『仮面ライダーセイバー』 第38話「聖剣を束ねる、銀河の剣。」:感想
■初耳&設定変えコンボ
・死んだはずの賢人父が急に湧いてきてびっくりしました。
前回光る蝶みたいなのを見かけたときは、あれはタッセルでタッセルの力で賢人父が化けて出るのかな?とか思ってましたがまさかの父親本人でした。月闇に切られたわけでもなく普通に死んだのに出てきちゃいました。これでもう誰が死んでも化けて出ればOKですね。
・しかも人格まで別人のようでした。
賢人父はまるで賢人を悲しませたことが最大の罪であるかのような言動でしたけど、大量殺人やルナの異世界送りのほうが罪が重いと思います。マスターロゴスを信じて凶行に及んだ経緯も無かったことになってるかのようでした。
・父親に説得された賢人も別人のように素直になっていました。
明らかにおかしいのでこれはタッセルによる洗脳で、タッセルが最後の最後で「みなさん僕のためにご苦労さまでした。これで世界は僕のものです!!」とかやるための前フリでしょう。
■スーパー見学タイム
マスターロゴスまで仲良く並んで見学している姿は実にアホみたいな光景でした。
「人が真面目な話をしてるときは静かにしましょう!」
という教育的な場面に違いありません。
それが終わったらまたワンパンタイムです。一矢報いることもなく、今日も今日とて剣士は床に転がる使命を果たしていました。剣士の使命ってモップになることなんでしょうね。お掃除は大切ですからね。教育的ですね。
・バハトは何のドラマもなく消えました。飛羽真は「お前の思い込みで世界を壊そうとするな、キチガイ!」という正論をぶつけただけで何の歩み寄りもなく、バハトが勝手に納得してくれただけでした。
バハトのことは最後までよくわかりませんでした。家族を殺された恨みや絶望が大きいのかと思っていたら、今回は「不老不死の身体は辛いんだよ!」と泣き言を言ってました。個人的には同じく1000年以上生きているであろうユーリやもっと長く生きてるし、殺されても生きてるタッセルのことを連想してしまい、ますますバハトの言い分についていけませんでした。
・クロスセイバーは相手がぽっと出の量産型キングオブアーサーの時点で萎えました。
各剣の特徴が薄いから他の剣の力を使えると言っても特に感慨が湧きません。エスパーダの剣の雨とか見た覚えがないですし。
・最後のスーパー見学タイムからの流れ弾巻き添えフィニッシュは予想外で笑ってしまいました。私の負けです。
・最後はみんなお楽しみのスーパー泥棒タイムも完備してありました。セイバーといえば泥棒ですもんね。
今回盗んだのはデザストっぽいですね。今更デザストで何をするんでしょう。
マスターロゴスもいつの間にか逃げてました。相変わらず緊張感や警戒心というものがありませんね。まぁ、ワンパンで倒せるし、世界を壊してもすぐに直されることが判明したため放っておいても害が無いからいいのでしょう。
■クロスセイバー
・基本フォームの色違いという印象は特に覆りませんでした。剣は新規造形ですけど、大して特徴がなく、元々剣のバリエーションだらけの作品なので新鮮味はありません。
・個人的にはファンタジー世界で星々だの銀河だのというのが一番理解し難いです。
「宇宙>ワンダーワールド>地球」ってこの図式に納得できる人はそんなにいるんでしょうか? コンセプトから理解できません。
次回はマスターロゴスとの決着がつき、ラスボスの座がメギドに移りそうな雰囲気です。マスターロゴスは何をしても無駄なクソ雑魚になりましたし、ストリウスやデザストは「あれ、いたんだ?」というレベルの存在感なのでこれもどうでもいいです。
更新お疲れ様です。
返信削除序盤あんなに引っ張ってた賢人父が普通に出てきて、15年前の件を弁明するでもなく「ごめん」「謝って済むとでも?」「マジでごめん」などとアホなやりとりを繰り広げるのには恐れ入ります。ずっと見守ってたそうですが実体化する力を貯めてたんでしょうか…?
思えば序盤から、カリバーの正体や賢人の復活やルナなどさも重要そうに出し惜しんだ挙句いざ出す時は意義のある使い方をしない姿勢は一貫していましたね。
雑に復活させられてキャラ本人が「やることがないや」と自覚してる賢人も哀れです。
飛羽真の異なる価値観に対する歩み寄りの無さとお前が言うな感がヤバいです。バハトへの説教は正論でも説得力がまるでないですよね。他の剣士たちも自分を棚にあげてそれぞれピントのズレた一言をドヤ顔で言い放っていて温度差を感じます。
人数過多で映すだけで尺を取る上にやることはそろって地面舐めで、確かに掃除の大切さをブルーン以上に身をもって教えてくれてるのかもしれません…
クロスセイバーは聖剣10本の力らしいですが、カブトの虫取り棒のように物理的に吸収されたわけじゃ無いようなので今後も皆で変身してはゴロゴロが続きそうですね。
最終フォーム専用武器はウィザード以来だそうですが、ギミックは上下にスライドするだけで地味だし個性も魅力も感じられなかったです。「聖剣」がモチーフで「多数の剣士の話」なのがアクションと販促においてこうも枷になっていると救いようがないですね。
匿名さん、こんにちは。
削除>ずっと見守ってたそうですが実体化する力を貯めてたんでしょうか…?
そうらしいですね。いずれにしても「タッセル知ってたならちゃんと言えよ」な案件であることには違いないと思われますが。タッセルがユーリに説明した時点で話しておけば賢人のイヤイヤ期をスキップできたかもしれません。
>思えば序盤から、カリバーの正体や賢人の復活やルナなどさも重要そうに出し惜しんだ挙句いざ出す時は意義のある使い方をしない姿勢は一貫していましたね。
何一つまとめられた気がしませんね。賢人に蓮に、倫太郎、デュランダルやマスターロゴスなど引っ張ってきた要素はいくつもあるはずなんですが飛羽真すらいまだに「土壇場になるほどいきなり変なことを言い出す人」という印象になってしまいます。
>飛羽真の異なる価値観に対する歩み寄りの無さとお前が言うな感がヤバいです。バハトへの説教は正論でも説得力がまるでないですよね。
「仲間がいたから!」とか言ってる前後で「創造するのは俺だ!」とか「結末は俺が決める!」って言ってるんだから意味がわかりませんよね。自分を他人より格上の存在と認識しているようにしか聞こえません。
>カブトの虫取り棒のように物理的に吸収されたわけじゃ無いようなので今後も皆で変身してはゴロゴロが続きそうですね。
作った途端に戻ってきてましたね。まぁ戻ってきてもみんな見学してるだけなんですけど。剣士の使命に戦うことは含まれてないから仕方ありませんね。お掃除係に戦いを強いるなんて酷ですから。
>「聖剣」がモチーフで「多数の剣士の話」なのがアクションと販促においてこうも枷になっていると救いようがないですね。
個人的には剣ばかりだと単調になるのは、やる前からわかっていたことだと思っています。なんで容易に想像できたことを承知でやって、こんな惨状になるのかが理解できません。失敗とかいう以前に成功の可能性すら感じたことがありません。
コメントを書くのは久しぶりですが、作中の登場人物のほとんどが飛羽真に助けられてばかりだと思うのと、蓮が飛羽真に負けても認めない往生際の悪さを感じるのはじぶんだけでしょうか?ここまで見てきていろいろ思うことはありますが、飛羽真も物語の結末は自分が決めないと気が済まない性格だというのは明らかですよね。周りの他の剣士たちは飛羽真に結末を勝手に決められたりしても平然としているイエスマンみたいな人たちばかりでしょうし勝手に決めつけて申し訳ないですけど。最後にこれだけ言えるのは、飛羽真とゆかいな剣士たち状態が苦手な人にはセイバーは合わないってことでしょうかね。長々と長文失礼しました。
返信削除>蓮が飛羽真に負けても認めない往生際の悪さを感じるのはじぶんだけでしょうか?
削除私はそれ以上に蓮が何を考えているのかわからないことのほうが問題だと思っています。「強さは師匠の教えである」というシーンをわざわざ入れたので蓮にとっては強さというのは受け売り程度で本当はどうでもいいことなのかもしれません。それならば負けても認めないことは当然なのかもしれません。
しかしじゃあ蓮にとって本当に重要なことは何なのかと考えたときに何も心当たりがありません。もはや言葉自体が陳腐化している「剣士の使命」かな?と思うくらいに何もありません。これで話を引っ張るのは無理だと思います。
そしてそもそも蓮自体に興味がないので時間をかけられるほどうざく感じます。強引にでもさっさと終わらせるのが現状だとベストだと思います。
>飛羽真とゆかいな剣士たち状態が苦手な人にはセイバーは合わないってことでしょうかね。
飛羽真中心のお話であることは間違いないと思います。そして近年のニチアサではむしろそれが基本だと思います。特にセイバー固有の問題ではないと思います。