『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』 第11話「撮影は続くよどこまでも」:感想

2018年4月22日

■ギャグ回
・今回は次回予告の印象どおりのギャグ回でした。見たままが全てなのであまり語ることがありません。
咲也の女装は予想していたよりも本格的で驚きました。無駄に茶化そうとしないことは良いことだと思います。

・ギャグ以外だと咲也の掘り下げが少しあったくらいでした。
警察側の中では咲也は優遇されていますね。2人と絡ませやすいし、後輩ポジションなので間接的に圭一郎とツカサも持ち上げられて便利だからでしょうか。

■必然性
・ワイヤーアクションをすることにいくらか必然性があったことは良かったです。
ワイヤーアクションは動作が大きい分、理由もなくやると浮いてしまいがちです。遊んでいるみたいに見えて、かえってかっこ悪く見えてしまうこともあります。今回は「転ばせる能力に対抗するため」という必然性があって良かったです。

・キャンペーンアイテムのハンマーも敵の能力と絡めてたぶん今回限りの登場に理由を持たせてありました。換装パーツのマイナーチェンジというとジュウオウジャーを思い出します。
ハンマーの重厚感を出すために動かせない分、ジオラマを密集させていたところが素晴らしかったと思います。ロボが動き回らない理由と画面の密度を上げる視覚効果を両方発揮できていました。


次回もメインストーリーとは関係無さそうなお話だと思ったら 、脚本はルパパト初参加の荒川稔久さんらしいです。
荒川さんといえば、同じ香村さんがシリーズ構成を務めていたジュウオウジャーにも参加していました。田中仁さんもいずれ来るかもしれませんね。元々形式的要素の多いルパパトだと更に話が固くなりそうでやや不安です。

コメント

4 件のコメント :

  1. こんにちは。

    2回目となるサブライター担当脚本でしたが、ギャグやりながらパトレン2号の背景説明してるだけだったので割かしスムーズに話が展開していた様に思います。
    撮影所が舞台だったからか予算と時間の節約目的だったからか本当に東映撮影所施設内で全部撮影してましたね。

    返信削除
    返信
    1. 匿名さん、こんにちは。

      >2回目となるサブライター担当脚本でしたが、ギャグやりながらパトレン2号の背景説明してるだけだったので割かしスムーズに話が展開していた様に思います。

      私もそう思います。
      無理して失敗するよりシンプルにまとめていくほうが良いと思います。挑戦して失敗したら必ず経験を積めるものでもありませんし、成功しても経験は積めますからね。

      >撮影所が舞台だったからか予算と時間の節約目的だったからか本当に東映撮影所施設内で全部撮影してましたね。

      節約の意図はあったと思います。
      どうせ節約回はいずれ避けられないことですから、特に意味もなく撮影所だけを映すよりも理由があるだけずっと良かったと思います。
      「警察のアピール用の映画」ですから外でロケするほどの予算と時間がそれほどあるとも思えませんしね。

      削除
  2. そんなことで?って思われるかも知れませんが、朔也が張り切っている理由付けがしっかりと組み込まれているのが良かったです(近年の映画作品、特にギャグパートだと特に理由もなく張り切ってるキャラとかいるので)
    先輩たちのカッコ良さを世に知らしめたいという真っ当な理由も少しウルッときました

    返信削除
    返信
    1. ギャグ回でやるにはちょうどいいくらいのドラマ要素だったと思います。

      個人的には咲也の言動の真偽については懐疑的ですが。圭一郎の「俺、そんなこと言ったかな?」という言葉もそうですが、咲也の目的も嘘とも真実とも取れる内容だったと思います。普段の言動から判断すると、モテたいが6割で2人のためが4割くらいじゃないかと私は解釈しました。
      咲也が警察学校時代に優秀だったかどうかは2人はある程度知っているでしょうし、第一目標は何であれ国際警察に入れるほど努力したのは確かですからね。

      削除

 コメントは承認後に表示されます。
*過度に攻撃的な言葉や表現が含まれている場合、承認されない場合がございます。節度と良識を保った発言をお願いいたします。