『仮面ライダーゼッツ』 第28話「荒れる」:感想

2026年3月29日

やっぱり小競り合いだけだった…

・どうせ話は進まないだろうな…と思っていましたが予想どおりでした。
ジークには終始やられっぱなしでした。
怪人を倒せたのもジークが急に棒立ちになったり消えたりしたからで全然かっこよく見えませんでした。
莫がやられても夢から覚めるだけってところがまた締まりませんでした。
夢から出られないネムやノクスも結局無事で緊張感がどこにもありません。
ジークが別に何か企んでるとか目的があって莫たちを試しているとか、そういうタイプには見えないことも逆風だと思います。
全体的に不自然さや作為性が目立ってしまう内容で、キグルミともフィクションともどちらとも相性が悪いと思いました。


セブン改め”ゼッツ”

・まず可読性が終わってるなと思いました。
『仮面ライダーゼッツ』(作品名)に登場する「仮面ライダーゼッツ」(固有名詞)に変身する”ゼッツ”(人名)
って書いててマズいと思わなかったんですかね…
普通、こういう作品だと変身後の名前を設けないで主人公も変身後の姿も両方まとめて「ゼッツ」と呼んで不可分にしたりするものなんですけどねぇ。


何を今更…?

・これ言うのもう何度目だって感じですけど、この改名はイナズマプラズマの頃に「コードは信用できない!」って言い出した時点でやっておくことだと思います…
今までずっとセブンを名乗ってきたことの方が不思議だったんですよ、こっちは…
不自然だからてっきり
「コードとか関係なく莫の理想とする姿だから名前はセブンのままでいいんだよ」って話なのかと考えていたのですが作品側からちゃぶ台返しされてしまいました。

・これだとカタストロム入手後に「セブンになりきった」ってどういうことだったんでしょう?
「セブン=コードのエージェント」という意味合いだとすると、莫を捨ててセブンになりきるってことは常識的に考えると「身も心もコードのエージェントになる」という意味合いで実際にやってたことと真逆だと思います。
高橋悠也さんのライダーでは毎度のことですけど、また後出しの設定と展開に合わせて過去が改変されてる気がしてなりません。

・そもそもネーミングとしてもどうかと思います。
ゼッツってゼロが名付けた名前ですよね?
ゼロを敵視しておいてその名前を使い続けるっておかしくありませんか?
作中での一般認知度が高くて「ゼッツがんばれー!」みたいな市民がたくさんいるなら使い続ける意味もわかりますけど、作中だとそれってどっちかというと「セブン」の呼称の方ですよね。
莫の主体性を感じさせる行動のはずなのに逆に何を考えてるのか、本気で考えたのか怪しくなってしまっているように感じました。


莫にとっても視聴者にとっても「悪夢は終わらない」

「月を破壊すれば悪夢は終わる」
莫の内面世界ではやったことなんですけど、ノクスのときはナイトメアを倒しただけで良かったはずなんですよね…
違いが全然わかりません。
ブラックホールに飲み込まれたときもよくわからんうちに出てこれちゃいましたし、もうどれが正しくてどれが間違ってるのか、いったいいくつの方法があるのか全然わかりません。

「月が戻れば悪夢は終わらない」
に至っては
知ったこっちゃねぇ!!
としか言いようがありません。
こっちは月を壊せば悪夢が終わるかどうかも知らないんですよ!
「ナイトメアを倒したのに出れないの?」とそれ以前の問題でつまづいてるんですよ!
そこに「ジークが月を戻したから出れませ~ん」とか言われてもわかるわけがないでしょう!
そんなこと言い出したら「そもそもジークが悪夢を作り出したら、ジークを殺すまで出れなくなるんじゃないの? なんでしないの?」みたいな根本的疑問すら湧いてくるんですよ!
何も説明されてないから何もわからない状況で、単語だけ出して何かをやった気にならないでいただきたいものです。


コードソムニアって何なの?

・この世界そのものが夢で、その礎がコードソムニアなのかなとか考えてきましたが、なんかいきなり「コードの最終兵器だ」とか言い出されてびっくりしました。
そういうものだったんですか?
死んでも困らないファイブさんに持ちかけた辺り、ファイブさんがナイトメア化したりしそうな感じですが。


杉原輝昭監督

・今回は比較的アクションは良かったです。
狭いところでの攻防や壁や地形を活かしたバトルが多いところはガヴっぽいなと思いました。

・変身シーンも銃弾を逸らしつつ変身したりオシャレでした。
莫が始めて銃を撃ったと思ったらあっさり防がれたのは拍子抜けでした。
最強兵器の銃が通じない…?!
まぁ、最強なのは現実世界でこれは夢世界だから効かないんでしょうね。
1話の莫のスパイごっこでも効いてませんでしたし。

・銃を使うことは内容自体は全然OKでむしろこれまでなんで使わなかったんだ?と咎められるべき案件なんですけど、唐突だから違和感は強かったです。
スパイものだから普通ならもっと活用していいものだし、販促につなげたいとかならブレイカムゼッツァーのガンモードとかでやればいいだけのはずなんですけどね。



次回は妹の悪夢で妹が危険に晒されるようです。
妹を狙うなんてコードやレディみたいな組織がやりそうなことを愉快犯のジークがやるんですね。
ノクスは結局、ノクスナイトをすっ飛ばして仮面ライダーノクスに変身するし、このタイミングでカタストロムのもう一つのモードも登場するみたいです。
邪魔な販促要素を消化したくてしょうがないんですかねぇ?
こんなことしてる間に莫のやり直し御祝儀期間やジークの販促期間が無為に終わっちゃわないか心配です。






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