『仮面ライダーゼッツ』 第28話「荒れる」:感想
やっぱり小競り合いだけだった…
・どうせ話は進まないだろうな…と思っていましたが予想どおりでした。
ジークには終始やられっぱなしでした。
怪人を倒せたのもジークが急に棒立ちになったり消えたりしたからで全然かっこよく見えませんでした。
莫がやられても夢から覚めるだけってところがまた締まりませんでした。
夢から出られないネムやノクスも結局無事で緊張感がどこにもありません。
ジークが別に何か企んでるとか目的があって莫たちを試しているとか、そういうタイプには見えないことも逆風だと思います。
全体的に不自然さや作為性が目立ってしまう内容で、キグルミともフィクションともどちらとも相性が悪いと思いました。
セブン改め”ゼッツ”
・まず可読性が終わってるなと思いました。
『仮面ライダーゼッツ』(作品名)に登場する「仮面ライダーゼッツ」(固有名詞)に変身する”ゼッツ”(人名)
って書いててマズいと思わなかったんですかね…
普通、こういう作品だと変身後の名前を設けないで主人公も変身後の姿も両方まとめて「ゼッツ」と呼んで不可分にしたりするものなんですけどねぇ。
何を今更…?
・これ言うのもう何度目だって感じですけど、この改名はイナズマプラズマの頃に「コードは信用できない!」って言い出した時点でやっておくことだと思います…
今までずっとセブンを名乗ってきたことの方が不思議だったんですよ、こっちは…
不自然だからてっきり
「コードとか関係なく莫の理想とする姿だから名前はセブンのままでいいんだよ」って話なのかと考えていたのですが作品側からちゃぶ台返しされてしまいました。
・これだとカタストロム入手後に「セブンになりきった」ってどういうことだったんでしょう?
「セブン=コードのエージェント」という意味合いだとすると、莫を捨ててセブンになりきるってことは常識的に考えると「身も心もコードのエージェントになる」という意味合いで実際にやってたことと真逆だと思います。
高橋悠也さんのライダーでは毎度のことですけど、また後出しの設定と展開に合わせて過去が改変されてる気がしてなりません。
・そもそもネーミングとしてもどうかと思います。
ゼッツってゼロが名付けた名前ですよね?
ゼロを敵視しておいてその名前を使い続けるっておかしくありませんか?
作中での一般認知度が高くて「ゼッツがんばれー!」みたいな市民がたくさんいるなら使い続ける意味もわかりますけど、作中だとそれってどっちかというと「セブン」の呼称の方ですよね。
莫の主体性を感じさせる行動のはずなのに逆に何を考えてるのか、本気で考えたのか怪しくなってしまっているように感じました。
莫にとっても視聴者にとっても「悪夢は終わらない」
「月を破壊すれば悪夢は終わる」
莫の内面世界ではやったことなんですけど、ノクスのときはナイトメアを倒しただけで良かったはずなんですよね…
違いが全然わかりません。
ブラックホールに飲み込まれたときもよくわからんうちに出てこれちゃいましたし、もうどれが正しくてどれが間違ってるのか、いったいいくつの方法があるのか全然わかりません。
「月が戻れば悪夢は終わらない」
に至っては
知ったこっちゃねぇ!!
としか言いようがありません。
こっちは月を壊せば本当に悪夢が終わるのかどうかも知らないんですよ!
「ナイトメアを倒したのに出れないの?」とそれ以前の問題でつまづいてるんですよ!
そこに「ジークが月を戻したから出れませ~ん」とか言われてもわかるわけがないでしょう!
そんなこと言い出したら「そもそもジークが自ら悪夢を作り出したら、ジークを殺すまで出れなくなるんじゃないの? なんでしないの?」みたいな根本的疑問すら湧いてくるんですよ!
何も説明されてないから何もわからない状況で、単語だけ出して何かをやった気にならないでいただきたいものです。
コードソムニアって何なの?
・この世界そのものが夢で、その礎がコードソムニアなのかなとか考えてきましたが、なんかいきなり「コードの最終兵器だ」とか言い出されてびっくりしました。
そういうものだったんですか?
死んでも困らないファイブさんに持ちかけた辺り、ファイブさんがナイトメア化したりしそうな感じですが。
杉原輝昭監督
・今回は比較的アクションは良かったです。
狭いところでの攻防や壁や地形を活かしたバトルが多いところはガヴっぽいなと思いました。
・変身シーンも銃弾を逸らしつつ変身したりオシャレでした。
莫が始めて銃を撃ったと思ったらあっさり防がれたのは拍子抜けでした。
最強兵器の銃が通じない…?!
まぁ、最強なのは現実世界でこれは夢世界だから効かないんでしょうね。
1話の莫のスパイごっこでも効いてませんでしたし。
・銃を使うことは内容自体は全然OKでむしろこれまでなんで使わなかったんだ?と咎められるべき案件なんですけど、唐突だから違和感は強かったです。
スパイものだから普通ならもっと活用していいものだし、販促につなげたいとかならブレイカムゼッツァーのガンモードとかでやればいいだけのはずなんですけどね。
・インパクトは良い面も悪い面も有ったと思いました。
触れた瞬間衝撃で吹き飛ぶような攻撃になったり、足で踏み出すときに衝撃波を出して加速しているような感じの演出になっていたことは「なるほど、インパクト(衝撃)って感じはするな」と納得感がありました。
一方、「衝撃で攻撃とかするならムキムキ部分が要らなくね? むしろ衝撃で攻防は補えるからもっとスリムでスマートな体型の方が活かせるのでは?」とデザインを否定する内容に見えたことは良くないと思いました。
「フィジカムとインパクトって機能が被ってない?」という根本的な矛盾が原因なので杉原監督が悪いわけではないのですが、そういうデザインになってしまっている以上は合わせるのが正道だとは思います。
次回は妹の悪夢で妹が危険に晒されるようです。
妹を狙うなんてコードやレディみたいな組織がやりそうなことを愉快犯のジークがやるんですね。
ノクスは結局、ノクスナイトをすっ飛ばして仮面ライダーノクスに変身するし、このタイミングでカタストロムのもう一つのモードも登場するみたいです。
邪魔な販促要素を消化したくてしょうがないんですかねぇ?
こんなことしてる間に莫のやり直し御祝儀期間やジークの販促期間が無為に終わっちゃわないか心配です。
感想、お疲れ様です。
返信削除結局、進展なしでため息が出ましたね。
ジークにやられっぱなしで、いつものことながら莫が情けないです。
カプセムを合成して強化するって、序盤で済ませるイベントを今更やっときながら、成果が出てないのは酷過ぎましたね。カタストロムだって、不可が大きいはずなのに、使わない為の改善策になってません。
大型銃で必殺技を使っていたのですが、チャージしているのに撃つのではなく、なんか引き寄せて殴っていて意味が分かりませんでした。
小さいブラックホールを出すなり、もっと分かりやすい表現が出来るのに。
ノクスのポエムをからかっている場面は面白かったです。
「これからは、莫でいい」って、仮の存在ではなく自分自身を語るのかと思っていたら「ゼッツ」でズッコケましたが。
マルゲリータさん、こんにちは。
削除>カプセムを合成して強化するって、序盤で済ませるイベントを今更やっときながら、成果が出てないのは酷過ぎましたね。
わざわざ強化を強調しておきながら、実際にやることは定番の負け役なのは萎えましたね。
最新の強化フォームに負けさせたくないから下位フォームを使うのはいつものことですが、怪人すら倒せないうちにジークが現れた途端に完封されてボロ負けとは情けないったらありゃしません。
台詞を真に受けて本当に強化されたと信じていたら、かなり戸惑ったでしょうね。
>大型銃で必殺技を使っていたのですが、チャージしているのに撃つのではなく、なんか引き寄せて殴っていて意味が分かりませんでした。
私も戸惑いました。
いつも撃ってナイトメアを消滅させていたのにのんびりしていて何がしたいんだろうかと不思議に思いました。
後の月ごと破壊のためだったんでしょうけど、まとめて破壊する意義がわからないので最後までピンと来ませんでした。
一応、公式曰くカプセムが「グラビティ、ワンダー、インパクト」の組み合わせだったそうなので、
「ワンダーで月を小さくして、グラビティで月を引き寄せて、インパクトでナイトメアを吹き飛ばしてからキックでまとめて破壊する」
という理屈が有ったようです。
そんな小器用な使い方ができる武器とフォームだったとは想定外でした。
>ノクスのポエムをからかっている場面は面白かったです。
流れ次第では「莫にも軽口を言えるだけの余裕ができた」とかそういう感慨深さを出せる場面だったはずなんですよね。
実際にはそんな軽口言ってる状況じゃないし、その後に続く内容もボロボロだったんですが…
こんにちは、今回も感想執筆お疲れ様です。
返信削除> ゼッツってゼロが名付けた名前ですよね?
> ゼロを敵視しておいてその名前を使い続けるっておかしくありませんか?
これは本当にそう思いました。話には聞く耳持たない・共闘したくないほどの相手なのにCODEの関連物から己を切り離そうとはしないんですよね。
「元は悪を為すための異形の力を、正義の心で使う!」のが仮面ライダーではあるんですけど・・・コイツはなんか違うんですよねえ・・・。
葛藤を経て強い決意のもとにそうしている、よりかは「こんな便利に使えるものは使っていかないと損でしょwww」くらいのノリに見えます。
冒頭ナレでずっと「普通の好青年だ」とか言ってて印象が悪いせいなこともあると思いますが。
本当の好青年は自分で自分を好青年なんて言わない!!
っていう当たり前の感覚が高橋悠也にはないのか、わかっててあえてギャグのつもりでなのか。
どっちにしろ終わってるなーと思います。
S.Kazさん、こんにちは。
削除>「元は悪を為すための異形の力を、正義の心で使う!」のが仮面ライダーではあるんですけど・・・コイツはなんか違うんですよねえ・・・。
そういう文脈に乗せればすんなり通ると思うんですけど、
>「こんな便利に使えるものは使っていかないと損でしょwww」くらいのノリに見えます。
実際にはこんな感じにしか見えませんよね。アジトとか別に無くてもどうにかなりそうなものも平然と使い続けてますし。
カタストロムという存在自体の是非も「禁断の力」とか「身を滅ぼすぞ」とか言われててもなお一向に問われる気配すらありませんし。
そういう状況に流されているような言動が減らないから、莫の意識には変化があったはずなのに実態としては予知夢の頃と大した違いがあるように見えないんだと思います。
スタッフの認識のズレや構成の根本的問題は良くなる気配すら感じませんね。