【ストーリー】

■年末大掃除その2
・邪魔なザックと湊はポイっと捨てて、残りの非戦闘員も自衛隊に救助されて一件落着。
紘汰も戒斗も光実もぺらぺら自分の考えを話して思い残すところなし。実に完璧な展開なんですね、きっと…

・ザックの戦う理由ってどうしてもっと前に入れておかなかったんでしょうね?
オバロを探している辺りで、パーラーの雑談で「最近さ~」と何気なく話しておけばそれで一つのシーンになったと思うのですが。
これに限らず鎧武って、起承転結の「承と転」を一気にやるのが好きですよね。
そこをくっつくちゃったら「承と転」の意味が無くなるように思いますけど。
話すことが全て新情報なので「はぁ、そうですか」としか反応できません。
かつ展開が動くので、解釈している時間も与えられません。
鎧武の文法は未だに見当もつきません。

■戒斗
・「弱者が虐げられない世界を作る」
それが今の戒斗の望みだそうです。そうなんですか。
チームバロンがやってきたことは虐げている側に見えましたが、あれは「優しいやつほど死ぬ」からそうしたってことなんでしょうね。

・説明されたのにどんな世界なんだかよくわかりません。
滅ぶべき弱者は滅んで、その後に弱者が虐げられない世界を作るとはいったいどういうことなんでしょうか?
それともレトリックなんでしょうか。
「滅ぶべき弱者」というのはユグドラシルなど戒斗に負ける「偽りの強者」のことを指していて、弱者が虐げられない世界の「弱者」は「戦う力を持たないが優しく真に強い者たち」のことで、同じ弱者でも別々のものを指していると解釈すべきなのでしょうかね。

■優しい人って…?
「優しいやつほど死ぬ」と言っていましたが、作中で死んだ順に挙げると、
ユウヤ(みんなに慕われてたし、優しいのかな?)
初瀬(チンピラ)
シド(クズ)
貴虎(作中では比較的常識人だけど、光実の歪みの原因になったり絶対評価で考えると全然優しくない)
と、全然優しい人が見当たらないんですが…
いったい誰のことを話していたんでしょうか?
「夢に破れ妥協して生きるということは死んだも同然だ!」とか、また別の戒斗理論が存在するのでしょうか?

■衝撃の事実
ザックって生きてるんですね。介抱する描写がないので、死んだのだと思ってました。
テレ朝公式のあらすじに「無念さを噛み締めながら意識を失ってしまった」と書いてありました。
死んだものだと思い込んでいたので、戒斗が紘汰と向き合って演説し出したときに「その優しく強いザックを自分で殺したのに、何言ってるんだろうな~」と勘違いしてしまいました。
早めに気づけて良かったです。誤解を次回に引きずらなくて済みました。

■衝撃の事実その2
・戒斗にも現代兵器効くんですね… 
黄金の果実でないとミサイルを防げないことは、レデュエとロシュオのやりとりでわかっています。
あんな手製爆弾が戒斗に有効ならミサイルやスカラーシステムだったらイチコロですね。
ミサイル撃てば終わる人類の存亡をかけた最終決戦って…

・それと自衛隊の救助。
以前は騒動の発端の沢芽市の封鎖さえ解いて防衛にまわるほど守勢だったのに、今回は救助を出せるほど余裕ができていました。
市民からの情報と言うのは恐らく体育館にいた人たちなどザックたちが救助していた人のことでしょう。
道中にもインベスがうようよしていたはずなのですが、無事に辿りつけたようです。
レデュエたちがいた頃にはとてもそんな余裕があるようには見えませんでしたが、ロシュオ打倒後から現在までに時間が空いているのでしょうかね?
平穏な期間が最低でも数週間はあったような印象を受けました。


【アクション】

■映像美
・今回は映像に迫力がありました。
アクション自体に意味と重みがないのは残念ですが、カットがハイテンポでカメラ回しも良く、省略を交えながらも全体につながりを感じられる良い映像に仕上がっていました。
一進一退の攻防がフォームチェンジや乗り物で表されていて、見応えとわかりやすさが両立されていて良かったです。

■バロンピーチが見たかった
・残念といえば、戒斗のゲネシスドライバー無くさなかったほうが良かったのにとつくづく思いました。
紘汰がオレンジ→ジンバーレモンなのに、戒斗がバナナ→マンゴーじゃ意味不明です。
戒斗のベルトは壊してもレモンエナジーシードだけは残しておいて、湊のベルトを使えば良かったのに。
予算的に不可能ですが、レモンではなく湊のピーチを使ってバロンピーチに変身したら、戒斗の器を描けて盛り上がったと思います。


公式によるとラスト2話だそうです。
「本当に? あと12話の間違いじゃなくて?」って感じです。