ゴーバスターズ 第25「アバターの謎を追え!」:感想

2012年8月13日
可もなく不可もなく、夏休みらしい回だった。
・ローソクロイドの造形はけっこう好きだ。自前のチャッカマンで火を付けられるのがユーモラス。燭台モチーフの槍は、おっ!と思わされた。ゴーバスはリアル寄りだけど上手くモチーフをギミックとして活かしてて良いよね。


■ストーリー
・夏休みなので定番の怪談話。Jのメカ設定を活かしたり、陣の正体に迫ったり、ただの捨て回にしないのはさすが小林さん。描写からするとアバターも夢は見るらしい。つまり確固とした自意識はあるということか。これはエンターさんの下克上フラグ完全点灯か?

・リュウジが熱暴走を計画的に使っていたのが成長を感じさせる。ある種のコンプレックスの克服と言えるか。
・一方、メサイア側のアバターの元になった人間を知りたがったのはいまいち理解できない。現世のネットワーク上に存在していた以上、人間のデータなんていくらでも取れてるはず。メサイアに個人的な意図をもって選ぶほどの理性があるようには見えないが、リュウジはそうは思っていないのか。考えすぎ病はそうそう治らないようだ。
メンバーの家族でもないし、無難にメサイアの生みの親の話につなげていくための伏線かな?

■アクション
・手数は少ないけどカット割りとメリハリのある展開で魅せる良い演出だった。イエロー&追加組の戦闘シーンは、隙を突いて手元を狙ったり、すかさず必殺技を撃ったり、テンポがリアルですごく良かった。変に見得を切る実戦アクションより、こっちのほうが戦隊らしさとゴーバスらしさを両立できてて良いと思うな。

・エスケープアクションは相変わらず…その分、ステージギミックを増やしたり退屈させない努力は見て取れるけど、根本的な問題はどうにもならないよ。相手がリュウジな分、振りきれない手加減パンチが余計にやるせない。


次回は司令室メインのコメディ回?と見せかけて、シリアスと見た。
黒りんの持ってるのは新武器か?と思ったけど東映公式を見る限りどう見てもモップ…
やっぱただのコメディかも。エンターさん、必死の行動も客観的にはコメディでしかないということか。

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