部だったのは、その後の展開を考えると腹部ではなく”肋骨”だったのでしょうかね。

・シーン自体は良いのですが、武器精製能力があるのに奪った武器を使うのはちょっと微妙に感じました。
そこが極の売りなのに使わないのはしっくりきません。


ある日紘汰さんがやってきて「みんな大変だ!ネオインベスが現れたんだ、力を貸してくれ」(全員集合)「よし!ビートライダーズ出撃!!」(テロップ:一年間ご視聴ありがとうございました!)
今回の流れを見ていて途中からキバのラストを思い出していました。
そしたら次回は本当にネオインベスが攻めてくるみたいで吹きました。
鎧武の場合、日常生活だとライダーたちは城乃内とピエール以外は社会的弱者なので、文字通り「俺たちの戦いはこれからだ」のはずなのでバトルするよりも、今後どうするかのほうがよっぽど深刻な問題だと思います。
ただ次回は鋼屋さん単独脚本なので番外編と考えたほうが良さそうですね。
ウィザードの最終回みたいなものでしょう。