『仮面ライダーセイバー』 第41話「二千年、綴られた願い。」:感想
■説明になってない説明
・長々と説明がありましたが結局、特にわかったことはありませんでした。「なんか不思議なすごい力」と「人間は糞」という既知の事実に昔の実績が増えただけでした。
・説明されても「だから何?」って点が特にヤバいと思います。
ルナと接触するとワンダーワールドの力を得てタッセルみたいな存在になるそうですけど、タッセルが何もできてないんだから飛羽真が力を得ても特に世界は変えられませんよね?そこが理解できませんでした。
話の辻褄を合わせようと逆算すると、「飛羽真がルナと接触すると今の全知全能の書とは別の”新しい完全な全知全能の書”が出来上がる。その力を使えば、剣士もメギドも何もかも変えられる」っていう話なんでしょうかね。そんな説明してましたっけ???
■日本語を話してほしい
・今回は一段と飛羽真の発言がおかしいように見えました。
Q:「ルナと接触すると世界を救えるがこの世界と関わりが消える。どっちを選ぶ?」
A「俺はルナと会います。でも俺は仲間ともルナともずっと一緒にいます。未来を変えます」
…だからそれが不可能だってタッセルは言ってたんですよね? 話聞いてる?
それを聞いたタッセルも「さすが飛羽真…」みたいに感じ入っていて意味がわかりませんでした。
「タッセルが言っていたことはでまかせで飛羽真を試しただけ」と「その発想はなかった!」のどっちの意味なんでしょう? 私はお話としてはどっちも糞だと思いますけど。
・蓮との対話も会話が成立しているように見えませんでした。
飛羽真は相変わらず自分の言いたいことを言うだけで蓮の考えているように見えませんし、蓮は蓮で「なんで剣士じゃないのにお前は強いんだ?」なんて抽象的な質問をして答えが返ってくると思ってる辺り脳みそお花畑だと思います。その答えを知っているとしたら剣士に詳しい蓮のほうがまだ可能性があるでしょう。本人に聞いても「なんでだろうね?」としか言えないでしょう。飛羽真は強さを追求してすらいないんですから考えたことすらないと思います。
■デザスト
・「いつの間にか保護者になってた」で正解のようです。なんでそうなったのか、そもそも前のデザストはどんなだったのかがわからないのでこれも「だから何?」でした。
そしていつの間にか死にそうになってました。不死身じゃなかったんですね。どうやら歴代の剣士がクソ雑魚過ぎて本を壊せなかっただけだったようです。本当に剣士って口ばっかりの役立たずですね。やたらに「使命、使命」と言うのも納得です。弱っちい剣士なんてそれしかすがるものがありませんもんね。
■メギド
・レジエルたちの死に際の感じだと「力をにする前はまともだったが本の力で人格が捻じ曲がった」のかと思っていましたが本を手にする前から糞だったことが判明しました。
あの綺麗なレジエルとか何だったんでしょうね? ストリウスなんて記憶すら消えてませんし。
・あと先代マスターロゴスは役立たずだったことが公式に認められました。
タッセルは世界を守るためにマスターロゴスに全知全能の書の一部を託したはずで、タッセル自身は地球に干渉できなくてもマスターロゴスに指示を出せば良かったはずなのにすぐに人間は糞と絶望して2000年間を無為に過ごしていたと語っていました。つまりマスターロゴスやソードオブロゴスが何の役にも立たなかったという証明です。
そんな無能なら跡継ぎに現マスターロゴスみたいなクズを選んでも無理もありませんね。納得しました。タイトルの「二千年、綴られた願い」がタッセルの「はぁ~、誰かどうにかしてくれねぇかなー」なんてくだらないものだったことには閉口しましたが。
次回はタッセルとデザストが死にそうです。
…どちらもずっと「こいつら何のために存在してるの?」と空気どころか異物扱いの存在だったので死なれても何の感慨も湧きそうもありません。
クソしょうもない質問ですが、コロナがなければセイバーは良くなった思いますか?
返信削除マルゲリータさん、こんにちは。
削除可能性は否定できませんが、私は特に良くなるとは思いません。
コロナで実現が難しくなりそうなことというと、
1)野外ロケが必要なワンダーワールド。
2)バトル時の雑魚敵。
3)モブや群衆を出すこと。
4)役者さんを一度に出せる数が限られる、最初から変身して登場するなど役者さん関連。
といったところが思い浮かびますが、どれも改善したとて大局には影響のないことだと思います。
1)のワンダーワールドはそもそもワンダーワールド自体の存在感がないと思います。
鎧武のインベス世界に、ウィザードのアンダーワールド、ジオウの未来世界、エグゼイドのゲーム要素、不思議空間系の要素は平成ライダーでもいくつもありましたが、どれだけ真面目に取り組まれたでしょうか? 活かす気がなければ可能性だけあっても無意味だと思います。
4)の役者さん関連は1クール目~2クール目あたりは抑えてる感じがありましたけど途中からは普通に何人もアジトに出したり変身したりしてたと思います。
ザコ敵はいても剣士たちが床を転がるかザコ敵に苦戦するかの違いにしからならないと思います。モブがいても剣士たちに守る気がないので特に意味がないでしょう。マスターロゴスが「争え!」と命じたり、世界を崩壊させようとする場面でモブを映せる程度だと思います。これも価値があるとは思いません。
「これを活かせていれば…」と思える要素が見当たらないのでコロナだろうが作品の印象は大して変わらないと思います。
返信ありがとうございます。こんなしょうもない質問に、分かりやすい考察まで入れてもらって。そうですよね、あまりコロナは関係ありませんよね。
削除2)バトル時の雑魚敵。
あいつらシミーっていうらしいのですが、最近までOP見るまですっかり忘れてました。
そんな名前なんですね。コロナ対策のせいなのか最序盤しか出てきませんでしたね。
削除今週も感想お疲れ様です。
返信削除>役立たず
現代の剣士達がゴミなのは言うまでもないんですが、なんかダラダラ語っている
過去のやつらがやらかしていてその後始末してるだけなんですよね。
物語の構築がホントゴミで、物語をかかげる作品としてホントなんだかなぁ……となります。
匿名さん、こんにちは。
削除関連性は感じませんね。「人間は糞」という展開が続いていますが、飛羽真たちは別に人間について語ることはなく、相変わらず「俺は~」という自分中心の言動ばかりです。やってきた展開がどこにつながってるのか全然わかりません。まぁ、そもそもつながるべき本筋というものがどこにあるのかもわかっていないのですが。
全く関係ない話ですが、倫太郎が飛羽真を呼び捨てにしているのが今でも慣れないです。わざわざ呼び捨てにする理由ってあったんでしょうか?
返信削除なぜかはわかりませんね。無難な線でいくと「仲間意識の表れ」でしょうか。賢人や蓮も呼び捨てですからね。
削除ただ、それだと芽依をさん付けで呼んでるのが微妙になる気がするんですよね。一応、芽依も仲間ってことになってたと思うので。「芽依は特別(恋愛感情や尊敬の念を抱いている)」とかで理由付けはできるでしょうが、いずれにしても倫太郎の心情が全然わからないので断定しようがないと思います。