【ストーリー】

■認識の食い違い
・紘汰が死んだり、光実が救われたり、いろいろあったはずなのですがいつも以上に冷めています。
つくづく鎧武の流れと自分の考えがずれているのだと実感します。

・戒斗のインベス化は特にそうです
本来なら悪い状況のはずなのですが、強くてかっこよく、とても明瞭な論理なので、もう戒斗さんが黄金の果実を手に入れればいいんじゃないかな、と思ってしまいます。

・ストーリー面でも戒斗がメインの中では一番魅力的に見えます。
今回の三者の描写だと、
紘汰→引き返そう、未来がある→未来志向
光実→許されない→過去に囚われている
戒斗→運命にも屈しない→現在に抗う

という印象です。
普通なら未来志向が一番明るく好意的に受け止められるものですが、
ヘルヘイムという眼前の脅威がある状況では、戒斗が最も正しいように感じます。

・しかし私の認識は間違っているのでしょう。
今回の東映公式にこんな一文が載っていました。
  「『鎧武』の中で、一番の悪は戦極凌馬」とは、虚淵さんの談。 

鎧武の作中で「悪」と名指しされたものと言えば、「理由のない悪意」、ヘルヘイムです。
今回戒斗はそのヘルヘイムを超越したのでかっこよく見えました。
一方、紘汰は光実の悪意を受け止め、一部ながら浄化しました。
シリーズ構成である虚淵さんの言葉から察するに、ここが重要なのでしょう。
戒斗は理由のない悪意を乗り越え、紘汰は人の悪意を乗り越えた。だから依然、紘汰は物語の主導的存在である。
今の流れはそういうことなのかな、と思います。
私の認識では「ヘルヘイムという眼前の脅威>その他」なので、大きく食い違っています。


【アクション】

■斧が好き
・今回の龍玄・黄泉の斧アクションは個人的には良かったです。
味方側だとどうしても装飾がついたり派手になって重くなり、取り回しが悪くなってしまうのですが、実に質素な外見でぶんぶん振り回していました。
重量感がありつつも、遠心力を活かすと斬撃自体は早い、というアンビバレンツがたまりません。
ゴセイブラックの斧やカブトのクナイガンのアックスモードが大好きなので斧のアクションシーンが見られて嬉しかったです。
もっと増えないですかねぇ…

■変な演出
・演出自体は相変わらず変でした。
首絞めなんて露悪的なことをしたかと思えば、悪の権化のような当人はプリキュアのような壁めり込み。
バランスがとれていません。シリアスなはずのシーンが台無しです。

次回は戒斗大暴れ・残りのライダーの掃除・紘汰復活といった展開があるようです。
ラスト数話のはずなのに、とても余裕を感じます。