『仮面ライダーゼッツ』 第26話「揃う」:感想

2026年3月15日

今回は総集編

・ラスト1分で新ライダーのドォーンが現れた以外はほぼ内容はありませんでした。
莫の夢劇場にノクスも平然と入ってきていたり、相変わらず理解しがたい作中の常識がまかり通っていて「総集編なんかよりそっちを説明しろよ!」と思ってしまいました。

・それは相変わらずでどうせ解決されない問題なので放置します。
とりあえず”今回”説明されたことに触れていきましょう。
…うん、まぁこの設定が覆らない保証が全く無いんですけど。


莫は予知夢の中のことなら自分がいなかった場面のことも知っている

・したり顔でコードの正式名称を語っていたり、レディの素性を語っていたりしたのでこれはとりあえず確定のようです。
いずれも莫がいない場面であり、富士見やネムから情報共有してる時間も無かったはずですからね。
スタッフが大馬鹿でない限りはこれで確定です。

・予知夢で他人のことまで把握できるってなかなか珍しいと思いました。
普通は夢って主観的で「夢の中の自分が見たことしか把握できない」ことが多いんですけどね。
ゼッツの場合は自我が薄いのにどこでも自分のままだったネムを筆頭に「夢の中では自分は自分であるのは当然ですが」みたいな面で話を進めてきたので冷静に考えるとかなりの地雷を自分から踏みに行っていると思います。


「ナイトメアは夢主の深層心理を歪んだ悪夢の形で叶える」

・ことになったようです。
序盤では「深層心理は夢主も知らない」とか「ナイトメアの叶える悪夢は夢主が望んだこと」とか言われてたんですけどね。
ネムが誘拐される狼ナイトメアとか、魔王が復活する被災者の子どもたちの夢とか、どんな深層心理だったんでしょうね?
ナイトメアの説明をしていたのに肝心要の
「それでナイトメアってどこから生まれたどういう存在なの? 自然物なの? 人工物なの?」
といった起源に触れられない辺りはアホみたいでしたが、語り手が莫なので仕方ないですね…


レディは正義

・予知夢内でのレディが起こしたことはネムを守りたいがゆえの愛からの行動だったの無罪だそうです。
むしろ倒そうとしていた莫の方が間違いだそうです。

・個人的にはそこそこ引きました。
コードを襲うだけならコードの自業自得でもあるので許容範囲ですけど、夢主の被害者や実体化したナイトメアの被害を出すことに何の躊躇いも無い時点で個人的には肯定できません。

・またネムの意思を無視している点からも容認できません。
デスゲームナイトメアのときなんてネムは夢主の被害に心を痛めて「こうなったら刺し違えてでもナイトメアを殺す!」と刃物を握り締めるほど思い詰めてたはずなんですけどね。
そういうネムの感情を無視して「ネムのためです」はありがた迷惑で正当性は低いと思います。

・レディとは関係ないことですが、今回は富士見の態度も肯定されてるように感じました。
「お前が小鷹を殺したんだな! 逮捕する!」とか入れなくていい展開がわざわざ入ってました。
文脈からして「これも正しい行動です」と暗示されているのは明らかでしょう。
普通だったらそもそも富士見の印象が悪くなるだけのマイナスしかない無駄時間はカットしますからね。
レディといい、富士見といい、スタッフの倫理観は本当に合わないなとしみじみ感じました。


優しいファイブさんが相手で良かったね

・なんでファイブは変身しないんだろう? スーツがロードスリーに改造されてもう無いのかな?とか考えてましたが、ノクスが変身できないから合わせてあげたんですね。
変身できないと格好がつかないから適当にショートカットするのかと思っていましたが、リカバリー無いから武器も壊れたままで普通にノクスナイトにすらなれないままの状態のようです。
またげばいいのにいちいち岩をどけてくれたりする優しいファイブさんが相手で良かったですね。
クレハが相手だったら普通に変身されてノクスは普通にぶっ殺されてたと思います。


次回はノクスにリカバリーを渡したり、シャドウを倒してあげたりしようとして、そこにドォーンが現れるようです。
…相変わらず的外れな展開になりそうですね。ノクスにそんな興味ないし、味方になったら事態が良くなる気もしないんですよ…
たとえばこれがノクスが重大な秘密を知っていたり、富士見が首相やコードの長官など「富士見を味方にできれば…(そのために小鷹を味方につける必要がある)」みたいな流れがあればわかりますけど何にも無いんで。
ドォーンの方は何もわからんのでノクスの所に出てくるとかそれ以前の話です。
予告の感じだとコードでもレディのとこでもない勢力みたいですし、「さっさと説明しろ、話はそれからだ」としか反応しようがありません。
情報の出し方が相変わらずクソな気がしてなりません。







コメント

2 件のコメント :

  1. マルゲリータ2026年3月15日 20:04

    感想、お疲れ様です。owlさんの予想通り、総集編でしたね。
    「予知夢」ではなく、24話までの「仮面ライダーゼッツ」を観ていたって感覚なのかなって思いました。
    最後は、『「仮面ライダーゼッツ」を最終回まで観た夢』の話で締めるんですかね。

    新ライダーは、見た目通り悪役っぽくて、敵が増えてもなぁ~って印象です。ノクスやレディが仲間になっても心もとないですし。セイバーは、情報通であるユーリが入ってきてから、少し巻き返した感じがあったので、ああいうキャラが欲しいですね…ゼッツだとファイブかな?

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    1. マルゲリータさん、こんにちは。

      >「予知夢」ではなく、24話までの「仮面ライダーゼッツ」を観ていたって感覚なのかなって思いました。

      予知夢が示す内容の実情を表す表現としては適切だと思います。
      オチに関しては個人的にはここで夢オチ地味た内容を1回やった以上はクドくなるからメタ系のオチは避けるんじゃないかなと考えています。


      >セイバーは、情報通であるユーリが入ってきてから、少し巻き返した感じがあったので、ああいうキャラが欲しいですね…ゼッツだとファイブかな?

      そうですね。視聴者的に欲しいキャラだとそっちの方がずっと需要が高いと思います。
      ただの敵だとレディやコードからドォーンに移るだけで実質的には状況は大して変化が無いでしょうからね。
      味方か、あるいは協力も可能な第三勢力の方が現状の「謎」で固められたまま動けなくなっている状況を変えられる可能性を感じます。
      仮にファイブさんが加わったとしたら、謎方面では役に立たないでしょうが、積極的な行動やチーム内の融和、ノクスへの説得などいろんな糸口を開くきっかけにはなるんじゃないかと思います。
      ジークさんも何かしらの明確な方向性を持っててくれると良いのですが。

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