『超宇宙刑事 ギャバン インフィニティ』 第4話「地底の要塞」:感想
蟻は面白かった
・知性を持った昆虫と共存する地球は並行世界らしいいかにもな異世界感が感じられましたし、蟻ギャバンもかっこ良かったです。
背中につけた鋏を開いて羽に見立てて戦う姿は予想よりもちゃんとやっていて見直しました。
前回のルミナスが武器を駆使していたので武器を活用する点が重なってこの作品の”ギャバン感”が感じられました。
主要玩具でもある武器をストーリーや雰囲気作りに絡める手は大賛成です。
「並行世界にいる別のギャバン」という要素はしっかりできていて、設定を活かせている点は良かったです。
・ただ、設定や世界観は甘々でした。
蟻の姿を見るために原始的なルーペを使ってるなど共存できてる世界なら有って当たり前の仕組みや工夫が全然見当たりませんでした。
そういう世界なのに蟻対策がされてないセキュリティも意味不明でした。
「他の次元に蟻刑事が来た」だったら解決できても「人間並みの知能を持つ蟻なんて想定してるわけないだろ!」で済んだんですが、そういう生物が当たり前にいる世界ではナンセンスです。
その直前に「スーパーAIを管理してた施設だからセキュリティも万全だ!(レイジだってお手上げ)」とやっていたので余計に不自然さが際立っていました。
非シリーズ構成回だけどそんなに大きな変化は感じなかった
・今回は脚本がシリーズ構成ではない山口宏さんでした。
ブンブンジャーでは錠関連の回やブンレッド119の初登場&その次の回を担当した人ですね。
・良く言えば前回までのシリーズ構成回と比べて違和感がありませんでした。
一方でここまでのフォーマットがそんなに面白いと思えていないため、「これが天井なの?」という気持ちもあります。
これが26話くらいならゲスト中心にダラっと進めてもまぁ仕方ないかと思いようもあるのですが、主人公たちの魅力すらまだ掴めていない状況でこれだとスタッフとの温度差を感じて不安を感じてしまいます。
レイジの方はパッとしなかった
・ゲストの話を回すために損な役割ばかり押し付けられていて全然かっこよく見えませんでした。
蟻さんを何度も吹き飛ばす姿は乱暴で普通に印象が悪かったです。
密室で適当に銃弾を撃って跳弾でみんなを危険に晒したこともアホみたいでした。
自信満々にドリルマシーンを追いかけた割に巨大さにビビって対処できずに逃げる姿は情けなかったです。
これが主人公の扱いか?
と思うくらいに扱いが悪かったです。
私の認識が見当違いでないのならば、「主人公のかっこよさ」というのはこの作品の主軸の一つだと思うのでこれは問題だったんじゃないかなと感じました。
課長の役割
・課長って上司や責任者という立場以外にはどういう存在なんだろうか?と疑問に思っていたのですが、今回その一端が明らかになりました。
コスモギャバリオンの操縦が上手い
だそうです。
…え?操縦なんですか? レイジと被ってません???
毎回「課長がそう作ったんですよ」とアギに言わせてるから開発など技術関連のスペシャリストなんだと思ってました。
想像してなかった方向で来て結構戸惑っています。
世界観の謎
・ギャバリオン用のユニットがあるってことは、この世界にもギャバリオンがあるみたいですね。
レイジが名乗る銀河連邦警察やギャバンがどこでも通用する点から予想はつくことでしたが普通に受け入れられる程度に知れ渡ってるんですね。
これまでの刹那やキキたちのレイジのことは受け入れるけど不信感も感じる反応の要点がよくわからなかったのですが、他次元の人たちが疑問を感じたのは
「ギャバンやコスモギャバリオン関連のこと(自分以外にギャバンがいるはずないのになぜか熟知している謎の人物)」という点で、
「見慣れない銀河連邦警察を名乗る人物」は問題なかったという理解で良いのでしょうかね。
「多次元宇宙の存在自体はどこの銀河連邦警察内でも周知の事実である」という線も考えたんですが、キキが「他の次元に行くと基本的に死ぬ」ということを知らなかった点から判断するとこれは無さそうです。
あくまでリアルの警察ものなどで警視庁やFBIなど他所の管轄の役人が関わってくるような感じで、「宇宙は広いから自分が知らない銀河連邦警察関係者が突然事件に首を突っ込んでくることも有る」くらいの感覚みたいですね。
コスモギャバリオン・シリタインダーWk2
・今回はドリル装備バージョンです。
これも普通でした。ドリルを着けてるコスモギャバリオン、以上です。
バトルとしては敵ロボが真っ直ぐ走るだけで脅威感が全然無かったところがいまいちでした。
てっきり正面からドリルをぶつけ合って打ち勝つくらいはするかと思ったら、普通に「ドリルを避けて下から攻撃すれば勝てるぜ!」とかやり始めてちょっと萎えました。
それなら銃でも剣でも倒せるんじゃありません?
「敵の直上のルートを通るところに大出力攻撃で壁ごと貫通させながら撃破」
とかの方が派手だった気がします。
次回はまた刹那の世界での話になるようです。
もっとこまめに刹那やキキの宇宙の話を入れていってから戻って来るんだと思ってましたけど違いました。
現状だとメインストーリー(刹那やキキの宇宙を舞台にした話)の合間に、メインストーリーには関わらない単発回(他次元)を挟んでるだけって感じです。
基本的な構造は戦隊と代わり映えしない印象です。
世界やレイジ以外の登場人物を切り離したせいで、単発回を挟む意義がほとんど無く、刹那やキキなどメインキャラの出番が減る分だけ全体の話が従来より薄くなる悪いところ取りになりはしないかと少し不安を感じました。
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