元々理解不能+公式に謎だらけ=ただの意味不明

あ~ん、莫様死んじゃった~
と思ったら1話くらいに巻き戻りました。
…だから何なんですかね?
スタッフは漢字に凝っているわりには「徒労」という単語を知らないのでしょうか?
これをやったら次に何かやっても「どうせまた夢オチで巻き戻るんでしょ?」と疑われ続けることになるってことをたぶんスタッフはわかってなさそうです。
「銃が強すぎ」というダメな印象との相性が”悪い意味で良い”のが不安を煽ります。
変身ヒーローなのに銃が出たら「あ…(察し)」ってなるんじゃ台無しにも程があります。それじゃまさに”玩具”でしかありません。

・特に意味のない妹の洗脳が象徴的でしたけど、ゼッツという作品自体が何も成し遂げられていないので「第二章!」とか言っても意味を成さないんですよ。
それは第一章をちゃんとやった作品でないと意味が無いんです。
むしろ「第二章ってこんなのがまだ続くの…」といううんざり感を生むくらいでマイナスの効果しかないと思います。
世間的には好評だったギーツですら巻き戻し地味た世界改変リセットが面白いと言われていた記憶は無いのですが、いったいなんでまたやろうと思ったんでしょうね?

・これが「莫だけが巻き戻っている」みたいな話なら「前回は間違えたけど今度こそやり直すチャンスだ!」みたいに捉えようがありますけど、思いっきし「ふふふ、全ては計画どおり…」みたいにコードが嘯いてるんでそんな気は起きません。

・公式サイトには「今回までは”悪夢”で、次回からは”現実”です」とか書いてありますけど、こっちは今度こそは現実だと思えてないのでそこでもスタッフとかなりズレが起きそうだなと予感しています。


ネムの正体

ネムの正体はレディことNoツーの悪夢を経由してナイトメアが生み出した「レプリカ」だったのです!
…何もわからないのと大差ないですね。
「特別な存在だと思われていたやつが、特別な生まれの特別な存在だったんだよ!」と明かしても価値のある説明にはならないんですよ…

・レディ周りのお話自体も理解に苦しみました。
コードの判断はわりと普通な判断だと思いました。
だってナイトメアが実体化させた物なんて危険ですからね。処分するのは当然でしょう。
レディ本人に直接言うことがおかしかっただけです。
レディは「これじゃミッションにならないから赤ちゃんを預かってくれ」と依頼してきたのだから、レディから預かった後に実験するなり始末するなりすれば良かっただけです。
馬鹿という点を除けばコードは真っ当な対応だったため、レディが普通に元から狂人だったようにしか見えませんでした。

「私の夢からコードにネムの情報が漏れる」
これもなんのこっちゃとしか反応しようがありませんね。
たぶん「この世界は夢だけど、『夢の中の夢を通してしかコードは統制できず、夢の住人だろうと自由にはできない』」みたいな設定があるんでしょうね。
20年間寝ないで生きてることも信じがたいことなのでどこから疑問を持てばいいのかさっぱりわかりませんでした。


莫/セブン

「俺は俺自身で指令を下す」
また何言ってんの?!
それができるなら最初からやれよ!だし、そもそもイナズマプラズマの後はそういう話じゃなかったの?!
最近何度も言ってますけど、ゼロとの会話はいったい何だったんでしょうね…?
今まで自分で決めてなかったなら、2クール目中盤までの「とりあえず夢主を守る」という方針はいったいどこから湧いてきたものだったと言うのか…
一応、「い、いやいや、今はセブンだから莫時代の考えを持ち出しても仕方ないんだよ!」という擁護の余地も考えてみたのですが、その後に妹関連のことでめちゃくちゃ動揺していたので「セブンだから莫じゃない説」は無理そうだと諦めました。

・その後に続くのが「find ネム」なのがまた理解不能でした。
いや、ネムを探すならコード基地に行っても仕方なくないですか?
「レディと接触する=ネムの消息のヒントを得る」と考えたなら妥当な線ではありますが、スリーはレディが襲撃してきたとかレディがコード基地の情報を得たこととか、セブンの判断の根拠になるそういう情報を持ってないはずなんですよね…
なんでセブンがコード基地に直行したのか普通に意味がわかりませんでした。
シンプルにミッションを「レディを抹殺し、コード基地を守れ」にしてれば、少なくとも「ノクスの関係者であるレディ狙いで行っただけ」と説明がついたのに。

・その後に助けを求める職員も立ち止まって考えた後に無視するという半端過ぎる行動を取っていて呆れました。
その考えてる時間の間に助けられたでしょ…
ネム探索とかを優先するなら立ち止まった時間が無駄でしょ…
見事な悪いとこ取りで退屈極まりなかったです。
そんだけセブン状態はダメってアピールなんでしょうけど、元の莫もダメダメな印象ばかりなのでそれでも「まぁ莫よりはマシかな」が結論になってしまうことが最大の問題だと思います。

・結局セブンがやってることがナイトメア撃破であり、レディ狙いであることがまた意味不明でした。
おかげでスリーとゼロがセブン抹殺を決めた流れも意味不明になってしまいました。
抹殺する必要を感じませんでした。変身解除したことがそんなに危険要素だったんでしょうか?
それなら前回カタストロムに変身した時点で充分危うかったと思うんですけどねぇ。

流れ的にはレディを射殺した後に
スリー「ミッション達成ごくろう、セブン」
セブン「俺はコードのミッションなんて遂行してない…!」
スリー「いや、お前は立派にミッションを果たしたさ。ミッションさえ遂行されればコードは過程も、”犠牲も”問わない」
セブン「…(自分で決めたミッションを遂行したはずがコードの手のひらの上であったことに俯く)」
→ネムを連行しようとするスリーに襲いかかり、処分されることになるセブン。

みたいな流れでも今回の話には問題無かったんじゃないかと思いました。


富士見

・小鷹のことで莫を責める姿は「お前が言うな」としか思えませんでした。
最近、クレハについて「エージェントなんだから殉職なんて覚悟してたはずだ!」とか偉そうに言ってましたけど、それを言うなら明確にパブリックエネミーと化した小鷹に対処できない富士見は警察官失格だと思います。
どの口で莫に文句を言ってるんだかと呆れました。
発言者が富士見であるという点を除けば状況としてはむしろ「すまない、莫… 小鷹のことは俺がやるべきことだったのに…」って言ってもおかしくない場面だったと思いますが。富士見がそんなこと言うわけありませんけど。

富士見:「莫だけがおかしいわけじゃないのかも…
誰だって夢を抱いて、もがいて、変わっていく。
ただ、彼の思いがあまりにも強すぎただけで…」

ポエム病がここにも!
と思ってしまうくらいに唐突で謎な発言にしか見えませんでした。
え…あの…? 誰がどんな夢を抱いて変わりましたっけ???
前回のネムが変わった発言も謎でしたが、富士見が言うのはますます謎なように感じました。
富士見なんてずっと小鷹小鷹言ってて前進しないどころか莫を責めたり後退してる印象すらあるくらいなんですが。
普通に心当たりが全然なくて意味がわかりませんでした。

・ナスカの方はもっと理解不能でした。
「コードなんてうさんくさい組織が警察よりも上だなんて納得いかねー!」
みたいなことを言っていて、いったい何を言ってるのかまるで理解できませんでした。
たぶん、クレハのことで感情的になっていて作中でも支離滅裂扱いなんでしょうけど、ナスカへの好感度どころか作中にいてもらう必然性すら感じてないのでヒステリーどころかただの騒音にしか感じられません。
今までナスカの存在意義を感じたことが無いんですが、いったい何のために存在するキャラなんでしょうね?
”第一章”が終わったはずなのにこんなことすらわかりません。


ロードスリー

・左肩に肩マントが着いています。
目っぽいデザインがあった他のノクスナイトシリーズと比べると、目のように見える意匠が無い分だけ悪っぽく底知れない感じはします。

・活躍としては手負い相手だし、型落ち初期フォームのフィジカムインパクトだしで特別強そうには見えませんでした。
剣で切ったり刺したりするだけでこれといった特徴も今回は見当たりませんでした。

・「ここはお前の明晰夢じゃない。現実だ(ドヤァ)」って台詞も、そもそも今まで明晰夢パワーを使ってた印象の方が少ないから意味がわかりませんでした。
前々回からずっと現実で戦ってると思ってたのでますます何の話かわかりませんでした。


次回は1話頃に巻き戻った莫がまた爆弾ナイトメアと戦ったりしつつ、クレハやファイブも登場するみたいです。
リセットされたのでこっちは何もわからず状況の進展待ちをするしかないのですが、莫が主人公じゃ進む気がしないのが困ります。
普通、こういう展開って「土壇場でやる気に目覚め覚悟を決めた主人公! だがしかし実力の差はいかんともしがたく負けて死んでしまった…」みたいな「もう1回やったら勝てる気がする!」って感じがあって然るべきはずなんですけどね。
こういうループ的展開をやるならむしろ、「遂に諸悪の根源を倒し世界を救った主人公!…のはずが朝起きるととまた最初に巻き戻っていた」みたいなひとまずの終結と根源的謎へと迫る新たなるスタートみたいなプラス印象で終わる組み合わせにすることが多いんですよね。
実際には普通に盛り下がって、先の展開にも期待を持てない流れで呆れるしかありません。