『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』 第20話「新たな快盗は警察官」:感想

2018年6月24日

【ストーリー】

■敵か味方か
・快盗で警察でもあり両方であることを隠そうとしないノエルは、視聴者から見ても快盗から見ても警察からも半信半疑の存在でいいみたいです。次回予告の感じからするとしばらくはこの話をするみたいですね。

・本人の言葉を信じるなら警察用のvsチェンジャーやビークルを開発したのはノエルらしいです。
そう聞いたときはてっきりグッディも知らなかったビークルを改造したのはノエルなのかなと思いましたが、その後でグッディがノエルとは友達とか言い出してまた混乱させられました。つくづく正体がわからない人物です。


【アクション】

■ルパン/パトレンエックス
・リバーシブルなデザインは面白いと思いました。衣装の丈の長さなどで違いをアレンジしているところがユニークだと思います。

・個人的には頭部のデザインが面白いと思いました。
シルクハットをあしらったルパンレンジャーと警察帽のパトレンのモチーフを、顔の中心にあるX字のマスクを挟んで上下に両方のデザインがあしらってありました。Xをひっくり返すことで快盗モードと警察モードを切り替え、同時に顎のラインが変わるところがよくできていると思いました。

・アクションもラフプレイもある快盗と固めな動きの警察に対して、エックスは上品でスタイリッシュな動きで差別化できていると思います。特別珍しいものではないけれど良いと思います。奇をてらうのが全てではないので「普通に良い」は良いことです。

■Xロッドソード
・あの剣の名前はXロッドソードだそうです。
なるほど。警察モードは十手で、快盗だと剣なのかと納得しつつも「でも全体のデザインが剣よりで十手モードでも充分剣っぽいな」とやや冷ややかに見ていましたが、ロボに搭乗したときのレバーにもなるのは意外性があって面白かったです。ここでも衣装や列車と同様に「ひっくり返す」という基本ギミックが一貫しているんですね。

・通常武器のXチェンジャーも面白い試みに思えます。
通例のパターンからいくと、変身に使ってる銃が合体ロボのメインパーツ、もしくは合体パーツですよね。変身アイテム自体とロボを兼用させるのはこれまでにない取り組みでしょう。個人的にはそこをまとめるのは有りじゃないかなと思います。変身アイテムに専用武器に巨大ロボと追加戦士はやたらに多くなりがちですからね。


次回は引き続き追加戦士のノエルの話になりそうでした。コレクション関連で延々と引っ張っているのでノエルは早めに一段落させてくれることを期待します。



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