『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』 第19話「命令違反の代償」:感想

2018年6月17日


■キャラ無視の代償
・次回予告から予想したとおりに酷かったです。ストーリーは最低で、アクションも特に目立ったところがなく、まるで見どころがありませんでした。

・ストーリー全体は不快感しかない審議官中心な上に何の捻りもないオチで面白さが欠片もありませんでした。
全体の構成だけでなく途中のシチュエーションも不自然なものだらけでした。超自然現象を起こすコレクションを使うギャングラーと日々戦っている圭一郎たちが「これはおかしい。自然現象かな?」なんて思うわけがないと思います。これはおかしい、の後に続くのは「まさかギャングラーの仕業か?!」でしょう。一万歩譲ってそんな勘違いを起こすにしても、攻撃されてもまだ気づかないなんて絶対あり得ないと思います。そんなアホはパトレンに選ばれないと思います。

・個人回のはずなのに咲也の話としても全然面白くないのが致命的でした。
圭一郎とツカサを助けに行こうとした理由すら定かではありませんでした。助けに行くこと一つにしても正義感に仲間思い、職務への忠実さ、自分独自のこだわり、はたまたモテたいからかっこいいからとキャラが動く理由は無数にあるはずです。それが何かを描けなければ掘り下げにはなりません。主役だったはずの咲也ですらも「こういう話だから」というシチュエーションに動かされていました。どこまでもどうしようもない話だったと思います。


次回は追加戦士が登場するようです。
10話から動きがないと思ったまま20話での追加戦士登場を迎えました。香村さんが登板したのもクレーン&ドリルの2回だけで、ここ10話は明らかに捨て回でしかなかったようです。これだけ長いのはマイナスです。追加戦士の登場に合わせて一気に動かしてほしいところですが、追加戦士が登場した後の数話は紹介と活躍用に時間が割かれることが多いので不安です。

コメント

2 件のコメント :

  1. 怪人の透明化能力を破る流れが適当過ぎたと思いました。コレクションの力を使う際に金庫が光るって、それなら圭一朗たちでも普通に見破れたのでは…あと、咲也に活躍させたいなら、カラーボールを投げつける役をルパレンじゃなく咲也にさせれば良かったと思います。

    返信削除
    返信
    1. そこも超雑でしたね。あれでは二人がちゃんとしていれば咲也が命令違反を犯す必要性がありませんでした。咲也が動くことが今回のドラマの中心であるならば、カラーボールのように咲也に彼だけが気づいた対策を持たせるべきだったと思います。

      削除

 コメントは承認後に表示されます。
*過度に攻撃的な言葉や表現が含まれている場合、承認されない場合がございます。節度と良識を保った発言をお願いいたします。